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公開番号2025114835
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2025082472,2022173668
出願日2025-05-16,2022-10-28
発明の名称酸化マグネシウム顆粒及びそれを含有する酸化マグネシウム錠剤及び細粒剤、並びにそれらの製造方法
出願人セトラスホールディングス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類C01F 5/08 20060101AFI20250729BHJP(無機化学)
要約【課題】ハンドリング性の向上及び黒ずみ発生の抑制を図るための酸化マグネシウム顆粒及びそれを含有する酸化マグネシウム錠剤及び細粒剤、並びにそれらの製造方法の提供。
【解決手段】水和度が35%以上である酸化マグネシウム顆粒及びそれを含有する酸化マグネシウム錠剤及び細粒剤、並びにそれらの製造方法を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水和度が35%以上である酸化マグネシウム顆粒。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
BET比表面積が15~150m
2
/gである、請求項1に記載の酸化マグネシウム顆粒。
【請求項3】
かさ密度が0.4~1.2g/mLである、請求項1に記載の酸化マグネシウム顆粒。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の酸化マグネシウム顆粒を含有する酸化マグネシウム錠剤。
【請求項5】
請求項1~3のいずれか1項に記載の酸化マグネシウム顆粒を含有する原料を打錠することを含む酸化マグネシウム錠剤の製造方法。
【請求項6】
請求項1~3のいずれか1項に記載の酸化マグネシウム顆粒を製造するための方法であって、
水酸化マグネシウムを焼成することにより酸化マグネシウムを得ることを含み、
前記焼成は1000℃以下の温度でのみ実施される、酸化マグネシウム顆粒の製造方法。
【請求項7】
請求項1~3のいずれか1項に記載の酸化マグネシウム顆粒を含有する酸化マグネシウム細粒剤。
【請求項8】
請求項1~3のいずれか1項に記載の酸化マグネシウム顆粒を含有する原料を再度造粒することを含む酸化マグネシウム細粒剤の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、酸化マグネシウム顆粒及びそれを含有する酸化マグネシウム錠剤及び細粒剤、並びにそれらの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
酸化マグネシウム顆粒を含有する錠剤や細粒剤は、制酸、緩下、マグネシウム補給、抗低マグネシウム血症など各種用途へ広く使用されている。
【0003】
ところで、酸化マグネシウム錠剤における打錠成形性向上のために、活性の異なる2種類の酸化マグネシウムを混合することが知られている。例えば、特許文献1において、低活性酸化マグネシウムと中高活性酸化マグネシウムとの混合物である酸化マグネシウム顆粒が開示されている。
【0004】
また、酸化マグネシウム顆粒では、例えば、特許文献2において、水酸化マグネシウム及び/又は炭酸マグネシウムからなる被覆層で覆われる構成が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6343338号公報
特許第4833567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、酸化マグネシウム顆粒のハンドリング性の向上及び黒ずみ発生の抑制にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、鋭意検討した結果、水和度の高い酸化マグネシウム顆粒の取得に成功した。また、本発明者らは、水和度の高い酸化マグネシウム顆粒を用いることにより、ハンドリング性の向上及び黒ずみ発生を抑制できることを見出し、本発明に想到した。
【0008】
即ち、本発明は例えば以下の態様を提供する。
[1] 水和度が35%以上である酸化マグネシウム顆粒。
[2] [1]に記載の酸化マグネシウム顆粒において、BET比表面積が15~150m
2
/gである。
[3] [1]又は[2]に記載の酸化マグネシウム顆粒において、かさ密度が0.4~1.2g/mLである。
[4] [1]から[3]のいずれか1項に記載の酸化マグネシウム顆粒を含有する酸化マグネシウム錠剤。
[5] 酸化マグネシウム錠剤の製造方法である。製造方法は、[1]から[3]のいずれか1項に記載の酸化マグネシウム顆粒を含有する原料を打錠することを含む。
[6] [1]から[3]のいずれか1項に記載の酸化マグネシウム顆粒を製造するための方法である。上記方法は、水酸化マグネシウムを焼成することにより酸化マグネシウムを得ることを含む。上記焼成は1000℃以下の温度でのみ実施される。
[7] [1]から[3]のいずれか1項に記載の酸化マグネシウム顆粒を含有する酸化マグネシウム細粒剤である。
[8] 酸化マグネシウム細粒剤の製造方法である。製造方法は、[1]から[3]のいずれか1項に記載の酸化マグネシウム顆粒を含有する原料を再度造粒することを含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、酸化マグネシウム顆粒のハンドリング性の向上及び黒ずみ発生の抑制が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施例1及び5並びに比較例1及び2で得られた錠剤の側面を示す写真である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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