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公開番号
2025122519
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024018075
出願日
2024-02-08
発明の名称
空中浮遊映像表示装置
出願人
マクセル株式会社
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
G02B
30/56 20200101AFI20250814BHJP(光学)
要約
【課題】より好適な空中浮遊映像表示装置を提供すること。本発明によれば、持続可能な開発目標(SDGs)の「3すべての人に健康と福祉を」、「9産業と技術革新の基盤をつくろう」、「11住み続けられるまちづくりを」に貢献する。
【解決手段】空中浮遊映像表示装置であって、映像を表示する表示パネルと、表示パネルからの映像光を反射させ、反射した光により空中に実像の空中浮遊映像を表示させる再帰反射板と、表示パネルと再帰反射板との間に配置され、表示パネルからの映像光の進行方向を変化させる光束進行方向変更シートと、を備え、光束進行方向変更シートは表示パネルに近接して配置されている。
【選択図】図14B
特許請求の範囲
【請求項1】
空中浮遊映像表示装置であって、
映像を表示する表示パネルと、
前記表示パネルからの映像光を反射させ、反射した光により空中に実像の空中浮遊映像を表示させる再帰反射板と、
前記表示パネルと前記再帰反射板との間に配置され、前記表示パネルからの映像光の進行方向を変化させる光束進行方向変更シートと、を備え、
前記光束進行方向変更シートは前記表示パネルに近接して配置されている、
空中浮遊映像表示装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記光束進行方向変更シートは、
表面に所定のピッチで形成される溝を有し、
前記光束進行方向変更シートに入射される際の前記表示パネルの所定の一点から射出した映像光の広がり幅が前記ピッチよりも狭くなるように、配置されている、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記光束進行方向変更シートは、
表面に所定のピッチで形成される溝を有し、
前記光束進行方向変更シートに入射される際の前記表示パネルの所定の一点から射出した映像光の広がり幅が前記ピッチの3倍よりも狭くなるように、配置されている、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項4】
請求項2に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記光束進行方向変更シートを複数枚備え、
前記光束進行方向変更シートのそれぞれは、前記光束進行方向変更シートに入射される際の映像光の広がり幅が前記ピッチよりも狭くなるように、配置されている、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項5】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記光束進行方向変更シートは、前記表示パネルとの間隔が前記表示パネルと前記再帰反射板との間隔の1/2以下となるように、前記表示パネルに近接して配置されている、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項6】
請求項5に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記光束進行方向変更シートと前記再帰反射板との間に配置される映像光制御シートをさらに備え、
前記映像光制御シートは、前記表示パネルとの間隔が前記表示パネルと前記再帰反射板との間隔の1/2以下となるように、前記光束進行方向変更シートに近接して配置されている、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項7】
請求項6に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記映像光制御シートは、前記光束進行方向変更シートにより進行方向が変化した映像光の主光線を透過する、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項8】
請求項6に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記映像光制御シートは、光透過部と光遮蔽部とが交互に配置されて構成され、
前記光束進行方向変更シートから出射される映像光の出射角ψと、前記映像光の発散角φaと、前記光透過部を介して前記映像光を視認可能な範囲である可視角度βとが、ψ+φa≦βの関係を満たす、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項9】
請求項8に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記映像光制御シートは、前記光束進行方向変更シートの表面に対して傾斜角度θxだけ傾斜して設けられ、
前記映像光制御シートの傾斜角度θxと、前記映像光の出射角ψと、前記光遮蔽部の傾斜角γとが、ψ-γ=θxの関係を満たす、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項10】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記表示パネルが鉛直方向に沿って配置され、
前記光束進行方向変更シートは、前記表示パネルからの映像光の進行方向を斜め下方に変更させるものであり、
前記再帰反射板により反射されて斜め上方に進行する映像光によって前記空中浮遊映像が表示される、
空中浮遊映像表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空中浮遊映像表示装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
空中浮遊情報表示技術については、例えば、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-128722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の開示では、空中浮遊映像の実用的な明るさや品位を得るための構成や、ユーザが空中浮遊映像をより楽しく視認するための構成などについての考慮は十分ではなかった。
【0005】
本発明の目的は、より好適な空中浮遊映像表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、空中浮遊映像表示装置であって、映像を表示する表示パネルと、前記表示パネルからの映像光を反射させ、反射した光により空中に実像の空中浮遊映像を表示させる再帰反射板と、前記表示パネルと前記再帰反射板との間に配置され、前記表示パネルからの映像光の進行方向を変化させる光束進行方向変更シートと、を備え、前記光束進行方向変更シートは前記表示パネルに近接して配置されているものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、より好適な空中浮遊映像表示装置を実現できる。これ以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明において明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の使用形態の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板の投影図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板の上面図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す斜視図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す上面図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す側面図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成例を示す図である。ある。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部を示す配置図である。
本発明の一実施例に係る表示装置の構成を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る表示装置の構成を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る映像表示装置の光源拡散特性を説明するための説明図である。
本発明の一実施例に係る映像表示装置の拡散特性を説明するための説明図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空中浮遊映像表示装置の主要部構成を説明する拡大図である。
本発明の一実施例に係る空中浮遊映像表示装置の主要部構成を説明する拡大図である。
本発明の一実施例に係る映像光制御シートの構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部構成を説明する拡大図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置における各種設定値の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は実施例の説明に限定されるものではなく、本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更および修正が可能である。また、本発明を説明するための全図において、同一の機能を有するものには、同一の符号を付与し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
【0010】
以下の実施例は、映像発光源からの映像光による映像を、ガラス等の空間を仕切る透明な部材を介して透過して、前記透明な部材の外部に空間浮遊映像として表示することが可能な映像表示装置に関する。なお、以下の実施例の説明において、空間に浮遊する映像を「空間浮遊映像」という用語で表現している。この用語の代わりに、「空中像」、「空間像」、「空中浮遊映像」、「表示映像の空間浮遊光学像」、「表示映像の空中浮遊光学像」などと表現してもかまわない。実施例の説明で主として用いる「空間浮遊映像」との用語は、これらの用語の代表例として用いている。
(【0011】以降は省略されています)
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