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公開番号2025115026
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009329
出願日2024-01-25
発明の名称ブレッダー粉、揚げ物、及び揚げ物の製造方法
出願人日東富士製粉株式会社
代理人デロイトトーマツ弁理士法人
主分類A23L 7/157 20160101AFI20250730BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】油ちょう直後の曳きのないソフトで口溶けの良い食感を長い時間維持する揚げ物の衣を調製できるブレッダー粉、このブレッダー粉から調製された衣材を備える揚げ物、及びこの揚げ物の製造方法を提供する。
【解決手段】レッダー粉が、もち性小麦粉及び米粉を含有し、このブレッダー粉中のこのもち性小麦粉の含有量が1~15質量%であり、このブレッダー粉中のこの米粉の含有量が5~15質量%である。揚げ物がこのブレッダー粉から調製された衣材を備える。揚げ物の製造方法が、このブレッダー粉が付着されている種物を油ちょうする油ちょう工程を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ブレッダー粉であって、
もち性小麦粉及び米粉を含有し、
当該ブレッダー粉中の当該もち性小麦粉の含有量が1~15質量%であり、
当該ブレッダー粉中の当該米粉の含有量が5~15質量%であるブレッダー粉。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記米粉の平均粒径が30~50μmである、請求項1に記載されたブレッダー粉。
【請求項3】
小麦粉を更に含有する、請求項1に記載されたブレッダー粉。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載されたブレッダー粉から調製された衣材を備える揚げ物。
【請求項5】
フライドチキン又は唐揚げである、請求項4に記載された揚げ物。
【請求項6】
請求項1~3のいずれか1項に記載されたブレッダー粉が付着されている種物を油ちょうする油ちょう工程を含む、揚げ物の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブレッダー粉、揚げ物、及び揚げ物の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
肉、魚等の種物に打ち粉、バッター、ブレッダー粉等を付着させ、油ちょうして調理される揚げ物が広く市販されている。揚げ物の種類によって、打ち粉だけ付けるもの、打ち粉とバッターを付けるもの、打ち粉とバッターとブレッダー粉とを付けるものがある。特許文献1には、打ち粉と、バッター用ミックス粉と、ブレッダー用ミックス粉とを有する揚げ物用衣材であって、当該打ち粉はパン粉を含み、当該バッター用ミックス粉及びブレッダー用ミックス粉のうち少なくとも一方は、平均粒径70μm以下のうるち米粉を含む揚げ物用衣材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-178639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、油ちょう直後に曳きのないソフトで口溶けの良い食感を長い時間維持する衣材を備える揚げ物が希求されている。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、油ちょう直後の曳きのないソフトで口溶けの良い食感を長い時間維持する揚げ物の衣を調製できるブレッダー粉、当該ブレッダー粉から調製された衣材を備える揚げ物、及び当該揚げ物の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは上記課題に鑑み検討を重ね、もち性小麦粉及び米粉を含有し、これらの含有量が特定の範囲にあるブレッダー粉は、油ちょう直後の曳きのないソフトで口溶けの良い食感を長い時間維持する揚げ物の衣を調製できることを見出した。本発明はこれらの知見に基づき完成されるに至ったものである。
【0007】
本発明は、ブレッダー粉であって、もち性小麦粉及び米粉を含有し、当該ブレッダー粉中の当該もち性小麦粉の含有量が1~15質量%であり、当該ブレッダー粉中の当該米粉の含有量が5~15質量%であるブレッダー粉に関する。
前記米粉の平均粒径は、好ましくは30~50μmである。
前記ブレッダー粉は、好ましくは小麦粉を更に含有する。
【0008】
また本発明は、前記ブレッダー粉から調製された衣材を備える揚げ物に関する。
前記揚げ物は、好ましくはフライドチキン又は唐揚げである。
【0009】
さらに本発明は、前記ブレッダー粉が付着されている種物を油ちょうする油ちょう工程を含む、揚げ物の製造方法に関する。
【発明の効果】
【0010】
本発明のブレッダー粉は、油ちょう直後の曳きのないソフトで口溶けの良い食感を長い時間維持する揚げ物の衣を調製できるブレッダー粉を提供する。本発明の揚げ物は、油ちょう直後の曳きのないソフトで口溶けの良い食感を長い時間維持する揚げ物を提供する。さらに本発明の揚げ物の製造方法は、油ちょう直後の曳きのないソフトで口溶けの良い食感を長い時間維持する揚げ物の製造方法を提供する。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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