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公開番号
2025115416
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024009859
出願日
2024-01-26
発明の名称
生体信号検出モジュールおよび生体信号検出システム
出願人
株式会社デンソー
,
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社ミライズテクノロジーズ
代理人
弁理士法人明成国際特許事務所
主分類
A61B
5/11 20060101AFI20250731BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】生体信号の発生源の近くにおいて狭い接触範囲で生体信号を測定できる技術を提供する。
【解決手段】生体信号検出モジュールは、生体信号検出モジュール100であって、被測定者HMの生体信号を検出する複数のセンサ110と、複数のセンサが設けられた支持体120であって、被測定者の上半身と接する物品300において被測定者の胸部または背中に接する位置に設けられる支持体と、を備え、複数のセンサのそれぞれにおける生体信号の検出範囲は、生体信号の発生源を含む臓器よりも小さい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
生体信号検出モジュール(100)であって、
被測定者(HM)の生体信号を検出する複数のセンサ(110)と、
前記複数のセンサが設けられた支持体(120)であって、前記被測定者の上半身と接する物品(300)において前記被測定者の胸部または背中に接する位置に設けられる支持体と、を備え、
前記複数のセンサのそれぞれにおける前記生体信号の検出範囲は、前記生体信号の発生源を含む臓器よりも小さい、生体信号検出モジュール。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の生体信号検出モジュールであって、
前記複数のセンサは、前記複数のセンサのうちのいずれか2つのセンサの各前記検出範囲の中心を結ぶ方向と前記支持体の高さ方向とが交差するように配置される、生体信号検出モジュール。
【請求項3】
請求項1に記載の生体信号検出モジュールであって、
前記複数のセンサは、前記複数のセンサのうちのいずれか2つのセンサの各前記検出範囲の中心を結ぶ方向と前記支持体の幅方向とが交差するように配置される、生体信号検出モジュール。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の生体信号検出モジュールであって、
前記複数のセンサのうち隣接するセンサ同士の間隔が前記臓器の長さ以下である、生体信号検出モジュール。
【請求項5】
請求項4に記載の生体信号検出モジュールであって、
前記間隔が前記臓器の幅以下である、生体信号検出モジュール。
【請求項6】
請求項5に記載の生体信号検出モジュールであって、
前記複数のセンサは、幅が4cm以下の圧電センサである、生体信号検出モジュール。
【請求項7】
請求項2または請求項3に記載の生体信号検出モジュールであって、
前記複数のセンサは等間隔に配置される、生体信号検出モジュール。
【請求項8】
請求項2または請求項3に記載の生体信号検出モジュールであって、
前記複数のセンサは、前記支持体において、予め定められた点から離れるにつれて粗に配置される、生体信号検出モジュール。
【請求項9】
請求項6に記載の生体信号検出モジュールであって、
前記支持体の厚みは、0.5mm以上、20mm以下である、生体信号検出モジュール。
【請求項10】
請求項6に記載の生体信号検出モジュールであって、更に、
前記支持体に設けられる錘を備える、生体信号検出モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、生体信号検出モジュールおよび生体信号検出システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
センサを被測定者に装着させず、かつ被測定者を拘束させることなく、生体信号を検出する技術が知られている。特許文献1には、生体を横切るように配置した複数のセンサを用いて生体信号を検出する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2006/120754号公報
特開2019-10436号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一つのセンサが生体に接触する範囲が広い場合、出力信号における所望信号のSN(Signal to Noise)比が悪化する。そのため、生体信号の発生源の近くにおいて狭い接触範囲で生体信号を測定できる技術が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
本開示の一形態によれば、生体信号検出モジュール(100)が提供される。この生体信号検出モジュールは、被測定者(HM)の生体信号を検出する複数のセンサ(110)と、前記複数のセンサが設けられた支持体(120)であって、前記被測定者の上半身と接する物品(300)において前記被測定者の胸部または背中に接する位置に設けられる支持体と、を備え、前記複数のセンサのそれぞれにおける前記生体信号の検出範囲は、前記生体信号の発生源を含む臓器よりも小さい。
【0007】
この形態の生体信号検出モジュールによれば、生体信号の発生源の近くにおいて狭い接触範囲で生体信号を測定できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
生体信号検出システムの構成を示す概要図である。
複数のセンサの配置の一例を示す説明図である。
生体信号取得装置200の構成を示す概要図である。
第2実施形態における複数のセンサの配置の一例を示す説明図である。
第3実施形態における生体信号検出システムの構成を示す概要図である。
第4実施形態における生体信号検出モジュールの説明図である。
第5実施形態における生体信号検出モジュールの説明図である。
他の実施形態における生体信号検出モジュールの説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A.第1実施形態:
図1に示す生体信号検出システム10は、被測定者HMの生体信号を検出する。生体信号は、被測定者HMから発生した振動を示す信号である。本実施形態において、生体信号は、間欠的に発生する、被測定者HMの心臓HHにおける機械的振動または音響振動を含む心臓HHの心音、または、心臓HHにより拍出される血液の勢いに起因する振動である心弾道である。心臓HH内における機械的振動または音響振動は、心臓HHの弁の開閉、または、心臓HH内へ流入もしくは心臓HHから流出する血液の移動によりもたらされる。心音は、心臓HHの拍動に伴って発生する音であり、媒質を介して伝播する弾性波である。
【0010】
正常時では、心音は、心室収縮期の初めに左右の房室弁が閉鎖することにより発生する第1心音と、心室収縮期の直後に大動脈弁と肺動脈弁が閉鎖することにより発生する第2心音とからなる周期信号である。一般的には、第1心音は低調で長く、第2心音は高調で短い。第1心音から第2心音までの期間が心臓HHの収縮期であり、第2心音から次の周期の第1心音までの期間が心臓HHの拡張期である。第1心音から次の第1心音までの期間又は第2心音から次の第2心音までの期間が心拍間隔(HRI:Heart Rate Interval)に相当し、1分間の第1心音の数又は第2心音の数が心拍数に相当する。
(【0011】以降は省略されています)
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