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公開番号
2025113864
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024008241
出願日
2024-01-23
発明の名称
電力変換モジュール
出願人
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20250728BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】構成を簡素化しつつ外部機器との接続性を向上できる電力変換モジュールを提供すること。
【解決手段】電力変換モジュールは、回路ユニット201,202、切替スイッチ80、P端子111、N端子112、および充電端子113を備える。回路ユニット201は第1インバータを構成し、回路ユニット202は第2インバータを構成する。充電端子113は、第2インバータに電気的に接続され、充電のために外部機器に電気的に接続される。回路ユニット201,202は、互いに共通の構造を有する。回路ユニット201に対するP端子111およびN端子112の配置と、回路ユニットに対する充電端子113の配置とが異なる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
回転電機(3)の巻線の一端に接続される第1インバータ(8)を構成する第1回路ユニット(201)と、
前記巻線の他端に接続される第2インバータ(9)を構成する第2回路ユニット(202)と、
前記第1インバータと前記第2インバータとをつなぐ経路に設けられ、閉状態で直流電源(2)と前記第2インバータとを接続し、開状態で前記直流電源と前記第2インバータとの接続を遮断する切替スイッチ(80)と、
前記第1インバータに電気的に接続され、平滑コンデンサ(7,22)を介して前記直流電源に接続される第1主端子(111,112)と、
前記第2インバータに電気的に接続され、充電のために外部機器(23)に電気的に接続される充電端子(113,113A)を含む第2主端子(113,114)と、
を備え、
前記第1回路ユニットと前記第2回路ユニットとは、互いに共通の構造を有しており、
前記第1回路ユニットに対する前記第1主端子の配置と前記第2回路ユニットに対する前記第2主端子の配置とが異なっている、電力変換モジュール。
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【請求項2】
前記第1回路ユニットと前記第2回路ユニットとは、所定方向に並んでおり、
前記第1主端子および前記第2主端子は、前記所定方向に並んでおり、
前記充電端子は、前記所定方向において前記第1主端子および前記第2主端子の一端に配置されている、請求項1に記載の電力変換モジュール。
【請求項3】
前記第1回路ユニットおよび前記第2回路ユニットは、前記所定方向に延びるバスバー(100)をそれぞれ有し、
前記第1主端子および前記第2主端子は、前記第1回路ユニットおよび前記第2回路ユニットを含む回路ユニットのうちの対応する前記回路ユニットの前記バスバーに連なっている、請求項2に記載の電力変換モジュール。
【請求項4】
前記第1回路ユニットおよび前記第2回路ユニットは、基板(50)と、前記基板に実装され、前記第1インバータおよび前記第2インバータを含むインバータのうち、対応する前記インバータを構成する半導体素子(60)と、をそれぞれ有し、
前記半導体素子は、相ごとに設けられた上アーム素子(61H,62H)および下アーム素子(61L、62L)を含み、
前記基板は、相ごとに設けられ、前記上アーム素子に電気的に接続されたP配線(514,524)と、前記下アーム素子に電気的に接続されたN配線(515,525)と、を有し、
各基板において、前記P配線、前記N配線、前記P配線、前記N配線、前記P配線の順に前記所定方向に並んでおり、
前記バスバーは、対応する前記回路ユニットにおいて、前記P配線に接続されたPバスバー(101,103)と、前記N配線に接続されたNバスバー(102,104)と、を含む、請求項3に記載の電力変換モジュール。
【請求項5】
前記第2インバータを構成する前記下アーム素子は前記第2インバータを構成する前記上アーム素子よりも、前記所定方向に直交する方向において前記第1主端子から離れた位置に配置されている、請求項4に記載の電力変換モジュール。
【請求項6】
前記半導体素子は、前記半導体素子と共通の電源配線に配置された前記切替スイッチよりも、前記所定方向に直交する方向において前記第1主端子から離れた位置に配置されている、請求項4または請求項5に記載の電力変換モジュール。
【請求項7】
前記切替スイッチは、前記所定方向において、前記第1回路ユニットと前記第2回路ユニットとの間に配置されている、請求項4または請求項5に記載の電力変換モジュール。
【請求項8】
前記所定方向において、前記第1回路ユニットが有する前記基板である第1基板(51)と前記第2回路ユニットが有する前記基板である第2基板(52)との間に配置された第3基板(53)を備え、
前記第3基板は、前記第1基板および前記第2基板とは異なる構造を有し、
前記切替スイッチは、前記第3基板に実装されている、請求項7に記載の電力変換モジュール。
【請求項9】
前記第1主端子は、前記第1回路ユニットにおいて前記Pバスバーに連なるP端子(111)と、前記Nバスバーに連なるN端子(112)と、を含み、
前記第2主端子は、前記第2回路ユニットにおいて前記Pバスバーおよび前記Nバスバーのいずれかに連なる前記充電端子のみを含む、請求項4に記載の電力変換モジュール。
【請求項10】
前記第1回路ユニットおよび前記第2回路ユニットは、前記所定方向において隣り合う前記P配線と前記N配線とに接続されたスナバ部品(70,71,72)をそれぞれ有する、請求項4に記載の電力変換モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この明細書における開示は、電力変換モジュールに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、回転電機の巻線の一端に接続される第1インバータ、巻線の他端に接続される第2インバータ、および切替スイッチを備えた電力変換モジュールを開示している。切替スイッチは、第1インバータと第2インバータとをつなぐ経路に配置され、閉状態で直流電源と第2インバータとを接続し、開状態で直流電源と第2インバータとの接続を遮断する。先行技術文献の記載内容は、この明細書における技術的要素の説明として、参照により援用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-179964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に代表される電力変換モジュールに対して外部機器を接続し、直流電源を充電する、もしくは、直流電源の電源電圧を用いて外部機器を充電する構成が考えられる。しかしながら、電力変換モジュールの構成を簡素化しようとすると、外部機器との接続性が低下する。上記した観点において、または言及されていない他の観点において、電力変換モジュールにはさらなる改良が求められている。
【0005】
開示されるひとつの目的は、構成を簡素化しつつ、外部機器との接続性を向上できる電力変換モジュールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示のひとつの態様は、電力変換モジュールであって、
回転電機(3)の巻線の一端に接続される第1インバータ(8)を構成する第1回路ユニット(201)と、
巻線の他端に接続される第2インバータ(9)を構成する第2回路ユニット(202)と、
第1インバータと第2インバータとをつなぐ経路に設けられ、閉状態で直流電源(2,21)と第2インバータとを接続し、開状態で直流電源と第2インバータとの接続を遮断する切替スイッチ(80)と、
第1インバータに電気的に接続され、平滑コンデンサ(7,22)を介して直流電源に接続される第1主端子(111,112)と、
第2インバータに電気的に接続され、充電のために外部機器(23)に電気的に接続される充電端子(113,113A)を含む第2主端子(113,114)と、
を備え、
第1回路ユニットと第2回路ユニットとは、互いに共通の構造を有しており、
第1回路ユニットに対する第1主端子の配置と第2回路ユニットに対する第2主端子の配置とが異なっている。
【0007】
開示の電力変換モジュールによれば、第1回路ユニットと第2回路ユニットとを共通構造とするため、電力変換モジュールの構成を簡素化することができる。また、主端子を回路ユニットから切り離し、第1回路ユニットに対する第1主端子の配置と第2回路ユニットに対する第2主端子の配置とを異ならせる。これにより、充電端子を外部機器と接続しやすい配置とすることができる。よって、構成を簡素化しつつ、外部機器との接続性を向上することができる。
【0008】
この明細書における開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を例示的に示すものであって、技術的範囲を限定することを意図するものではない。この明細書に開示される目的、特徴、および効果は、後続の詳細な説明、および添付の図面を参照することによってより明確になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
電力変換回路および駆動システムを示す図である。
回転電機の動作点マップの一例を示す図である。
スター結線駆動を示す図である。
オープン結線駆動を示す図である。
外部機器が接続された状態を示す回路図である。
電力変換モジュールと外部機器との接続構造を示す図である。
第1実施形態に係る電力変換モジュールを示す平面図である。
図7に対して、冷却器およびハウジングを省略した図である。
図7のIX-IX線に沿う断面図である。
図7のX-X線に沿う断面図である。
第2実施形態に係る電力変換モジュールが提供する電力変換回路を示す図である。
電力変換モジュールと外部機器との接続構造を示す図である。
第2実施形態に係る電力変換モジュールを示す図である。
第3実施形態に係る電力変換モジュールと外部機器との接続構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面に基づいて複数の実施形態を説明する。なお、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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