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公開番号
2025116517
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024010989
出願日
2024-01-29
発明の名称
電子機器
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人サトー
主分類
H05K
7/20 20060101AFI20250801BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】ファン装置の不具合の発生を抑制するとともに信頼性を向上できる電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器1は、発熱部品を収容する筐体10と、筐体の冷却面101を上方から覆うように配置され、筐体の冷却面との間に冷媒の流路40を形成する覆い部20と、流路の下流側に配置され、流路に冷媒を流すためのファン装置30と、を備え、ファン装置は、筐体の冷却面から上方に離れた位置に設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
発熱部品を収容する筐体(10)と、
前記筐体の冷却面(101)を上方から覆うように配置され、前記筐体の前記冷却面との間に冷媒の流路(40)を形成する覆い部(20)と、
前記流路の下流側に配置され、前記流路に前記冷媒を流すためのファン装置(30)と、を備え、
前記ファン装置は、前記筐体の前記冷却面から上方に離れた位置に設けられる、
電子機器。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記覆い部は、前記流路の内部と外部とを連通する連通する通気口(23)が形成されており、
前記ファン装置は、前記通気口に上方から対向するインペラ(311)を有し、
前記通気口は、前記インペラの外周部よりも内側に位置している、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記通気口は、平面視において、前記インペラの中心と重なるように位置している、
請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記通気口は、前記流路の内部と外部とを連通する連通する複数の孔(231)を有する、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記筐体は、前記筐体の前記冷却面に設けられ、前記流路において前記冷媒の流れる方向に沿って延びるフィン(11)を有し、
前記フィンの一部は、平面視において、前記ファン装置と重なるように位置している、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記フィンの一部の上端(11a)は、前記フィンの他の部分の上端(11b)よりも下方に位置している、
請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記流路は、前記筐体の前記冷却面と前記覆い部との間に形成された入口(401)を有し、
前記筐体は、前記入口と繋がる位置に設けられ、前記流路において前記冷媒の流れる方向とは反対方向に向かって下方に傾斜して形成された傾斜部(12)を更に有する、
請求項1に記載の電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両等に搭載される例えばECU(Electronic Control Unit)等の電子機器が知られている。電子機器は、基板を収容し、収容される基板に対向する面の外側に複数のフィンが立設された筐体と、筐体上であって、収容される基板に対向する面の外側に設けられ、複数のフィンに対して送風する冷却ファンと、を備え、複数のフィンの間に流路が形成され、冷却ファンは流路の入口に対して送風する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-75116号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来構成では、冷却ファンの上方から吸い込んだ空気をフィンに向かって送風する構成が採用されている。冷却ファン等のファン装置に吸い込まれる空気には、砂塵等の異物が含まれることがある。この場合、ファン装置の吸気口に対して異物が侵入すると、ファン装置の一部を構成する例えばインペラ等の羽部分に異物が接触してしまい、ファン装置の故障や異音の発生等の不具合が生じるおそれがある。
【0005】
例えば、ファン装置に対して、異物の侵入を防ぐフィルタを設けることが考えられるが、フィルタの目詰まりやファン装置の吸気性能の低下といった問題が懸念される。このように、異物の侵入に起因するファン装置の不具合の発生を抑制する点において改善の余地があった。
【0006】
本開示は、上記した問題点を鑑みてなされたものであり、その目的は、ファン装置の不具合の発生を抑制するとともに信頼性を向上できる電子機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、一態様としての電子機器は、発熱部品を収容する筐体と、前記筐体の冷却面を上方から覆うように配置され、前記筐体の前記冷却面との間に冷媒の流路を形成する覆い部と、前記流路の下流側に配置され、前記流路に前記冷媒を流すためのファン装置と、を備え、前記ファン装置は、前記筐体の前記冷却面から上方に離れた位置に設けられる。
【0008】
これによれば、流路内に侵入した異物がファン装置に接触することを回避できる。これにより、ファン装置の不具合の発生を抑制することができる。よって、電子機器の信頼性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態による電子機器の構成の一例を概略的に示す斜視図
第1実施形態による電子機器について、覆い部とファン装置とを分解して示す斜視図
第1実施形態による電子機器の構成の一例を概略的に示す断面図
第1実施形態による電子機器について、筐体の構成を概略的に示す平面図
第1実施形態による電子機器について、覆い部に形成された通気口の他の例を示す図
第2実施形態による電子機器について、筐体に設けられた傾斜部の一例を概略的に示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、複数の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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