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公開番号
2025115444
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024009898
出願日
2024-01-26
発明の名称
乗員検知装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01V
3/12 20060101AFI20250731BHJP(測定;試験)
要約
【課題】高精度に乗員の人数を特定することができる。
【解決手段】乗員検知装置は、第1の時刻に複数の乗員が検知された場合、第1の時刻より1つ後の第2の時刻には、第2の時刻に点群について特定された1つ以上のピークの最大のピーク値に対して第1の比率を掛け合わせて第1の閾値を算出し、1つ以上のピークのうち第1の閾値以上のピーク値を有するピークを乗員の数としてカウントし、第1の時刻に1人の乗員が検知された場合、第2の時刻には、第2の時刻に点群について特定された1つ以上のピークの最大のピーク値に対して第1の比率より高い第2の比率を掛け合わせて第2の閾値を算出し、第2の時刻に特定された1つ以上のピークのうち第2の閾値以上のピーク値を有するピークを乗員の数としてカウントする。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の車室内に向けて送信した送信波が前記車室内の乗員により反射された反射波に基づいて、前記車室内の空間に対応する3次元マップ上に、前記車室内に存在している乗員の位置を表す1つ以上の検知点を点群として示した点群情報を取得する取得部と、
前記3次元マップ上において、前記車室内で互いに隣り合う複数の着座領域が延びる方向に前記複数の着座領域のそれぞれを所定幅ごとに分割する複数の関心領域に出現したそれぞれの点群をカウントし、前記複数の関心領域内における点群のピーク位置とピーク値とを特定する演算部と、
前記ピーク位置と前記ピーク値とに基づいて乗員が存在するか否かの判定を行う判定部と、を備え、
前記判定部は、
第1の時刻に複数の乗員が検知された場合、前記第1の時刻より1つ後の第2の時刻には、前記第2の時刻に前記点群について特定された1つ以上のピークの最大のピーク値に対して第1の比率を掛け合わせて第1の閾値を算出し、前記1つ以上のピークのうち前記第1の閾値以上のピーク値を有するピークを乗員の数としてカウントし、
前記第1の時刻に1人の乗員が検知された場合、前記第2の時刻には、前記第2の時刻に前記点群について特定された1つ以上のピークの最大のピーク値に対して前記第1の比率より高い第2の比率を掛け合わせて第2の閾値を算出し、前記第2の時刻に特定された前記1つ以上のピークのうち前記第2の閾値以上のピーク値を有するピークを乗員の数としてカウントする、
乗員検知装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記判定部は、
前記点群について複数のピークが特定された場合であっても、前記複数の関心領域のうち、互いに所定範囲内にある関心領域に2つ以上のピークが特定された場合には、特定された前記2つ以上のピークのうち、最もピーク値の高いピークのみを乗員の数としてカウントする、
請求項1に記載の乗員検知装置。
【請求項3】
前記判定部は、
前記点群について複数のピークが特定された場合であっても、ピーク値が最大の第1のピークが出現した関心領域から所定範囲内にある関心領域に第2のピークが特定された場合には、前記第2のピークを乗員の数としてカウントしない、
請求項1に記載の乗員検知装置。
【請求項4】
前記複数の着座領域の後方には他の着座領域が設定されており、
前記演算部は、
前記他の着座領域に乗員が検知された場合、前記複数の関心領域の後端部が前記他の着座領域から遠ざかるよう縮小させた前記複数の関心領域に出現したそれぞれの点群をカウントし、前記点群のピーク位置とピーク値とを特定する、
請求項1に記載の乗員検知装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、乗員検知装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
車両制御システム等において、車室内に設置された電波センサ等により取得されるデータに基づいて、車室内の乗員の乗員を検知する技術がある。例えば、特許文献1の技術では、車室内の適正な位置に電波センサを設置して、多用途に用いられる後部座席に関しても、的確に乗員検知を行うことができるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-202921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術では、乗員が姿勢を崩した状態で着座していた場合等に、1人の乗員を複数人と誤検知する可能性がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、高精度に乗員の人数を特定することができる乗員検知装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の乗員検知装置は、車両の車室内に向けて送信した送信波が前記車室内の乗員により反射された反射波に基づいて、前記車室内の空間に対応する3次元マップ上に、前記車室内に存在している乗員の位置を表す1つ以上の検知点を点群として示した点群情報を取得する取得部と、前記3次元マップ上において、前記車室内で互いに隣り合う複数の着座領域が延びる方向に前記複数の着座領域のそれぞれを所定幅ごとに分割する複数の関心領域に出現したそれぞれの点群をカウントし、前記複数の関心領域内における点群のピーク位置とピーク値とを特定する演算部と、前記ピーク位置と前記ピーク値とに基づいて乗員が存在するか否かの判定を行う判定部と、を備え、前記判定部は、第1の時刻に複数の乗員が検知された場合、前記第1の時刻より1つ後の第2の時刻には、前記第2の時刻に前記点群について特定された1つ以上のピークの最大のピーク値に対して第1の比率を掛け合わせて第1の閾値を算出し、前記1つ以上のピークのうち前記第1の閾値以上のピーク値を有するピークを乗員の数としてカウントし、前記第1の時刻に1人の乗員が検知された場合、前記第2の時刻には、前記第2の時刻に前記点群について特定された1つ以上のピークの最大のピーク値に対して前記第1の比率より高い第2の比率を掛け合わせて第2の閾値を算出し、前記第2の時刻に特定された前記1つ以上のピークのうち前記第2の閾値以上のピーク値を有するピークを乗員の数としてカウントする。
【0007】
実施形態の乗員検知装置は、高精度に乗員の人数を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態にかかる乗員検知システムが搭載される車両の車室内の構成の一例を示す透視側面図である。
図2は、実施形態にかかる乗員検知システムが搭載される車両の車室内の構成の一例を示す透視上面図である。
図3は、実施形態にかかる乗員検知システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図4は、実施形態にかかる乗員検知システムの機能構成の一例を示すブロック図である。
図5は、実施形態にかかる乗員検知システムによる解析手法の一例を示す模式図である。
図6は、実施形態にかかる乗員検知システムによる解析結果の一例を示す模式図である。
図7は、実施形態にかかる乗員検知システムによる解析結果の一例を示す模式図である。
図8は、実施形態にかかる乗員検知システムによる解析結果の一例を示す模式図である。
図9は、実施形態にかかる乗員検知システムに適用される異なる着座領域の設定の一例を示す模式図である。
図10は、実施形態にかかる乗員検知システムに適用される異なる着座領域の設定の一例を示す模式図である。
図11は、実施形態にかかる乗員検知装置による乗員検知処理の手順の一例を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、並びに当該構成によりもたらされる作用、結果、及び効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によりも実現可能であるとともに、基本的な構成に基づく種々の効果や派生的な効果のうち、少なくとも1つを得ることが可能である。
【0010】
(乗員検知システムの構成例)
図1は、実施形態にかかる乗員検知システム1が搭載される車両Cの車室R内の構成の一例を示す透視側面図である。図2は、実施形態にかかる乗員検知システム1が搭載される車両Cの車室R内後部の構成の一例を示す透視上面図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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