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公開番号2025115584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010121
出願日2024-01-26
発明の名称ブラシ
出願人株式会社 菊星
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所,個人,個人,個人,個人
主分類A46B 3/22 20060101AFI20250731BHJP(ブラシ製品)
要約【課題】複数の同一のブラシ片に分割することができ、分割した各ブラシ片を左右の手でそれぞれ握って同時に使用することができ、更に、その製造工程が簡単であるブラシを提供する。
【解決手段】基台15とこの基台15の一方の表面19から突出する複数のピン17とを有する一対のブラシ片11、12を備えるブラシ100であり、一対のブラシ片11、12は同一であり、ブラシ片11、12のそれぞれは、互いに着脱可能とする連結部20を有し、この連結部20は、少なくとも一組の凸部21を有し、この一組の凸部21を構成する各凸部21は、基台15の厚さ方向にずれて配置されるとともに基台15の厚さ方向に交差する方向にずれて配置されている、ブラシ100。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基台と前記基台の一方の表面から突出する複数のピンとを有する一対のブラシ片を備えるブラシであり、
前記一対のブラシ片は同一であり、
前記ブラシ片のそれぞれは、互いに着脱可能とする連結部を有し、
前記連結部は、少なくとも一組の凸部を有し、
前記一組の凸部を構成する各凸部は、前記基台の厚さ方向にずれて配置されるとともに前記基台の厚さ方向に交差する方向にずれて配置されている、ブラシ。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
一方の前記ブラシ片の前記凸部と他方の前記ブラシ片の前記凸部とが互いに向かい合って配置され、
互いに向かい合う前記凸部は、一方の前記凸部に突起部が形成され、他方の前記凸部に前記突起部と嵌り合う窪み部が形成されている、請求項1に記載のブラシ。
【請求項3】
前記突起部は、その根元部分に起立壁を有し、前記窪み部は、前記起立壁に接する内壁を有する、請求項2に記載のブラシ。
【請求項4】
前記連結部は、2組以上の前記凸部を有する、請求項1~3のいずれか一項に記載のブラシ。
【請求項5】
前記基台は、デュロメータータイプAによる硬度が30~68の合成樹脂からなる、請求項1~3のいずれか一項に記載のブラシ。
【請求項6】
前記凸部における前記突起部が、ドーム状の部分を有するものである、請求項2または3に記載のブラシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラシに関する。特に、本発明は、1つのブラシを複数の同一のブラシ片に分割することができるため左右の手でそれぞれ持って同時に使用することができ、更に、製造工程が簡単なブラシに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば理美容店やヘアサロンなどにおいて、頭皮の洗浄やマッサージなどを目的としてブラシ(頭皮用ブラシ)が使用されている。
【0003】
このブラシとしては、多くのものが知られており、例えば、洗浄用のブラシ毛とマッサージ用の突起部との両方を有し、これらのブラシ毛と突起部によって、洗浄感とマッサージの押圧感とが十分に得られるブラシなどが報告されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-96775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、理美容店やヘアサロンなどにおいては、スタイリストなどがブラシを用いて顧客の頭皮を洗浄やマッサージ等するが、スタイリストなどは、片手にブラシを持つだけでなく、両手にブラシを持って、2つのブラシを同時に使って顧客の頭皮を洗浄等することがある。このように2つのブラシを同時に使用することは、マッサージ効果の向上(つまり、顧客の頭部を左右から同時にブラシで均等に押圧刺激することで血流等を高めることができる)や施術時間を短縮することができるという利点がある。
【0006】
しかしながら、2つのブラシを1つずつ握って同時に使用する場合、特許文献1の頭皮用ブラシでは、2つのブラシを用意する必要がある。そして、2つのブラシを用意するには、その購入費用もかかり、更に、2つのブラシ分の保管場所を確保する必要があった。そこで、複数に分割することができ、分割したものを左右の手でそれぞれ握って同時に使用することができ、更に、その製造工程が簡単なブラシの開発が求められていた。
【0007】
本発明は、このような従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、複数の同一のブラシ片に分割することができ、分割した各ブラシ片を左右の手でそれぞれ握って同時に使用することができ、更に、その製造工程が簡単なブラシを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、以下に示す、ブラシが提供される。
【0009】
[1] 基台と前記基台の一方の表面から突出する複数のピンとを有する一対のブラシ片を備えるブラシであり、
前記一対のブラシ片は同一であり、
前記ブラシ片のそれぞれは、互いに着脱可能とする連結部を有し、
前記連結部は、少なくとも一組の凸部を有し、
前記一組の凸部を構成する各凸部は、前記基台の厚さ方向にずれて配置されるとともに前記基台の厚さ方向に交差する方向にずれて配置されている、ブラシ。
【0010】
[2] 一方の前記ブラシ片の前記凸部と他方の前記ブラシ片の前記凸部とが互いに向かい合って配置され、
互いに向かい合う前記凸部は、一方の前記凸部に突起部が形成され、他方の前記凸部に前記突起部と嵌り合う窪み部が形成されている、前記[1]に記載のブラシ。
(【0011】以降は省略されています)

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