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公開番号
2025116945
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011484
出願日
2024-01-30
発明の名称
試験システム、メンテナンスツール、点検異常模擬テーブルの作成方法、点検異常模擬テーブル作成プログラム
出願人
株式会社明電舎
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01R
31/00 20060101AFI20250804BHJP(測定;試験)
要約
【課題】治具を用いることなくトリップ回路の異常発生を模擬し、デジタル保護継電装置の点検機能部の動作確認の効率化・設定誤りなどの防止を図る。
【解決手段】デジタル保護継電器は、遮断器を作動させるトリップ回路11Tに点検指令信号を出力し、点検指令信号に対するアンサ信号から前記トリップ回路の動作を確認する点検機能部(例えばトリップロック確認システム5等)を備える。この点検機能部のアンサ信号入力部分にトリップ回路の異常を模擬した異常模擬信号を強制入力するメンテナンスツール4が設けられている。このメンテナンスツール4は、異常模擬信号データを保存する点検異常模擬テーブル10を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
デジタル保護継電器を試験するシステムであって、
前記保護継電器は、遮断器を作動させるトリップ回路に点検指令信号を出力し、該当点検指令信号に対するアンサ信号から前記トリップ回路の動作を確認する点検機能部を備え、
前記アンサ信号を前記トリップ回路の異常を模擬した入力信号に置き換えて前記点検機能部に入力するメンテナンスツールを備え、
前記メンテナンスツールから入力された入力信号に基づき前記点検機能部の動作を試験することを特徴とする試験システム。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記メンテナンスツールは、
前記異常を模擬した点検情報を記述された点検異常模擬テーブルを備え、
前記点検情報に応じた前記入力信号を前記点検機能部に入力する
ことを特徴とする請求項1記載の試験システム。
【請求項3】
前記点検異常模擬テーブルに記述された点検情報は、
前記トリップ回路の動作異常であることを特徴とする請求項2記載の試験システム。
【請求項4】
前記メンテナンスツールは、
ユーザにメニュー画面を表示し、
前記メニュー画面に表示された種類に応じた異常を模擬した前記入力信号を前記点検機能部に入力する
ことを特徴とする請求項2記載の試験システム。
【請求項5】
遮断器を作動させるトリップ回路に点検指令信号を出力し、
前記点検指令に応じたアンサ信号から前記トリップ回路の動作を確認する点検機能部を備えたデジタル保護継電装置のメンテナンスツールであって、
前記アンサ信号を前記継電器の異常を模擬した入力信号に置き換えて前記点検機能部に入力することを特徴とするメンテナンスツール。
【請求項6】
コンピュータにより請求項2または3記載の点検異常模擬テーブルを作成する方法であって、
前記点検機能部の論理構造を示す点検シーケンスから抽出されたソフトウェア部品の入出力情報が記述されたネットリストファイルを作成するステップと、
前記ネットリストファイルから前記模擬する点検情報の入出力情報を抽出した点検情報ファイルをビット定義ファイルに基づき作成するステップと、
前記点検情報ファイルに基づき前記テーブルを作成するステップと、
を有することを特徴とする点検異常模擬テーブルの作成方法。
【請求項7】
請求項6記載の点検異常模擬テーブルの作成方法をコンピュータに実行させることを特徴とする点検異常模擬テーブル作成プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタル型保護継電装置(以下、保護リレーとする。)の点検機能を試験する技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
周知のように保護リレーは、電力系統を構成する発電所や変電所・送配電線路・および負荷設備に発生した短絡故障や地絡故障等を検出し、トリップ信号をトリップ回路に出力することで遮断器を動作させ、故障区間を電力系統から切り離している。
【0003】
保護リレーは、さらに自装置が正常であるか否かを点検する点検機能部(トリップ回路確認システム)を備える。すなわち、遮断器を作動させるトリップ回路に点検指令信号としてトリップ信号を出力し、そのアンサ信号から異常を判定している。
【0004】
このような点検機能部を定期的に動作させることで保護リレーの自動点検が実行され、さらに製造工程において工場出荷時などに点検機能部自体が正常か否かを試験している。この手法として特許文献1が公知となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-180604
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、点検機能部を構成するシステムの入力部分に治具を取り付けて異常を模擬したアンサ信号を入力している。
【0007】
ところが、前記治具の設定は盤ごとに異なるため、その設定が容易ではなく、前記治具の設定に時間を要することが少なくない。その結果、工場出荷時の試験などを効率的にできず、また前記治具の設定を誤って不具合を生じるおそれがあった。
【0008】
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされ、治具を用いることなくトリップ回路の異常発生を模擬し、保護リレーの点検機能部の動作確認の効率化・設定誤りなどの防止を図ることを解決課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様は、保護リレーを試験するシステムであって、
前記保護継電器は、遮断器を作動させるトリップ回路に点検指令信号を出力し、該当点検指令信号に対するアンサ信号から前記トリップ回路の動作を確認する点検機能部を備え、
前記アンサ信号を前記トリップ回路の異常を模擬した入力信号に置き換えて前記点検機能部に入力するメンテナンスツールを備え、
前記メンテナンスツールから入力された入力信号に基づき前記点検機能部の動作を試験することを特徴としている。
【0010】
本発明の他の態様は、遮断器を作動させるトリップ回路に点検指令信号を出力し、前記点検指令に応じたアンサ信号から前記トリップ回路の動作を確認する点検機能部を備えた保護リレーのメンテナンスツールであって、
前記アンサ信号を前記継電器の異常を模擬した入力信号に置き換えて前記点検機能部に入力することを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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