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公開番号
2025126325
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2025110049,2022029136
出願日
2025-06-30,2022-02-28
発明の名称
ガス絶縁開閉ユニット及びガス絶縁開閉装置
出願人
株式会社明電舎
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02B
13/035 20060101AFI20250821BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ガス絶縁開閉装置の絶縁性能の確保と管路形の水平方向への装置レイアウトへの対応を可能にして装置全体の小型化を図る。
【解決手段】ガス絶縁開閉装置1のガス絶縁開閉ユニット2は、遮断部圧力室3a、駆動部圧力室4及びリンク機構圧力室5を有する。遮断部圧力室3aは、三角配置に立設される三相の遮断部6を絶縁して格納する。駆動部圧力室4は、遮断部圧力室3a内で遮断部6の開閉動作に応じて伸縮自在の金属ベローズ69の内部を含む。駆動部圧力室4の内圧は遮断部圧力室3aの内圧よりも低く設定される。駆動部圧力室4の直下には、この駆動部圧力室4と連通する単一のリンク機構圧力室5が配置される。そして、この単一のリンク機構圧力室5には、操作装置7と連係して操作装置7により遮断部6を開閉動作させるリンク機構8が格納される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
三角配置に立設される三相の遮断部を絶縁して格納する遮断部圧力室と、
この遮断部圧力室内で前記遮断部の開閉動作に応じて伸縮自在の金属ベローズの内部を含む駆動部圧力室と、
この駆動部圧力室と連通して当該駆動部圧力室の直下に配置される単一のリンク機構圧力室と、
を有し、
前記駆動部圧力室の内圧は、前記遮断部圧力室の内圧よりも低く設定され、
前記単一のリンク機構圧力室には、前記遮断部の操作装置と連係して当該遮断部の開閉動作を行うリンク機構が格納される、ガス絶縁開閉ユニット。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記リンク機構は、
前記操作装置の回転軸に連動して往復回転可能な回転シール軸と、
この回転シール軸に連動して水平方向に往復動可能な軸連結部材と、
この軸連結部材に連動して往復回転可能な主軸と、
前記遮断部を開閉動作させる絶縁ロッドに連結されて前記主軸に連動して鉛直方向に往復動可能なロッド連結部材と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉ユニット。
【請求項3】
請求項1または2に記載のガス絶縁開閉ユニットを有するガス絶縁開閉装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管路形ガス絶縁開閉装置における遮断部の構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
真空遮断器を有するガス絶縁開閉装置の構造としては、例えば特許文献1に開示のガス絶縁開閉装置がある。本装置によれば、真空遮断器の遮断部容器の圧力を他の母線ユニットよりも低く設定することで、SF6ガス等の地球温暖化ガスを用いることなく乾燥ガス等の絶縁性の低いガスにより当該装置の絶縁性能を確保できる。
【0003】
また、真空遮断器の小型化のために遮断部を収納する容器のガス圧力を高くする構造を採用したものとして、例えば特許文献2のガス絶縁開閉装置がある。本装置によれば、遮断部を収納する容器のガス圧力を高くできるため、必要な絶縁距離が少なくなり、真空遮断器全体の小型化が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5452780号公報
特開第4749495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のガス絶縁開閉装置は、真空遮断器の遮断部容器の圧力を他の母線ユニットよりも低くする必要があるので、母線ユニットに対して相対的に絶縁耐力が低くなる。さらに、絶縁性に優れたSF6ガスの代わりに乾燥空気等の絶縁性能の低いガスを封入した場合、必要な絶縁距離が増して大型化しやすい。そのため、遮断部の小型化を達成できないので、真空遮断器を含めた装置全体の小型化を図ることができない。
【0006】
また、特許文献2のガス絶縁開閉装置は、水平配置された遮断部の接続部が気中ブッシング接続対応構造となるので、水平方向に他のユニット接続を有する管路形のガス絶縁開閉装置のレイアウトを構成できない。
【0007】
本発明は、以上の事情を鑑み、ガス絶縁開閉装置の絶縁性能の確保と管路形の水平方向の装置レイアウトへの対応を可能にして、装置全体の小型化を図ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そこで、本発明の一態様は、三角配置に立設される三相の遮断部を絶縁して格納する遮断部圧力室と、この遮断部圧力室内で前記遮断部の開閉動作に応じて伸縮自在の金属ベローズの内部を含む駆動部圧力室と、この駆動部圧力室と連通して当該駆動部圧力室の直下に配置される単一のリンク機構圧力室と、を有し、前記駆動部圧力室の内圧は、前記遮断部圧力室の内圧よりも低く設定され、前記単一のリンク機構圧力室には、前記遮断部の操作装置と連係して当該遮断部の開閉動作を行うリンク機構が格納される、ガス絶縁開閉ユニットである。
【0009】
本発明の一態様は、前記ガス絶縁開閉ユニットにおいて、前記リンク機構は、前記操作装置の回転軸に連動して往復回転可能な回転シール軸と、この回転シール軸に連動して水平方向に往復動可能な軸連結部材と、この軸連結部材に連動して往復回転可能な主軸と、前記遮断部を開閉動作させる絶縁ロッドに連結されて前記主軸に連動して鉛直方向に往復動可能なロッド連結部材と、を有する。
【0010】
本発明の一態様は、前記ガス絶縁開閉ユニットにおいて、前記遮断部は、真空インタラプタと、前記遮断部圧力室内で絶縁支持筒により立設されると共に前記絶縁ロッドが挿通されて前記真空インタラプタと接続される主回路導体と、この主回路導体の一端と前記真空インタラプタの一端と前記金属ベローズの一端とを気密に封止する封止部材と、前記主回路導体内で前記真空インタラプタの可動リードを当該主回路導体と同軸に支持する通電用接触子と、前記主回路導体内で前記絶縁ロッドが前記可動リードを当該絶縁ロッドの軸方向に付勢するように当該可動リードに装着される付勢部材と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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