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公開番号2025117232
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011969
出願日2024-01-30
発明の名称情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06V 30/26 20220101AFI20250804BHJP(計算;計数)
要約【課題】形式の異なる書類の日付を適切に抽出することが可能な情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】画像処理装置1は、書類の画像に含まれる文字列に対して実行される文字認識処理の結果を取得する取得処理部111と、文字認識処理の結果に含まれる複数の日付文字列候補のそれぞれについて、書類の形式に応じた評価値を算出する算出処理部115と、算出処理部115により算出される複数の日付文字列候補のそれぞれの評価値に基づいて日付文字列を抽出する抽出処理部113と、抽出処理部113により抽出される日付文字列を書類の日付として出力する出力処理部116と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
書類の画像に含まれる文字列に対して実行される文字認識処理の結果を取得する取得処理部と、
前記文字認識処理の結果に含まれる複数の日付文字列候補のそれぞれについて、前記書類の形式に応じた評価値を算出する算出処理部と、
前記算出処理部により算出される前記複数の日付文字列候補のそれぞれの前記評価値に基づいて日付文字列を抽出する抽出処理部と、
前記抽出処理部により抽出される前記日付文字列を前記書類の日付として出力する出力処理部と、
を備える情報処理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記書類は、レシート又は前記レシート以外の一般帳票である、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記算出処理部は、前記画像の中心位置から前記日付文字列候補の位置までの距離に応じた前記評価値を前記日付文字列候補に設定する、
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記書類が前記レシートである場合に、
前記算出処理部は、前記距離が短いほど、前記日付文字列候補に設定する前記評価値を高くする、
請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記書類が前記一般帳票である場合に、
前記算出処理部は、前記距離が長いほど、前記日付文字列候補に設定する前記評価値を高くする、
請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記算出処理部は、前記画像において前記日付文字列候補の位置から所定範囲内に日付けに関連する関連文字が含まれる場合に、前記日付文字列候補の前記評価値に所定値を加算する、
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記算出処理部は、前記画像において前記日付文字列候補の位置から前記所定範囲内に日付けに関連しない非関連文字が含まれる場合に、前記日付文字列候補の前記評価値から所定値を減算する、
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記算出処理部は、前記画像における前記日付文字列候補の位置座標に応じた前記評価値を当該日付文字列候補に設定する、
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記出力処理部は、前記複数の日付文字列候補を前記評価値が高い順に表示させる、
請求項1~8のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項10】
書類の画像に含まれる文字列に対して実行される文字認識処理の結果を取得することと、
前記文字認識処理の結果に含まれる複数の日付文字列候補のそれぞれについて、前記書類の形式に応じた評価値を算出することと、
前記複数の日付文字列候補のそれぞれの前記評価値に基づいて日付文字列を抽出することと、
前記日付文字列を前記書類の日付として出力することと、
を一又は複数のプロセッサーが実行する情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像データに対して文字認識等の画像処理を実行する情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、帳票等の書類の画像データから文字列を抽出する技術が知られている。例えば、レシートを読み取った画像データに対して文字認識を行って、得られた文字(テキストデータ)からレシートの発行日を抽出する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-114193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
書類には、見積書、注文書、請求書、納品書など書式が定型化された一般的な帳票や、領収書、レシートなど比較的自由なレイアウトの形式の帳票が含まれる。従来の技術では、これら形式が異なる書類について、適切に発行日などの日付を抽出することが困難である。
【0005】
本開示の目的は、形式の異なる書類の日付を適切に抽出することが可能な情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の態様に係る情報処理システムは、書類の画像に含まれる文字列に対して実行される文字認識処理の結果を取得する取得処理部と、前記文字認識処理の結果に含まれる複数の日付文字列候補のそれぞれについて、前記書類の形式に応じた評価値を算出する算出処理部と、前記算出処理部により算出される前記複数の日付文字列候補のそれぞれの前記評価値に基づいて日付文字列を抽出する抽出処理部と、前記抽出処理部により抽出される前記日付文字列を前記書類の日付として出力する出力処理部と、を備える。
【0007】
本開示の他の態様に係る情報処理方法は、書類の画像に含まれる文字列に対して実行される文字認識処理の結果を取得することと、前記文字認識処理の結果に含まれる複数の日付文字列候補のそれぞれについて、前記書類の形式に応じた評価値を算出することと、前記複数の日付文字列候補のそれぞれの前記評価値に基づいて日付文字列を抽出することと、前記日付文字列を前記書類の日付として出力することと、を一又は複数のプロセッサーが実行する情報処理方法である。
【0008】
本開示の他の態様に係る情報処理プログラムは、書類の画像に含まれる文字列に対して実行される文字認識処理の結果を取得することと、前記文字認識処理の結果に含まれる複数の日付文字列候補のそれぞれについて、前記書類の形式に応じた評価値を算出することと、前記複数の日付文字列候補のそれぞれの前記評価値に基づいて日付文字列を抽出することと、前記日付文字列を前記書類の日付として出力することと、を一又は複数のプロセッサーに実行させるための情報処理プログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、形式の異なる書類の日付を適切に抽出することが可能な情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の実施形態に係る画像処理システムの構成を示す機能ブロック図である。
図2は、本開示の実施形態に係る帳票に含まれる見積書の一例を示す図である。
図3は、本開示の実施形態に係る帳票に含まれるレシートの一例を示す図である。
図4は、本開示の実施形態に係る画像処理システムで実行される帳票画像処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図5Aは、本開示の実施形態に係る画像処理システムの文字認識処理において抽出される文字列を登録した文字列リストの一例を示す図である。
図5Bは、本開示の実施形態に係る一般帳票の画像データにおける文字認識処理の一例を示す図である。
図6は、本開示の実施形態に係るレシートの画像データにおける文字認識処理の一例を示す図である。
図7は、本開示の実施形態に係る画像処理システムで実行される帳票判定処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図8は、本開示の実施形態に係る帳票判定処理の具体例を示す図である。
図9は、本開示の実施形態に係る帳票判定処理の具体例を示す図である。
図10は、本開示の実施形態に係る帳票判定処理の具体例を示す図である。
図11は、本開示の実施形態に係る帳票判定処理の具体例を示す図である。
図12は、本開示の実施形態に係る帳票判定処理の具体例を示す図である。
図13は、本開示の実施形態に係る画像処理システムで実行される動作モード設定処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図14は、本開示の実施形態に係る動作モード設定処理の具体例を示す図である。
図15は、本開示の実施形態に係る画像処理システムで実行される動作モード設定処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図16は、本開示の実施形態に係る画像処理システムで実行される動作モード設定処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図17は、本開示の実施形態に係る画像処理システムで実行される日付抽出処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図18は、本開示の実施形態に係る日付抽出処理の具体例を示す図である。
図19は、本開示の実施形態に係る日付抽出処理の具体例を示す図である。
図20は、本開示の実施形態に係る日付抽出処理の具体例を示す図である。
図21は、本開示の実施形態に係る日付抽出処理の具体例を示す図である。
図22は、本開示の実施形態に係る日付抽出処理の具体例を示す図である。
図23は、本開示の実施形態に係る日付抽出処理の具体例を示す図である。
図24は、本開示の実施形態に係る日付抽出処理の具体例を示す図である。
図25は、本開示の実施形態に係る日付抽出処理の具体例を示す図である。
図26Aは、本開示の実施形態に係る日付抽出処理の具体例を示す図である。
図26Bは、本開示の実施形態に係る日付抽出処理の具体例を示す図である。
図27は、本開示の実施形態に係る日付抽出処理の具体例を示す図である。
図28は、本開示の実施形態に係る日付抽出処理の具体例を示す図である。
図29は、本開示の実施形態に係る画像処理システムで実行される金額抽出処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図30は、本開示の実施形態に係る金額抽出処理の具体例を示す図である。
図31は、本開示の実施形態に係る画像処理システムで実行される金額抽出処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図32は、本開示の実施形態に係る画像処理システムで実行される金額抽出処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図33は、本開示の実施形態に係る画像処理システムで実行される金額抽出処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図34は、本開示の実施形態に係る金額抽出処理の具体例を示す図である。
図35は、本開示の実施形態に係る帳票画像処理の抽出結果を示す図である。
図36は、本開示の実施形態に係る帳票画像処理の抽出結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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