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公開番号
2025117266
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024012011
出願日
2024-01-30
発明の名称
箱錠
出願人
ミネベアミツミ株式会社
代理人
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
,
個人
,
個人
主分類
E05B
47/00 20060101AFI20250804BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】箱錠(電子錠)に設けられたハーネス及び基板にかかる負荷を減らして損傷を防止する。
【解決手段】電動によりデッドボルト(10)を進退させて扉の施解錠を行う機能を有する箱錠(100)は、扉内に設けられ、デッドボルトを進退自在に収納する筐体(1)と、筐体内に設けられる基板(2)と、基板に接続され、筐体から引き出されるハーネス(21)と、を備え、筐体は、ハーネスを係止してハーネスの引出経路を迂回させる複数の返し部(12)を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電動によりデッドボルトを進退させて扉の施解錠を行う機能を有する箱錠であって、
前記扉内に設けられ、前記デッドボルトを進退自在に収納する筐体と、
前記筐体内に設けられる基板と、
前記基板に接続され、前記筐体から引き出されるハーネスと、を備え、
前記筐体は、前記ハーネスを係止して前記ハーネスの引出経路を迂回させる複数の返し部を有する箱錠。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記返し部は、
前記ハーネスの引出方向に交差する方向に延びる第1の返し部と、
前記第1の返し部の先端側から基端側に向かって延び、前記第1の返し部の先端と基端の間に先端が位置する第2の返し部と、
を有する請求項1に記載の箱錠。
【請求項3】
前記第2の返し部の先端側から基端側に向かって延び、前記第2の返し部の先端と基端の間に先端が位置する第3の返し部を有する請求項2に記載の箱錠。
【請求項4】
前記筐体は、前記ハーネスの引出経路の下方に設けられた底部を備え、
前記筐体は、前記底部から前記筐体の外部に連通するスリットを有する請求項1又は2に記載の箱錠。
【請求項5】
前記底部は、前記スリットに向けて下方に傾斜する傾斜面が形成されている請求項4に記載の箱錠。
【請求項6】
前記第2の返し部の基端と前記第3の返し部の先端は、前記ハーネスを前記筐体の外部に引き出す前記筐体の開口縁を形成している請求項3に記載の箱錠。
【請求項7】
各返し部は、互いに平行に延びている請求項2又は3に記載の箱錠。
【請求項8】
前記デッドボルトの駆動源となる駆動部と、
前記駆動部によってシリンダと共に回転するハブと、
前記ハブに係合し、前記ハブの回転に伴って移動するレバーと、
前記レバーが所定位置に移動したことを検出するセンサと、を備え、
前記レバーは、少なくともその上端が対向するカバーの面に沿って移動し、その下端が対向する前記筐体の面に沿って移動するように前記筐体に設けられている請求項1又は2に記載の箱錠。
【請求項9】
前記デッドボルトの駆動源となる駆動部を備え、
前記駆動部は、モータと、前記モータを収納するモータケースと、前記モータケースと共に前記モータを覆うモータカバーと、を有し、
前記モータケースと前記モータカバーの少なくとも一方には、前記モータの離脱を抑えるストッパが設けられている請求項1又は2に記載の箱錠。
【請求項10】
前記デッドボルトの駆動源となる駆動部を備え、
前記駆動部は、モータと、前記モータを収納するモータケースと、前記モータケースと共に前記モータを覆うモータカバーと、を有し、
前記モータケースと前記モータカバーの少なくとも一方には、前記モータのリード線を迂回させる係止部が設けられている請求項1又は2に記載の箱錠。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、箱錠に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
住宅やオフィス等の扉に設けられ、扉の施解錠を行う箱錠が知られている。扉を施錠する際には、手動又は電動でサムターン又はシリンダを一方向に回転させることで箱錠に収納されたハブが回転し、デッドボルトを扉の側面(旋回端面)から進出させて扉枠に設けられた係止孔に係止させることにより、扉を施錠することができる。扉を解錠する際には、手動又は電動でサムターン又はシリンダを逆方向に回転させることでデッドボルトを箱錠内に退避させて扉枠の係止孔から離脱させることにより、扉を解錠することができる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-197990号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電動で施解錠できる機能を有する箱錠(電子錠)の場合、箱錠内部に収納された基板からは、電源となる電池ボックスに接続されるハーネスが箱錠外部に引き出されている。そのため、箱錠の持ち運びの際に、把持しやすいハーネスを持ってしまうと、ハーネスが引っ張られて断線したり、ハーネスの基板とのはんだ付け部分が基板から剥がれてしまう恐れがあった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、箱錠(電子錠)に設けられたハーネス及び基板にかかる負荷を減らして損傷を防止する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る一態様は、電動によりデッドボルトを進退させて扉の施解錠を行う機能を有する箱錠であって、前記扉内に設けられ、前記デッドボルトを進退自在に収納する筐体と、前記筐体内に設けられる基板と、前記基板に接続され、前記筐体から引き出されるハーネスと、を備え、前記筐体は、前記ハーネスを係止して前記ハーネスの引出経路を迂回させる複数の返し部を有する。
【0007】
また、上記態様において、前記返し部は、前記ハーネスの引出方向に交差する方向に延びる第1の返し部と、前記第1の返し部の先端側から基端側に向かって延び、前記第1の返し部の先端と基端の間に先端が位置する第2の返し部と、を有することが好ましい。
【0008】
また、上記態様において、前記第2の返し部の先端側から基端側に向かって延び、前記第2の返し部の先端と基端の間に先端が位置する第3の返し部を有することが好ましい。
【0009】
また、上記態様において、前記筐体は、前記ハーネスの引出経路の下方に設けられた底部を備え、前記筐体は、前記底部から前記筐体の外部に連通するスリットを有することが好ましい。
【0010】
また、上記態様において、前記底部は、前記スリットに向けて下方に傾斜する傾斜面が形成されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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