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公開番号2025111255
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005568
出願日2024-01-17
発明の名称開閉装置および開閉装置の制御方法
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E05F 15/649 20150101AFI20250723BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】障子を開くとき、障子を開閉するアームが所定の位置と異なる位置に移動するのを抑制する開閉装置および開閉装置の制御方法を提供する。
【解決手段】開閉装置1は、枠体に開閉可能に取り付けられた障子を開閉する開閉装置であって、前記障子に設けられた支持部50と、前記枠体に回転可能に設けられた回転部10と、前記回転部10の回転と連動して左右方向Hに移動可能な連動部20と、前記連動部20における前記左右方向Hの移動と連動して前記支持部50を屋内外方向Dに移動させることによって前記障子を開閉可能なアーム部30と、前記回転部10又は前記連動部20と接触可能な接触部43を有する規制部40と、を備え、前記アーム部30は、前記回転部10の回転又は前記連動部20の移動が前記接触部43に規制されることによって開時所定位置に保持される。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
枠体に開閉可能に取り付けられた障子を開閉する開閉装置であって、
前記障子に設けられた支持部と、
前記枠体に回転可能に設けられた回転部と、
前記回転部の回転と連動して左右方向に移動可能な連動部と、
前記連動部における前記左右方向の移動と連動して前記支持部を屋内外方向に移動させることによって前記障子を開閉可能なアーム部と、
前記回転部又は前記連動部と接触可能な接触部を有する規制部と、
を備え、
前記アーム部は、前記回転部の回転又は前記連動部の移動が前記接触部に規制されることによって開時所定位置に保持される、
開閉装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記回転部は、前記障子が開く方向に開時所定角度回転することによって前記接触部と接触して回転が規制される、
請求項1に記載の開閉装置。
【請求項3】
前記接触部は、前記回転部が前記開時所定角度回転することによって前記回転部と前記左右方向に接触する、
請求項2に記載の開閉装置。
【請求項4】
前記連動部は、前記障子が開く方向に開時所定距離移動することによって前記接触部と接触して移動が規制される、
請求項1に記載の開閉装置。
【請求項5】
前記接触部は、前記連動部が前記開時所定距離移動することによって前記連動部と前記左右方向に接触する、
請求項4に記載の開閉装置。
【請求項6】
前記アーム部が前記開時所定位置に位置するとき、前記アーム部の先端は、前記支持部に取り付けられている、
請求項1に記載の開閉装置。
【請求項7】
前記回転部を回転可能な電動機と、
前記電動機を制御可能な制御部と、
をさらに備え、
前記制御部は、前記電動機における電流値の単位時間当たりの変位量を取得し、前記変位量に基づいて前記電動機を制御する、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の開閉装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記変位量が所定の値に達したとき、前記電動機を停止させる、
請求項7に記載の開閉装置。
【請求項9】
枠体および前記枠体に開閉可能に取り付けられた障子に設けられ、電動機によって回転する回転部の回転と連動して移動するアーム部によって前記障子を開閉する開閉装置の制御方法であって、
前記電動機の電流値の単位時間当たりの変位量に基づいて前記電動機を制御する、
開閉装置の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、開閉装置および開閉装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、滑り出し窓では、電動モータを駆動させて障子を開閉する電動開閉装置が知られている。手動ハンドルを操作することで障子を開閉する手動開閉装置も知られている。
【0003】
特許文献1に開示された窓開閉装置は、窓枠に設けられた駆動軸の回転によって回転する回動体と、回動体の回動に連動して窓枠に沿って左右方向にスライドする連動部材と、連動部材により駆動されて障子を開閉する第1揺動アームおよび第2揺動アームと、を備える。第2揺動アームは、第2揺動アームの先端部が障子に設けられた左右方向に長い長孔内をスライド可能に支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-160640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
アームの先端部が左右方向に移動することで障子を開閉する従来の開閉装置は、障子を開いたときのアームの先端部が施工誤差によって所定の位置と異なる位置に移動する可能性がある。ギヤードモータの回転によって開閉する電動開閉装置の場合、障子を開いたときのアームの先端部がギヤードモータの出力のばらつきによって所定の位置と異なる位置に移動する可能性がある。
【0006】
上記事情を踏まえ、本開示は、障子を開くとき、障子を開閉するアームが所定の位置と異なる位置に移動するのを抑制する開閉装置および開閉装置の制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る開閉装置は、枠体に開閉可能に取り付けられた障子を開閉する開閉装置であって、前記障子に設けられた支持部と、前記枠体に回転可能に設けられた回転部と、前記回転部の回転と連動して左右方向に移動可能な連動部と、前記連動部における前記左右方向の移動と連動して前記支持部を屋内外方向に移動させることによって前記障子を開閉可能なアーム部と、前記回転部又は前記連動部と接触可能な接触部を有する規制部と、を備え、前記アーム部は、前記回転部の回転又は前記連動部の移動が前記接触部に規制されることによって開時所定位置に保持される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第一実施形態に係る開閉装置を示す分解斜視図。
閉状態のときの第一実施形態に係る開閉装置を示す平面図。
開状態のときの第一実施形態に係る開閉装置を示す平面図。
駆動部が有する電動機の電流値の一例を示すグラフ。
駆動部が有する電動機の電流値の単位時間当たりの変位量の一例を示すグラフ。
閉状態のときの第二実施形態に係る開閉装置を示す平面図。
開状態のときの第二実施形態に係る開閉装置を示す平面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第一実施形態)
以下、本開示の第一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
開閉装置1は、回転部10と、連動部20と、アーム部30と、規制部40と、支持部50と、駆動部60と、制御部70と、を備える。開閉装置1は、横滑り出し窓に設けられ、横滑り出し窓を開閉可能な窓電動開閉装置である。開閉装置1は、縦滑り出し窓等の横滑り出し窓以外の滑り出し窓を開閉可能な窓電動開閉装置であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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