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公開番号
2025107920
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001478
出願日
2024-01-09
発明の名称
膜体
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
東洋クロス株式会社
,
サカイ産業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
D06M
15/59 20060101AFI20250714BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】高強度の膜体を提供する。
【解決手段】膜体は、スーパ繊維を用いて構成されたスーパ繊維層と、スーパ繊維層と接し且つスーパ繊維層を挟むように形成された樹脂溶剤層とを備える。スーパ繊維層は、脱油処理及び親水化処理の少なくとも一方が施されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
スーパ繊維を用いて構成されたスーパ繊維層と、前記スーパ繊維層と接し且つ前記スーパ繊維層を挟むように形成された樹脂溶剤層とを備える膜体であって、
前記スーパ繊維層は、脱油処理及び親水化処理の少なくとも一方が施されている
ことを特徴とする膜体。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記樹脂溶剤層を構成する樹脂溶剤は、前記スーパ繊維層に塗布されている
ことを特徴とする請求項1に記載の膜体。
【請求項3】
前記樹脂溶剤は、スーパエンジニアリングプラスチックを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の膜体。
【請求項4】
前記スーパ繊維層は、第1方向に延びる、前記スーパ繊維を含んでなる糸と、前記第1方向とは異なる第2方向に延びる、前記スーパ繊維を含んでなる糸と、前記第1方向及び前記2方向とは異なる第3方向に延びる、前記スーパ繊維を含んでなる糸とのうち少なくとも二つの糸を有し、
前記少なくとも二つの糸の相対位置の変動が抑制されるように、前記少なくとも二つの糸が互いに絡められている、又は、前記少なくとも二つの糸がミシン糸及び溶融糸の少なくとも一方により拘束されている
ことを特徴とする請求項1に記載の膜体。
【請求項5】
前記スーパ繊維層は、前記スーパ繊維を含んでなるとともに、一の方向に延びる複数の糸を有し、
前記複数の糸のうち互いに隣接する二つの糸の相対位置の変動が抑制されるように、前記二つの糸が互いに絡められている
ことを特徴とする請求項1に記載の膜体。
【請求項6】
引張強度が51~64N/mmであり、且つ、質量が45~55g/m
2
である
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の膜体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、膜体の技術分野に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の膜体として、スーパ繊維を用いて構成された膜体が提案されている(特許文献1及び2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-063710号公報
特開2021-070788号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1及び2に記載の技術には改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、高強度の膜体を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る膜体は、スーパ繊維を用いて構成されたスーパ繊維層と、前記スーパ繊維層と接し且つ前記スーパ繊維層を挟むように形成された樹脂溶剤層とを備える膜体であって、前記スーパ繊維層は、脱油処理及び親水処理の少なくとも一方が施されているというものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る膜体の構成を模式的に示す図である。
図1のA-A線断面図である。
実施形態に係る膜体の製造方法の要部を示すフローチャートである。
インフレータブルカイトの一例を示す図である。
比較例に係る膜体の構成を模式的に示す図である。
クリープ試験を説明するための図である。
クリープ試験の結果の一例を示す図である。
縫製滑脱試験を説明するための図である。
縫製滑脱試験の結果の一例を示す図である。
引裂き試験を説明するための図である。
引裂き試験の結果の一例を示す図である。
突き刺し試験の結果の一例を示す図である。
膜体の質量と引張強度との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
膜体に係る実施形態について図1乃至図13を参照して説明する。図1において、膜体10は、スーパ繊維を用いて構成されたスーパ繊維層11と、スーパ繊維層11と接し、且つ、スーパ繊維層11を挟むように形成された樹脂溶剤層12及び13とを備える。
【0009】
(膜体10の構成)
スーパ繊維の一例としては、超高強力ポリエチレン(超高分子量ポリエチレン繊維)、パラ系アラミド繊維、ポリアリレート繊維、PBO(ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール)繊維、炭素繊維、ガラス繊維、金属繊維及びセラミック繊維が挙げられる。
【0010】
図2に示すように、スーパ繊維層11は、第1方向に延びる複数の糸11aと、第1方向とは異なる第2方向に延びる複数の糸11bとを有している。複数の糸11a及び11bは、スーパ繊維を含んでなる糸である。図2に示すように、糸11a及び11bは、糸11aと糸11bとの相対位置の変動が抑制されるように、互いに絡められている。糸11a及び11bが絡められることによって、スーパ繊維の糸を用いた織物が形成されてもよい。つまり、スーパ繊維層11は、スーパ繊維の糸を用いた織物で構成されていてよい。織物の一例としては、平織、綾織及び繻子織が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
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