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公開番号
2025117618
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012441
出願日
2024-01-31
発明の名称
感光性組成物、膜、光学フィルタ、カラーフィルタ、画像表示装置、固体撮像素子、及び赤外線センサ
出願人
artience株式会社
代理人
主分類
G03F
7/031 20060101AFI20250805BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】本発明は、保存安定性、ヒートショック耐性および再溶解性が良好で、現像シミが生じにくく低温硬化工程後の耐溶剤性に優れる膜を形成できる感光性組成物の提供を目的とする。
【解決手段】アルカリ可溶性樹脂(A)、重合性化合物(B)、光重合開始剤(C)、および熱重合開始剤(D)を含む感光性組成物であって、前記光重合開始剤(C)は、オキシムエステル光重合開始剤(C1)を含み、前記熱重合開始剤(D)は、オキシムスルホネート化合物(D1)(ただし、オキシムスルホネート構造中の窒素原子と二重結合を形成する炭素原子が環を形成する化合物を除く)を含む、感光性組成物。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アルカリ可溶性樹脂(A)、重合性化合物(B)、光重合開始剤(C)、および熱重合開始剤(D)を含む感光性組成物であって、
前記光重合開始剤(C)は、オキシムエステル光重合開始剤(C1)を含み、
前記熱重合開始剤(D)は、オキシムスルホネート化合物(D1)(ただし、オキシムスルホネート構造中の窒素原子と二重結合を形成する炭素原子が環を形成する化合物を除く)を含む、感光性組成物。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記アルカリ可溶性樹脂(A)は、熱架橋性基含有単量体単位(a1)を有するアルカリ可溶性樹脂(A1)を含む、請求項1に記載の感光性組成物。
【請求項3】
更に、熱架橋性化合物(E)を含む、請求項1に記載の感光性組成物。
【請求項4】
前記重合性化合物(B)が、アミン構造を有する(メタ)アクリレート化合物(B1)を含む、請求項1に記載の感光性組成物。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の感光性組成物から形成されてなる膜。
【請求項6】
請求項5に記載の膜を有する光学フィルタ。
【請求項7】
請求項6に記載の光学フィルタを有する固体撮像素子。
【請求項8】
請求項6に記載の光学フィルタを有する画像表示装置。
【請求項9】
請求項6に記載の光学フィルタを有する赤外線センサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学フィルタ等の形成に使用できる感光性組成物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
画像表示装置、スマートフォン、赤外線センサ等の光学デバイスにはカラーフィルタ等の光学フィルタが使用されている。
【0003】
画像表示装置の中でもOLED(OrganicLightEmittingDiode)等を用いた有機EL(Electro-Luminescence)表示装置に用いられる有機発光層は、耐熱性が低い。そのため光学フィルタの形成に使用する感光性組成物は、ポストベークを従来よりも低温、例えば150℃以下で行う必要がある。しかし、低温では膜の硬化が不十分になり、耐溶剤性が悪化する問題があった。加えて、反応性の高い材料(例えば、重合性化合物、光重合開始剤)を含有すると感光性組成物の保存安定性が悪化する問題もあった。
【0004】
また製造ラインや保冷庫の故障トラブルに対するリスクマネジメントとして、感光性組成物を一定の温度ではなく、温度が変動する過酷な環境下での品質安定性(ヒートショック耐性)を考慮する必要がある。
【0005】
さらに、感光性組成物を塗工する際、塗工装置のコーター部に乾燥して付着した析出物が膜中に混入し、画像品質が低下する問題がある(以下、再溶解性という)。
【0006】
そこで、光学フィルタを低温で製造する取り組みとして、特許文献1には、ブロックイソシアナト基を有するアルカリ可溶性樹脂と反応性希釈剤を含む感光性組成物が開示されている。
【0007】
また、ヒートショック耐性改善の取り組みとして、特許文献2には、金属アゾ顔料を含む着色組成物が開示されている。
【0008】
さらに、析出物の再溶解性改善の取り組みとして、特許文献3には、ラクトン変性(メタ)アクリレート部位を含有するブロックとアミノ基含有(メタ)アクリレート部位とを含有するブロックとを有するブロック共重合体を含む着色組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
国際公開第2019/026547号
国際公開第2019/077913号
特開2013-119568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかし、従来の感光性組成物は、保存安定性、低温硬化後の耐溶剤性、ヒートショック耐性、および再溶解性の全てを満足できなかった。さらに、従来の感光性組成物は、現像工程で、膜表面に現像液に由来する現像シミが発生する問題もあった。
(【0011】以降は省略されています)
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