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公開番号
2025117753
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012645
出願日
2024-01-31
発明の名称
ルーバー天井装置及びルーバー材取付構造
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
協明国際弁理士法人
主分類
E04B
9/36 20060101AFI20250805BHJP(建築物)
要約
【課題】取扱性を向上し得、かつルーバー材の破損を抑制し得るルーバー天井装置及びルーバー材取付構造を提供する。
【解決手段】ルーバー天井装置1は、シート状の周壁11,12,12,13で囲まれた中空筒状のルーバー材10と、該ルーバー材内に挿入され該ルーバー材の内周面に沿わせられる補強部材14と、前記ルーバー材の周壁に設けられた貫通孔11aに挿通され、前記補強部材と天井側の取付下地25との間に配されて前記ルーバー材の外周面と前記取付下地との隙間を確保する間隔保持部17と、該間隔保持部及び前記補強部材を貫通して前記取付下地に前記ルーバー材を固定する締結具18と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シート状の周壁で囲まれた中空筒状のルーバー材と、該ルーバー材内に挿入され該ルーバー材の内周面に沿わせられる補強部材と、前記ルーバー材の周壁に設けられた貫通孔に挿通され、前記補強部材と天井側の取付下地との間に配されて前記ルーバー材の外周面と前記取付下地との隙間を確保する間隔保持部と、該間隔保持部及び前記補強部材を貫通して前記取付下地に前記ルーバー材を固定する締結具と、を備えていることを特徴とするルーバー天井装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記間隔保持部は、前記締結具の雄ねじ部が螺合する雌ねじ孔が設けられた間隔保持部材であることを特徴とするルーバー天井装置。
【請求項3】
請求項1または2において、
前記ルーバー材は、前記貫通孔が設けられた天壁部を含む四周壁を有した四角筒状とされ、前記補強部材は、前記天壁部に沿わせられる当接板部と、該当接板部の両端から垂れ下がるように設けられ前記ルーバー材の両側壁部に近接して配される両側板部と、を備えていることを特徴とするルーバー天井装置。
【請求項4】
請求項1または2において、
前記ルーバー材の端部の開口を覆うように取り付けられるエンドカバーを備えていることを特徴とするルーバー天井装置。
【請求項5】
天井側の取付下地にシート状の周壁で囲まれた中空筒状のルーバー材を取り付けたルーバー材取付構造であって、
前記ルーバー材の外周面と前記取付下地との隙間を確保する間隔保持部が、前記ルーバー材内に挿入されて該ルーバー材の内周面に沿わせられた補強部材と前記取付下地との間に設けられ、かつ前記ルーバー材の周壁に設けられた貫通孔に挿通されており、
前記間隔保持部及び前記補強部材を貫通する締結具によって前記取付下地に前記ルーバー材が固定されていることを特徴とするルーバー材取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ルーバー天井装置及びルーバー材取付構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、天井側にルーバー材が並列状に配置されて構成されるルーバー天井が知られている。
例えば、下記特許文献1には、石膏ボードから形成され前面板と一対の側面板とから構成されたルーバー本体と、このルーバー本体の一対の側面板間に挟持された野縁と、を備えたルーバー材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-204267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載されたルーバー材では、石膏ボードから形成されたルーバー本体と野縁とが一体化されているため、取り扱い難くなる懸念がある。また、野縁と一体化せずにルーバー本体を天井側の下地に締結具を用いて直接的に固定することも考えられるが、その場合には、締め付けによってルーバー本体が破損する懸念もある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、取扱性を向上し得、かつルーバー材の破損を抑制し得るルーバー天井装置及びルーバー材取付構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示に係るルーバー天井装置は、シート状の周壁で囲まれた中空筒状のルーバー材と、該ルーバー材内に挿入され該ルーバー材の内周面に沿わせられる補強部材と、前記ルーバー材の周壁に設けられた貫通孔に挿通され、前記補強部材と天井側の取付下地との間に配されて前記ルーバー材の外周面と前記取付下地との隙間を確保する間隔保持部と、該間隔保持部及び前記補強部材を貫通して前記取付下地に前記ルーバー材を固定する締結具と、を備えていることを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するために、本開示に係るルーバー材取付構造は、天井側の取付下地にシート状の周壁で囲まれた中空筒状のルーバー材を取り付けたルーバー材取付構造であって、前記ルーバー材の外周面と前記取付下地との隙間を確保する間隔保持部が、前記ルーバー材内に挿入されて該ルーバー材の内周面に沿わせられた補強部材と前記取付下地との間に設けられ、かつ前記ルーバー材の周壁に設けられた貫通孔に挿通されており、前記間隔保持部及び前記補強部材を貫通する締結具によって前記取付下地に前記ルーバー材が固定されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係るルーバー天井装置及びルーバー材取付構造は、上述のような構成としたことで、取扱性を向上させることができ、かつルーバー材の破損を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係るルーバー天井装置の一例及び本開示の一実施形態に係るルーバー材取付構造の一例を模式的に示す一部破断概略斜視図である。
同ルーバー天井装置の一部破断概略正面図である。
同ルーバー天井装置の一部破断概略分解斜視図である。
(a)、(b)は、同ルーバー材取付構造を示し、図2におけるX-X線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図、(c)、(d)は、同ルーバー材取付構造の一変形例を模式的に示し、(a)、(b)にそれぞれ対応させた一部破断概略縦断面図である。
(a)~(c)は、同ルーバー天井装置の施工手順の一例を模式的に示す一部破断概略縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本開示の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
以下の実施形態では、本実施形態に係るルーバー天井装置を設置した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
図1~図5は、本実施形態に係るルーバー天井装置の一例並びに本実施形態に係るルーバー材取付構造の一例及び一変形例を模式的に示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
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