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公開番号2025114982
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009256
出願日2024-01-25
発明の名称光学系及びそれを有する撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 13/02 20060101AFI20250730BHJP(光学)
要約【課題】 高い光学性能を有し、長焦点距離かつ小型軽量な光学系を提供すること。
【解決手段】 物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と、1つ以上のレンズ群を有する中間群と、最終レンズ群とからなり、フォーカシングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する光学系であって、フォーカシングのためには、前記第1レンズ群と前記最終レンズ群とは不動であり、前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、複数の正レンズを有する第1部分群と、第2部分群とからなり、前記第1部分群と、前記第2部分群とは、前記光学系において形成される空気間隔のうち、最も大きい空気間隔を隔てて配置され、所定の条件式を満足する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と、1つ以上のレンズ群を有する中間群と、最終レンズ群とからなり、フォーカシングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する光学系であって、
フォーカシングのためには、前記第1レンズ群と前記最終レンズ群とは不動であり、
前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、複数の正レンズを有する第1部分群と、第2部分群とからなり、
前記第1部分群と、前記第2部分群とは、前記光学系において形成される空気間隔のうち、最も大きい空気間隔を隔てて配置され、
d線を基準としたときのアッベ数をνdとするとき、前記第2部分群において配置された少なくとも3枚の正レンズの材料は、
70.0<νd<100.0
なる条件式を満足し、
前記第1部分群と、前記第2部分群との空気間隔をDmax、前記第1レンズ群の焦点距離をf1とするとき、
0.70<Dmax/f1<1.50
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記光学系において、最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の距離をOTL、全系の焦点距離をfとするとき、
0.45<OTL/f<1.20
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記第1部分群の焦点距離をf1a、全系の焦点距離をfとするとき、
0.20<f1a/f<1.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項4】
全系の焦点距離をfとするとき、
0.20<f1/f<0.80
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項5】
前記第1レンズ群において配置された正レンズのうち、最も焦点距離の短い正レンズの焦点距離をf1a_minとするとき、
1.50<f1a_min/f1<8.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項6】
前記第2部分群において配置された正レンズの材料のうち、アッベ数の最小値をνd_minとするとき、
10.0<νd_min<35.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項7】
前記中間群において配置された、フォーカシングに際して移動するレンズ群のうち、位置敏感度の絶対値の最大値をBab_max、前記光学系のFナンバーをFnoとするとき、
0.50<Bab_max/Fno<2.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項8】
前記光学系における最も像側のレンズ面から像面までの光軸上の距離をBF、最大像高をIHとするとき、
1.3<BF/IH<5.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項9】
前記第2部分群の焦点距離をf1b、全系の焦点距離をfとするとき、
0.10<f1b/f<0.80
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項10】
前記第1部分群は、2枚の正レンズからなることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系に関し、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、放送用カメラ、銀塩フィルム用カメラ等の撮像装置に好適なものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
焦点距離の長い、すなわち長焦点距離の光学系として、物体側に正の屈折力のレンズ群を配置し、像側に負の屈折力のレンズ群を配置した、いわゆるテレフォトタイプの光学系が知られている。テレフォトタイプの光学系は、例えば単焦点の超望遠レンズに用いられている。
【0003】
一般にFナンバーが一定の場合、レンズの焦点距離が長くなるほど、レンズの光線有効径は大きくなる。そのため特に長焦点距離の光学系において、Fナンバーが小さく、かつレンズが小型軽量で諸収差が良好に補正されているレンズが求められている。
【0004】
特許文献1は、テレフォトタイプの光学系として、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、フォーカシングに際して移動する負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群から構成される撮影光学系を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-215561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の光学系は、第1レンズ群内に形成された空気間隔が狭いため、第1レンズ群に配置された各レンズの径が大きい。よって、軽量化を十分に実現できているとは言えない。
【0007】
そこで本発明は、高い光学性能を有し、長焦点距離かつ小型軽量な光学系を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面としての光学系は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と、1つ以上のレンズ群を有する中間群と、最終レンズ群とからなり、フォーカシングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する光学系であって、
フォーカシングのためには、前記第1レンズ群と前記最終レンズ群とは不動であり、
前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、複数の正レンズを有する第1部分群と、第2部分群とからなり、
前記第1部分群と、前記第2部分群とは、前記光学系において形成される空気間隔のうち、最も大きい空気間隔を隔てて配置され、
d線を基準としたときのアッベ数をνdとするとき、前記第2部分群において配置された少なくとも3枚の正レンズの材料は、
70.0<νd<100.0
なる条件式を満足し、
前記第1部分群と、前記第2部分群との空気間隔をDmax、前記第1レンズ群の焦点距離をf1とするとき、
0.70<Dmax/f1<1.50
なる条件式を満足することを特徴とする。
【0009】
本発明の他の一側面としての光学系は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と、1つ以上のレンズ群を有する中間群と、最終レンズ群とからなり、フォーカシングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する光学系であって、
フォーカシングのためには、前記第1レンズ群と前記最終レンズ群とは不動であり、
前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、複数の正レンズを有する第1部分群と、第2部分群とからなり、
前記第1部分群と、前記第2部分群とは、前記光学系において形成される空気間隔のうち、最も大きい空気間隔を隔てて配置され、
前記最終レンズ群は、負レンズを4枚以上有し、
前記第1部分群と、前記第2部分群との空気間隔をDmax、前記第1レンズ群の焦点距離をf1とするとき、
0.40<Dmax/f1<1.50
なる条件式を満足することを特徴とする。
【0010】
本発明の他の一側面としての光学系は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と、1つ以上のレンズ群を有する中間群と、最終レンズ群とからなり、フォーカシングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する光学系であって、
フォーカシングのためには、前記第1レンズ群と前記最終レンズ群とは不動であり、
前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、複数の正レンズを有する第1部分群と、第2部分群とからなり、
前記第1部分群と、前記第2部分群とは、前記光学系において形成される空気間隔のうち、最も大きい空気間隔を隔てて配置され、
前記最終レンズ群は、負レンズを4枚以上有し、
d線を基準としたときのアッベ数をνdとするとき、前記第2部分群において配置された少なくとも3枚の正レンズの材料は、
70.0<νd<100.0
なる条件式を満足することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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