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公開番号
2025117892
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012865
出願日
2024-01-31
発明の名称
プリンタ
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
11/70 20060101AFI20250805BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ジャムの発生を抑制することに貢献するプリンタを提供する。
【解決手段】プリンタは、カセットが着脱可能に装着されるカセット装着部と、テープ101を搬送するプラテンローラ543と、テープ101に印刷を行うサーマルヘッド42と、テープ101を支持する受台61と、刃先641が受台61と対向するカッタ刃64と、カッタ刃64を退避位置P1と切断位置との間で移動可能に保持するカッタホルダ63とを備える。カッタホルダ63は、カッタ刃64よりも後方に配置される後壁63Dを含む。カセットケースからテープ101が排出される排出口126の左端と、刃先641とを結ぶ仮想直線V1を定義した場合、後壁63Dの右端は、仮想直線V1よりも右方に配置される。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体と前記媒体を収容するカセットケースとを備えるカセットが用いられるプリンタであって、
前記カセットが着脱可能に装着されるカセット装着部と、
前記媒体を搬送する搬送ローラと、
前記媒体に印刷を行う印刷ヘッドと、
前記媒体の搬送方向において前記印刷ヘッドよりも下流に配置され、前記媒体を支持する受台と、
前記搬送方向と交差する交差方向に延びる刃先が形成された板であり、前記搬送方向と前記交差方向とに交差する対向方向において前記刃先が前記受台と対向するカッタ刃と、
前記カッタ刃を退避位置と切断位置との間で移動可能に保持するカッタホルダであって、前記カッタ刃が前記退避位置に位置する場合、前記刃先が前記受台から前記対向方向に離れ、前記カッタ刃が前記切断位置に位置する場合、前記刃先が前記受台との間で前記媒体を挟んで前記媒体を切断するカッタホルダと
を備え、
前記カッタホルダは、前記搬送方向において前記カッタ刃よりも上流に配置される特定壁を含み、
前記カセット装着部に前記カセットが装着され且つ前記カッタ刃が前記退避位置に配置された状態で、前記搬送方向において前記カセットケースの下流端に形成される開口であって、前記カセットケースから前記媒体が排出される排出口において、前記対向方向のうち前記受台から前記カッタ刃に向かう第一対向方向の端と、前記刃先とを結ぶ仮想直線を定義した場合、前記特定壁において、前記対向方向のうち前記第一対向方向とは反対の第二対向方向の端は、前記仮想直線よりも前記第二対向方向に配置される
ことを特徴とするプリンタ。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記特定壁は、
前記交差方向と前記対向方向とに延びる板体と、
前記板体のうち前記第二対向方向の端よりも前記第二対向方向に突出する第一突起と
を含み、
前記第一突起における前記第二対向方向の端は、前記特定壁における前記第二対向方向の端である
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項3】
前記特定壁は、
前記板体から前記第二対向方向に突出する第二突起をさらに含み、
前記カセット装着部は、前記カセットが前記交差方向のうち第一交差方向から前記第一交差方向とは反対の第二交差方向に向かって前記カセット装着部に装着されるように構成され、
前記第一突起は、前記カセットが前記カセット装着部に装着された状態で、前記交差方向において、前記媒体の中心に対して前記第一交差方向に配置され、
前記第二突起は、前記カセットが前記カセット装着部に装着された状態で、前記交差方向において、前記媒体の中心に対して前記第二交差方向に配置される
ことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
【請求項4】
前記特定壁は、
前記板体から前記第二対向方向に突出する第三突起と、
前記板体から前記第二対向方向に突出する第四突起と
をさらに含み、
前記第三突起は、前記第一突起に対して前記第一交差方向に配置され、
前記第四突起は、前記第二突起に対して前記第二交差方向に配置される
ことを特徴とする請求項3に記載のプリンタ。
【請求項5】
前記カセット装着部は、前記カセットが前記交差方向のうち第一交差方向から前記第一交差方向とは反対の第二交差方向に向かって前記カセット装着部に装着されるように構成され、
前記第一突起の前記第一交差方向の面には、前記第二対向方向に向かうに連れて前記第二交差方向に向かって延びる第一傾斜面が設けられる
ことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
【請求項6】
前記カセット装着部は、前記カセットが前記交差方向のうち第一交差方向から前記第一交差方向とは反対の第二交差方向に向かって前記カセット装着部に装着されるように構成され、
前記第一突起は、前記カセットが前記カセット装着部に装着された状態で、前記交差方向において、前記媒体の中心に対して前記第一交差方向に配置され、
前記第一突起の前記第二交差方向の面には、前記第二対向方向に向かうに連れて前記第一交差方向に向かって延びる第二傾斜面が設けられる
ことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
【請求項7】
前記特定壁は、前記搬送方向において、前記板体から下流に突出し、前記カッタ刃のうち上流を向く側面に接触し、前記退避位置と前記切断位置とへの前記カッタ刃の移動を案内する案内リブをさらに含み、
前記第一突起は、前記案内リブの前記第二対向方向の端から連続して前記第二対向方向に突出する
ことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
【請求項8】
前記カッタホルダが前記カッタ刃を保持した状態で前記カッタホルダが着脱可能に装着されるカッタ装着部を備えたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のプリンタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、印刷された媒体を切断するための切断機構を備えたプリンタが知られている。例えば特許文献1に記載のテープ印刷装置はカッタ刃受け部材とガイドホルダとカッタ刃とを備える。カッタ刃受け部材は媒体を支持する。ガイドホルダはカッタ刃を退避位置と切断位置とに移動可能に支持する。カッタ刃は退避位置から切断位置に移動することで、カッタ刃受け部材との間で媒体を切断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-136219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記テープ印刷装置では、カッタ刃によって切断された媒体の先端がカッタ刃の刃先に着いた状態でカッタ刃が切断位置から退避位置に戻る可能性がある。媒体の先端がカッタ刃の刃先に着いた状態で印刷が開始されると、ジャムが発生する可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、ジャムの発生を抑制することに貢献するプリンタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るプリンタは、媒体と前記媒体を収容するカセットケースとを備えるカセットが用いられるプリンタであって、前記カセットが着脱可能に装着されるカセット装着部と、前記媒体を搬送する搬送ローラと、前記媒体に印刷を行う印刷ヘッドと、前記媒体の搬送方向において前記印刷ヘッドよりも下流に配置され、前記媒体を支持する受台と、前記搬送方向と交差する交差方向に延びる刃先が形成された板であり、前記搬送方向と前記交差方向とに交差する対向方向において前記刃先が前記受台と対向するカッタ刃と、前記カッタ刃を退避位置と切断位置との間で移動可能に保持するカッタホルダであって、前記カッタ刃が前記退避位置に位置する場合、前記刃先が前記受台から前記対向方向に離れ、前記カッタ刃が前記切断位置に位置する場合、前記刃先が前記受台との間で前記媒体を挟んで前記媒体を切断するカッタホルダとを備え、前記カッタホルダは、前記搬送方向において前記カッタ刃よりも上流に配置される特定壁を含み、前記カセット装着部に前記カセットが装着され且つ前記カッタ刃が前記退避位置に配置された状態で、前記搬送方向において前記カセットケースの下流端に形成される開口であって、前記カセットケースから前記媒体が排出される排出口において、前記対向方向のうち前記受台から前記カッタ刃に向かう第一対向方向の端と、前記刃先とを結ぶ仮想直線を定義した場合、前記特定壁において、前記対向方向のうち前記第一対向方向とは反対の第二対向方向の端は、前記仮想直線よりも前記第二対向方向に配置されることを特徴とする。
【0007】
上記態様によれば、プリンタはジャムの発生を抑制することに貢献する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
プリンタ1およびカセット100の斜視図である。
カセット100の斜視図である。
カセット100がカセット装着部11に装着されていない状態の上壁2Bの前部の平面図である。
ホルダユニット62がカッタ装着部14に装着された状態の印刷機構4、搬送機構5、および切断機構6の斜視図である。
ホルダユニット62がカッタ装着部14に装着された状態の印刷機構4、搬送機構5、および切断機構6の斜視図である。
ホルダユニット62の斜視図である。
ホルダユニット62の背面図である。
ホルダユニット62がカッタ装着部14に装着されていない状態の印刷機構4、搬送機構5、および切断機構6の斜視図である。
カッタ刃64が退避位置P1に配置された状態の切断機構6の周辺を上方から見た断面図である。
カッタ刃64が切断位置P2に配置された状態の切断機構6の周辺を上方から見た断面図である。
カセット100がカセット装着部11に装着された状態の上壁2Bの前部の平面図である。
突起633Aの位置関係を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態であるプリンタ1およびカセット100について、図面を参照して説明する。なお、図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられる。すなわち、図面に記載されている構成等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
【0010】
以下では、図1の左下方、右上方、左上方、右下方、下方、および上方を、それぞれ、プリンタ1およびカセット100の前方、後方、左方、右方、下方、および上方とする。本実施形態では、特定の方向を向く側面を「特定の方向の面」という。例えば部材の後面は、部材のうち後方を向く側面である。特定の方向の面は、必ずしも特定の方向と直交するように延びる必要はなく、特定の方向と交差するように延びていればよい。同様に、「部材が互いに直交する第一方向と第二方向とに延びる」とは、部材が必ずしも第一方向と第二方向とに直交する第三方向と直交するように延びている必要はなく、部材が第三方向と交差するように延びていればよい。
(【0011】以降は省略されています)
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