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公開番号
2025148812
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024049122
出願日
2024-03-26
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20251001BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】筐体の開口を閉鎖する第1カバーが開かれたときに、その第1カバーに回動可能に支持される第2カバーとのロック状態を確実に保持する。
【解決手段】画像形成装置1は、装置本体2と、フロントカバー21と、MPトレイカバー23と、フロントカバー21に支持され、接触位置及び離間位置の間で可動に構成されたプッシュ部材104と、フロントカバー21に支持され、爪部120,121を備えた第1リンク部材102と、を備え、第1リンク部材102は、プッシュ部材104が接触位置となるときに爪部120,121と溝23bとの係合を解除する解除位置及びプッシュ部材104が離間位置となるときに爪部120,121を溝23bに係合させるロック位置の間で可動に構成されており、爪部120,121は、第1リンク部材102の左右方向の一方側に位置する爪部120及び第1リンク部材102の左右方向の他方側に位置する爪部121を含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
開口を備える筐体と、
前記開口を開放する第1開位置、及び、前記開口を閉鎖する第1閉位置、の間で可動に構成された第1カバーと、
被係合部を備え、所定の軸心を中心として前記第1カバーに回動可能に支持される第2カバーであって、第2開位置及び第2閉位置の間で可動に構成された前記第2カバーと、
前記第1カバーに支持され、前記第1カバーが前記第1閉位置にあるときに前記筐体に接触する接触位置、及び、前記第1カバーが前記第1開位置にあるときに前記筐体から離間する離間位置、の間で可動に構成されたプッシャーと、
前記第1カバーに支持され、前記被係合部と係合可能な係合部を備えた第1リンクと、
を備え、
前記第1リンクは、
前記プッシャーが前記接触位置となるときに前記係合部と前記被係合部との係合を解除する解除位置、及び、前記プッシャーが前記離間位置となるときに前記係合部を前記被係合部に係合させるロック位置、の間で可動に構成されており、
前記係合部は、
前記第1リンクの前記軸心に沿う軸方向の一方側に位置する第1爪、及び、前記第1リンクの前記軸方向の他方側に位置する第2爪、を含む複数の爪を備える
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記複数の爪は、
前記第1リンクにおける当該複数の爪以外の部分と一体に成型されている
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1カバーは、
前記第1開位置及び前記第1閉位置の間の可動用の操作部をさらに有し、
前記第1爪は、
前記第1カバーにおける前記操作部よりも前記軸方向の一方側に配置され、
前記第2爪は、
前記第1カバーにおける前記操作部よりも前記軸方向の他方側に配置されている
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1カバーに支持され、前記第1リンクを前記軸方向に可動に支持する支持フレームをさらに有し、
前記支持フレームは、
前記操作部との干渉を回避する第1凹部を備える
ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第1カバーに支持され、当該第1カバーのロックを解除するための操作機構のロック解除操作と連動して前記軸方向に可動に構成された、第2リンクをさらに有し、
前記第2リンクは、
前記操作部との干渉を回避する第2凹部を備える
ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記複数の爪の高さ方向における位置は、
前記プッシャーの高さ方向における位置よりも上方である
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1爪の前記軸方向における寸法は、
前記第2爪の前記軸方向における寸法よりも小さい
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第1リンクは、
前記第1爪との接続部に強度補強部を備える
ことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第1リンクは、
当該第1リンクの可動方向の動きを前記プッシャーの接触及び離間方向の動きに変換して伝達する変換部を有し、
前記第1爪の前記軸方向における位置と、
前記変換部の前記軸方向における位置とは、互いに重なっている
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第2カバーの上端の高さ方向における位置は、前記筐体の上端の高さ方向位置と略一致し、
前記第2カバーの前記軸方向における寸法は、前記筐体の前記軸方向における寸法に略等しい
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、筐体の開口を開閉するカバーを備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載のように、前面カバーが閉じ位置のときMPトレイとのロックが解除されてMPトレイが開閉可能となり、前面カバーが開き位置のときMPトレイレイとロック状態となってMPトレイが開閉不能となる構成が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-156459号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、前面カバーが大型化して開かれるときの慣性力が大きくなったり、ユーザが前面カバーやMPトレイを強く開いたり等の場合においても、前面カバーとMPトレイとのロック状態を確実に保持できる構成が望まれつつあった。
【0005】
本発明の目的は、筐体の開口を閉鎖する第1カバーが開かれたときに、その第1カバーに回動可能に支持される第2カバーとのロック状態を確実に保持できる画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本願発明の画像形成装置は、開口を備える筐体と、前記開口を開放する第1開位置、及び、前記開口を閉鎖する第1閉位置、の間で可動に構成された第1カバーと、被係合部を備え、所定の軸心を中心として前記第1カバーに回動可能に支持される第2カバーであって、第2開位置及び第2閉位置の間で可動に構成された前記第2カバーと、前記第1カバーに支持され、前記第1カバーが前記第1閉位置にあるときに前記筐体に接触する接触位置、及び、前記第1カバーが前記第1開位置にあるときに前記筐体から離間する離間位置、の間で可動に構成されたプッシャーと、前記第1カバーに支持され、前記被係合部と係合可能な係合部を備えた第1リンクと、を備え、前記第1リンクは、前記プッシャーが前記接触位置となるときに前記係合部と前記被係合部との係合を解除する解除位置、及び、前記プッシャーが前記離間位置となるときに前記係合部を前記被係合部に係合させるロック位置、の間で可動に構成されており、前記係合部は、前記第1リンクの前記軸心に沿う軸方向の一方側に位置する第1爪、及び、前記第1リンクの前記軸方向の他方側に位置する第2爪、を含む複数の爪を備える。
【0007】
本願発明においては、第1カバーに支持されるプッシャーは、接触位置と離間位置との間で可動に構成されており、第1カバーが開かれて第1開位置となるときには筐体から離間する上記離間位置となる。解除位置とロック位置との間で可動に構成された第1リンクは、プッシャーが離間位置となるときロック位置となり、当該第1リンクの係合部を第2カバーの被係合部に係合させる。
被係合部に係合する第1リンクの係合部は、複数の爪を備えている。複数の爪には第1爪と第2爪とが含まれる。第1爪は第1リンクの軸方向の一方側、第2爪は第1リンクの軸方向の他方側において、それぞれ第2カバーの被係合部に係合する。
本願発明によれば、少なくとも軸方向一方側と軸方向他方側の2か所において第1リンクが第2カバーに係合する。これにより、第1カバーが開かれたときの第2カバーとのロック状態を確実に保持することができる。その結果、例えば第1カバーが大型化して開かれるときの慣性力が大きくなったり、ユーザが第1カバーや第2カバーを強く開いたり等の場合においても、第1カバーと第2カバーとのロック状態を確実に保持することができる。
【0008】
また、本発明では特に、前記複数の爪は、前記第1リンクにおける当該複数の爪以外の部分と一体に成型されている。
第1リンクにおいて複数の爪が一体成型されていることにより、爪とリンクが別部品である場合に比べ、省スペース化を図ることができる。また部品と部品の間に荷重が加わり耐久性に悪影響を与えることがない。
【0009】
また、本発明では特に、前記第1カバーは、前記第1開位置及び前記第1閉位置の間の可動用の操作部をさらに有し、前記第1爪は、前記第1カバーにおける前記操作部よりも前記軸方向の一方側に配置され、前記第2爪は、前記第1カバーにおける前記操作部よりも前記軸方向の他方側に配置されている。
第1爪と第2爪とを操作部の両側に振り分け配置することで、ユーザが操作部をもって第1カバーを開いたときに、第2カバーのロック状態を安定的に保持することができる。
【0010】
また、本発明では特に、前記第1カバーに支持され、前記第1リンクを前記軸方向に可動に支持する支持フレームをさらに有し、前記支持フレームは、前記操作部との干渉を回避する第1凹部を備える。
支持フレームに操作部との干渉回避用の第1凹部を形成することにより、その第1凹部に操作部を入り込ませるようにして支持フレーム全体を操作部側に寄せて配置することができる。その結果、支持フレームの設置のために必要なスペースを小さくすることができるので、画像形成装置全体の小型化を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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