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公開番号
2025118100
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013212
出願日
2024-01-31
発明の名称
作業機械
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
E02F
9/16 20060101AFI20250805BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】オペレータの安全性と側方窓を通しての視界とを確保するとともに、キャビン内部の限られたスペースに、脱離された第1透明板を収納することができる作業機械を提供する。
【解決手段】作業機械としての油圧ショベルは、幅方向の一方側にキャビンが配置された作業機械である。キャビンは、前方下部に着脱自在に配置される第1透明板と、幅方向の他方側に配置される側方窓と、側方窓に前方側から後方側に亘って架け渡されるガード部材と、前方下部から脱離された第1透明板を上方から保持する第1保持部と、脱離された第1透明板を下方から保持する第2保持部と、を有する。第1保持部は、ガード部材よりも上方に配置され、第2保持部は、ガード部材よりも下方に配置される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
幅方向の一方側にキャビンが配置された作業機械であって、
前記キャビンは、
前方下部に着脱自在に配置される第1透明板と、
幅方向の他方側に配置される側方窓と、
前記側方窓に前方側から後方側に亘って架け渡されるガード部材と、
前記前方下部から脱離された前記第1透明板を上方から保持する第1保持部と、
脱離された前記第1透明板を下方から保持する第2保持部と、を有し、
前記第1保持部は、前記ガード部材よりも上方に配置され、
前記第2保持部は、前記ガード部材よりも下方に配置される、作業機械。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記ガード部材は、
上下方向の最も上部に位置する第1ガード部材と、
上下方向の最も下部に位置する第2ガード部材と、を含み、
前記第1保持部は、前記第1ガード部材よりも上方に配置され、
前記第2保持部は、前記第2ガード部材よりも下方に配置される、請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記第1保持部は、前記第1透明板を着脱自在に保持する、請求項1に記載の作業機械。
【請求項4】
前記第2保持部は、前記第1透明板を挿抜自在に保持する、請求項1に記載の作業機械。
【請求項5】
前記側方窓は、前記キャビンの内部と外部とを隔てる第2透明板を含み、
前記第2透明板は、前記ガード部材と前記第1保持部及び前記第2保持部との間に配置される、請求項1に記載の作業機械。
【請求項6】
前記第1保持部及び前記第2保持部は、前記第2透明板に対して、幅方向の一方側に配置され、
前記ガード部材は、前記第2透明板に対して、幅方向の他方側に配置される、請求項5に記載の作業機械。
【請求項7】
前記第1保持部は、前記第2透明板と対向する開口部を有する、請求項5に記載の作業機械。
【請求項8】
前記第2保持部は、
前記第1透明板を前方から保持する前側保持部と、
前記第1透明板を後方から保持する後側保持部と、を含む、請求項5に記載の作業機械。
【請求項9】
前記キャビンは、前記キャビンの後方側に位置する後壁を有し、
前記後側保持部は、前記後壁に取り付けられる、請求項8に記載の作業機械。
【請求項10】
前記後壁は、下方から上方に向かうにつれて後方に傾斜する傾斜面部を含み、
前記第1透明板は、前記第1保持部及び前記第2保持部に保持されたときに前記傾斜面部に沿って傾斜する傾斜辺部を含む、請求項9に記載の作業機械。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1では、前下窓としての透明板(ガラス板)と、側方窓とが設けられるキャブが開示されている。透明板は、キャブの前壁の下部に着脱可能に配置され、取り外された透明板は、キャブ内部の後方側に位置する収納部に収納される。側方窓は、キャブの右方側に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-8120号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、小型の作業機械であって、特に前後方向の長さが短い作業機械では、キャブも前後方向に短く構成する必要があり、特許文献1のように、キャブ内部の後方側に収納部を設置することが困難となる。
【0005】
ところで、特許文献1のようなキャブが、作業機械の機体において左方側に配置される場合、作業機がキャブに対して、右方に並べて配置されることが多い。この場合、キャブの右方側(作業機側)に位置する側方窓には、安全対策としてのガード部材が設けられることがある。しかし、キャブ内部の(特に前後方向の)限られたスペースに収納部を設置するために、収納部をガード部材付近に設置しようとすると、収納部がオペレータの視界(側方窓を通しての視界)を妨げるおそれがある。
【0006】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、オペレータの安全性と側方窓を通しての視界とを確保するとともに、キャブ(キャビン)内部の限られたスペースに、脱離された透明板(第1透明板)を収納することができる作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係る作業機械は、幅方向の一方側にキャビンが配置された作業機械であって、前記キャビンは、前方下部に着脱自在に配置される第1透明板と、幅方向の他方側に配置される側方窓と、前記側方窓に前方側から後方側に亘って架け渡されるガード部材と、前記前方下部から脱離された前記第1透明板を上方から保持する第1保持部と、脱離された前記第1透明板を下方から保持する第2保持部と、を有し、前記第1保持部は、前記ガード部材よりも上方に配置され、前記第2保持部は、前記ガード部材よりも下方に配置される。
【発明の効果】
【0008】
上記の構成によれば、オペレータの安全性と側方窓を通しての視界とを確保するとともに、キャビン内部の限られたスペースに、脱離された第1透明板を収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の一形態に係る作業機械の一例である油圧ショベルの概略の構成を示す左側面図である。
上記油圧ショベルに備わるキャビンの構成を示す右前方からの斜視図である。
上記キャビンの左後方からの斜視図である。
上記キャビンの左前方からの斜視図である。
上記キャビンに設けられる前上窓の構成を示す斜視図である。
上記キャビンに設けられる保持部の配置を示す上記キャビンの断面図である。
上記保持部に含まれる第1保持部の構成を示す斜視図である。
上記第1保持部の把持部材の構成を説明する説明図である。
上記保持部に含まれる第2保持部付近を拡大して示す拡大図である。
上記キャビンに設けられる第1透明板の収納方法を説明する説明図である。
上記油圧ショベルの運転部を拡大して示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本実施形態において説明に用いる図面では、便宜的に、透明板(例えば後述する第1透明板WF2)を透明不能な板(遮蔽板)として図示している。
(【0011】以降は省略されています)
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