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公開番号
2025118142
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013279
出願日
2024-01-31
発明の名称
シリンジ容器用補助具
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
5/315 20060101AFI20250805BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】現行のシリンジ容器を用いて、規定量の内容液を複数回にわたって段階的に吐出する。
【解決手段】押し釦12を前方に向けて移動させる過程において、ガイド突起26が第1縦溝31の内面のうちの前端面31aに突き当たったときに、押し釦の第1摺接部27およびプランジャ押え13の第2摺接部28が互いに摺接することで、押し釦をプランジャ押えに対して前進させつつ、プランジャ押えを押し釦に対して周方向の一方側Aに移動させ、ガイド突起を横溝32に進入させて第2縦溝33と前後方向で対向させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
前後方向に延び、かつ内容液の吐出孔を有するシリンジ、および前記シリンジから後方に向けて突出し、かつ前方に向けて移動可能に設けられたプランジャを有するシリンジ容器に取付けられるシリンジ容器用補助具であって、
前記シリンジに取付けられ、後方に向けて延びる本体筒と、
前記本体筒から後方に向けて突出し、かつ前方に向けて移動可能に設けられた押し釦と、
前記押し釦の前後動に連係し、前記プランジャを前方に向けて押込むプランジャ押えと、
前記押し釦および前記プランジャ押えを、後方付勢状態で前方移動可能に支持する付勢部材と、を備え、
前記押し釦は、前記本体筒に対して周方向の回転移動が規制された状態で前方移動可能に設けられ、
前記プランジャ押えには、径方向の外側に向けて突出したガイド突起が形成され、
前記本体筒には、前記ガイド突起が移動可能に挿入されたガイド溝が形成され、
前記ガイド溝は、前後方向に延びる第1縦溝と、前記第1縦溝の前端部から周方向の一方側に延びる横溝と、前記横溝における周方向の一方側の端部から前方に向けて延びる第2縦溝と、を備え、
前記押し釦および前記プランジャ押えには、互いに摺接する第1摺接部および第2摺接部が各別に形成されており、
前記押し釦を前方に向けて移動させる過程において、前記ガイド突起が前記第1縦溝の内面のうちの前端面に突き当たったときに、前記第1摺接部および前記第2摺接部が互いに摺接することで、前記押し釦を前記プランジャ押えに対して前進させつつ、前記プランジャ押えを前記押し釦に対して周方向の一方側に移動させ、前記ガイド突起を前記横溝に進入させて前記第2縦溝と前後方向で対向させる、シリンジ容器用補助具。
続きを表示(約 130 文字)
【請求項2】
前記プランジャ押えは、前記プランジャおよび前記付勢部材それぞれの後端部を支持する支持部と、前記ガイド突起および前記第2摺接部を有し、かつ前記支持部に対して回転可能に設けられた回転部と、を備えている、請求項1に記載のシリンジ容器用補助具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シリンジ容器用補助具に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、前後方向に延び、かつ内容液の吐出孔を有するシリンジと、シリンジから後方に向けて突出し、かつ前方に向けて移動可能に設けられたプランジャと、を有するシリンジ容器として、例えば下記特許文献1に示されるような、規定量の内容液を複数回にわたって段階的に吐出する構成が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-217399号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種のシリンジ容器では、シリンジ内の内容液をワンプッシュで吐出し切る現行のシリンジ容器に代えて新たな構造を採用する必要があった。
【0005】
本発明は、現行のシリンジ容器を用いて、規定量の内容液を複数回にわたって段階的に吐出することができるシリンジ容器用補助具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るシリンジ容器用補助具は、前後方向に延び、かつ内容液の吐出孔を有するシリンジ、および前記シリンジから後方に向けて突出し、かつ前方に向けて移動可能に設けられたプランジャを有するシリンジ容器に取付けられるシリンジ容器用補助具であって、前記シリンジに取付けられ、後方に向けて延びる本体筒と、前記本体筒から後方に向けて突出し、かつ前方に向けて移動可能に設けられた押し釦と、前記押し釦の前後動に連係し、前記プランジャを前方に向けて押込むプランジャ押えと、前記押し釦および前記プランジャ押えを、後方付勢状態で前方移動可能に支持する付勢部材と、を備え、前記押し釦は、前記本体筒に対して周方向の回転移動が規制された状態で前方移動可能に設けられ、前記プランジャ押えには、径方向の外側に向けて突出したガイド突起が形成され、前記本体筒には、前記ガイド突起が移動可能に挿入されたガイド溝が形成され、前記ガイド溝は、前後方向に延びる第1縦溝と、前記第1縦溝の前端部から周方向の一方側に延びる横溝と、前記横溝における周方向の一方側の端部から前方に向けて延びる第2縦溝と、を備え、前記押し釦および前記プランジャ押えには、互いに摺接する第1摺接部および第2摺接部が各別に形成されており、前記押し釦を前方に向けて移動させる過程において、前記ガイド突起が前記第1縦溝の内面のうちの前端面に突き当たったときに、前記第1摺接部および前記第2摺接部が互いに摺接することで、前記押し釦を前記プランジャ押えに対して前進させつつ、前記プランジャ押えを前記押し釦に対して周方向の一方側に移動させ、前記ガイド突起を前記横溝に進入させて前記第2縦溝と前後方向で対向させる。
【0007】
押し釦を、付勢部材の後方付勢力に抗してプランジャ押えとともに前方に移動させると、プランジャ押えのガイド突起が、第1縦溝の内面のうちの前端面に突き当たるまで、第1縦溝内を前方に向けて移動しつつ、プランジャがシリンジ内に向けて前方に向けて移動する。これにより、規定量の内容液がシリンジの吐出孔から吐出される。
ガイド突起が、第1縦溝の内面のうちの前端面に突き当った状態で、押し釦をさらに前方に向けて押込むと、押し釦の第1摺接部、およびプランジャ押えの第2摺接部が互いに摺接することで、押し釦がプランジャ押えに対して前進しつつ、プランジャ押えが押し釦に対して周方向の一方側に移動することで、ガイド突起が横溝に進入して第2縦溝と前後方向で対向する。この際、押し釦の押込みを解除すると、付勢部材の後方付勢力によって、ガイド突起が横溝の内面のうちの後端面に突き当り、プランジャ押えおよび押し釦の後方移動が規制された状態で、前方移動が抑止される。
そして、再び押し釦を、付勢部材の後方付勢力に抗してプランジャ押えとともに前方に移動させると、プランジャ押えのガイド突起が、第2縦溝内を前方に向けて移動しつつ、プランジャがシリンジ内に向けて前方に向けて移動することによって、規定量の内容液がシリンジの吐出孔から吐出される。
シリンジに取付けられる本体筒と、プランジャを前方に向けて押込むプランジャ押えと、を備えているので、シリンジ内の内容液をワンプッシュで吐出し切る現行のシリンジ容器に、シリンジ容器用補助具を取付けることができる。
以上より、現行のシリンジ容器を用いて、規定量の内容液を複数回にわたって段階的に吐出することができる。
【0008】
前記プランジャ押えは、前記プランジャおよび前記付勢部材それぞれの後端部を支持する支持部と、前記ガイド突起および前記第2摺接部を有し、かつ前記支持部に対して回転可能に設けられた回転部と、を備えてもよい。
【0009】
プランジャ押えが、支持部および回転部を備えているので、前述のように、押し釦の第1摺接部、およびプランジャ押えの第2摺接部を互いに摺接させたときに、プランジャ押えのうち、支持部は回転移動させず、回転部のみを押し釦に対して周方向の一方側に移動させることが可能になり、付勢部材の捻じれを防ぐことができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の上記態様によれば、現行のシリンジ容器を用いて、規定量の内容液を複数回にわたって段階的に吐出することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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