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公開番号
2025118164
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013308
出願日
2024-01-31
発明の名称
デバイスおよびその制御方法、クラウドプリントサーバシステムおよびその制御方法、クラウドプリントシステムおよびその制御方法、および、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250805BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】クラウドデバイス登録サービスにて登録されたデバイスをクラウドスキャンデバイスとして使用する方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】クラウドデバイスは、クラウドプリント機能とクラウドスキャン機能の少なくとも一方を示すデバイスタイプを含む登録要求を、クラウドプリントサーバシステムに送信する送信手段と、クラウドプリントサーバシステムから、登録要求に含まれるデバイスタイプに応じたアクセストークンを取得するためのサービス識別子とエンドポイントを示すエンドポイント情報を受信する受信手段と、サービス識別子をクラウドプリントサーバシステムに送信し、クラウドプリントサーバシステムから、デバイスタイプに応じたサービスで使用するためのアクセストークンを取得する取得手段と、サービスを実行する際に、エンドポイントに対して、アクセストークンを用いて通信をする通信手段と、を備える。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
クラウドプリント機能とクラウドスキャン機能の少なくとも一方を示すデバイスタイプを含む登録要求を、クラウドプリントサービスおよびクラウドスキャンサービスを提供するクラウドプリントサーバシステムに送信する送信手段と、
前記クラウドプリントサーバシステムから、前記登録要求に含まれるデバイスタイプに応じたアクセストークンを取得するためのサービス識別子とエンドポイントを示すエンドポイント情報を受信する受信手段と、
前記サービス識別子を前記クラウドプリントサーバシステムに送信し、前記クラウドプリントサーバシステムから、前記デバイスタイプに応じたサービスで使用するためのアクセストークンを取得する取得手段と、
前記サービスを実行する際に、前記エンドポイントに対して、前記アクセストークンを用いて通信をする通信手段と、
を備えたデバイス。
続きを表示(約 2,900 文字)
【請求項2】
前記クラウドプリントサーバシステムとの通信は、Internet Printing ProtocolまたはeSCLにより行う、
請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記アクセストークンは、前記クラウドプリントサービスおよび前記クラウドスキャンサービスのそれぞれに応じて発行される、
請求項1に記載のデバイス。
【請求項4】
前記デバイスタイプは、複合機を有し、
前記デバイスタイプが複合機である場合、前記クラウドプリント機能と前記クラウドスキャン機能を有することを示す、
請求項1に記載のデバイス。
【請求項5】
送信手段が、クラウドプリント機能とクラウドスキャン機能の少なくとも一方を示すデバイスタイプを含む登録要求を、クラウドプリントサービスおよびクラウドスキャンサービスを提供するクラウドプリントサーバシステムに送信し、
受信手段が、前記クラウドプリントサーバシステムから、前記登録要求に含まれるデバイスタイプに応じたアクセストークンを取得するためのサービス識別子とエンドポイントを示すエンドポイント情報を受信し、
取得手段が、前記サービス識別子を前記クラウドプリントサーバシステムに送信し、前記クラウドプリントサーバシステムから、前記デバイスタイプに応じたサービスで使用するためのアクセストークンを取得し、
前記サービスを実行する際に、通信手段が、前記エンドポイントに対して、前記アクセストークンを用いて通信をする、
デバイスの制御方法。
【請求項6】
デバイスのコンピュータにデバイスの制御方法を実行させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
クラウドプリント機能とクラウドスキャン機能の少なくとも一方を示すデバイスタイプを含む登録要求を、クラウドプリントサービスおよびクラウドスキャンサービスを提供するクラウドプリントサーバシステムに送信し、
前記クラウドプリントサーバシステムから、前記登録要求に含まれるデバイスタイプに応じたアクセストークンを取得するためのサービス識別子とエンドポイントを示すエンドポイント情報を受信し、
前記サービス識別子を前記クラウドプリントサーバシステムに送信し、前記クラウドプリントサーバシステムから、前記デバイスタイプに応じたサービスで使用するためのアクセストークンを取得し、
前記サービスを実行する際に、前記エンドポイントに対して、前記アクセストークンを用いて通信する、
ように機能させるためのプログラム。
【請求項7】
クラウドプリントサービスおよびクラウドスキャンサービスをデバイスに提供するクラウドプリントサーバシステムであって、
前記デバイスから、クラウドプリント機能とクラウドスキャン機能の少なくとも一方のデバイスタイプを含む登録要求を受信する受信手段と、
前記デバイスタイプに応じたアクセストークンを取得するためのサービス識別子とエンドポイントを示すエンドポイント情報を、前記デバイスに送信する送信手段と、
前記デバイスから、前記サービス識別子を含むアクセストークンを取得する要求を受信すると、前記サービス識別子に対応したアクセストークンを生成し、前記デバイスに送信するアクセストークン応答手段と、
を備えるクラウドプリントサーバシステム。
【請求項8】
クラウドプリントサービスおよびクラウドスキャンサービスをデバイスに提供するクラウドプリントサーバシステムの制御方法であって、
受信手段が、前記デバイスから、クラウドプリント機能とクラウドスキャン機能の少なくとも一方のデバイスタイプを含む登録要求を受信し、
送信手段が、前記デバイスタイプに応じたアクセストークンを取得するためのサービス識別子とエンドポイントを示すエンドポイント情報を、前記デバイスに送信し、
アクセストークン応答手段が、前記デバイスから、前記サービス識別子を含むアクセストークンを取得する要求を受信すると、前記サービス識別子に対応したアクセストークンを生成し、前記デバイスに送信する、
クラウドプリントサーバシステムの制御方法。
【請求項9】
クラウドプリントサービスおよびクラウドスキャンサービスをデバイスに提供するクラウドプリントサーバシステムのコンピュータの制御方法を実行させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
デバイスから、クラウドプリント機能とクラウドスキャン機能の少なくとも一方のデバイスタイプを含む、クラウドプリントサービスとクラウドスキャンサービスの少なくとも一方の登録要求を受信し、
前記デバイスタイプに応じて、アクセストークンを取得するためのサービス識別子とエンドポイントを示すエンドポイント情報を、前記デバイスに送信し、
前記デバイスから、前記サービス識別子を含むアクセストークンを取得する要求を受信すると、サービス識別子に対応したアクセストークンを生成し、前記デバイスに送信する、
ように機能させるためのプログラム。
【請求項10】
デバイスと、クラウドプリントサービスおよびクラウドスキャンサービスを前記デバイスに提供するクラウドプリントサーバシステムとを含むクラウドプリントシステムであって、
前記デバイスは、
クラウドプリント機能とクラウドスキャン機能の少なくとも一方を示すデバイスタイプを含む登録要求を、前記クラウドプリントサーバシステムに送信する第1の送信手段と、
前記クラウドプリントサーバシステムから、前記登録要求に含まれるデバイスタイプに応じたアクセストークンを取得するためのサービス識別子とエンドポイントを示すエンドポイント情報を受信する第1の受信手段と、
前記サービス識別子を前記クラウドプリントサーバシステムに送信し、前記クラウドプリントサーバシステムから前記デバイスタイプに応じたアクセストークンを取得する取得手段と、
前記クラウドプリントサービスまたは前記クラウドスキャンサービスを実行する際に、前記エンドポイントに対して、前記アクセストークンを用いて通信をする通信手段とを備え、
前記クラウドプリントサーバシステムは、
前記デバイスから、前記登録要求を受信する第2の受信手段と、
前記デバイスタイプに応じたアクセストークンを取得するためのサービス識別子とエンドポイントを示すエンドポイント情報を、前記デバイスに送信する第2の送信手段と、
前記デバイスから、前記アクセストークンを取得する要求を受信すると、前記サービス識別子に対応したアクセストークンを生成し、前記デバイスに送信するアクセストークン応答手段とを備える、
クラウドプリントシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、デバイスおよびその制御方法、クラウドプリントサーバシステムおよびその制御方法、クラウドプリントシステムおよびその制御方法、および、プログラムに関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
これまでの印刷サービスでは、ユーザがPC等のクライアント端末から複合機に直接印刷ジョブを送信することによって印刷を実現していた。一方、近年、インターネット上で提供されるクラウドサービスを利用したクラウドプリントサービス(特許文献1)が提案されている。
【0003】
ここで、図1~図3を参照して、従来から知られているクラウドプリントの動作シーケンスについて説明する。
【0004】
図1は複合機のクラウドプリント登録シーケンス図である。
【0005】
複合機101は、クラウドプリント機能と、複合機101を操作するためのWebUI機能をサポートしているものとする。クライアント端末100はクラウドプリントクライアント機能と、WebUIを操作するためのWebUIクライアントをサポートしているものとする。また、クラウドデバイス登録サービス102は、クラウドプリントサーバが提供するインターネット上のサービスであるとする。
【0006】
ユーザは、まずクライアント端末100のWebUIクライアントを利用して、複合機101にWebUI経由でクラウドデバイス登録要求110を送信する。複合機101は、要求110を受信すると、クラウドデバイス登録サービス102にデバイスコード生成要求111を送信する。クラウドデバイス登録サービス102は要求111を受信すると、複合機101にデバイスコード生成応答112を送信する。デバイスコード生成応答112には、クラウドデバイス登録サービス102が生成した、デバイスコード130、ユーザコード131、検証URL132が含まれる。複合機101は、デバイスコード生成応答112を受信すると、クライアント端末100にクラウドデバイス登録応答113を送信する。クラウドデバイス登録応答113には、クラウドデバイス登録サービス102が生成した、ユーザコード131、検証URL132が含まれる。
【0007】
クライアント端末100は、クラウドデバイス登録応答113を受信すると、WebUIクライアント上にユーザコード131、検証URL132を表示する。ユーザは、WebUIクライアントを操作し、表示された検証URL132にアクセスする。そしてクラウドアカウント133とユーザコード131を入力することにより、クラウドデバイス登録サービス102にクラウドデバイス登録承認要求114を送信する。クラウドデバイス登録サービス102はクラウドデバイス登録承認要求114を受信すると、登録中の複合機101の管理者をクラウドアカウント133として関連付けを行い登録承認済みとして管理する。そしてクラウドデバイス登録サービス102はクラウドデバイス登録承認応答115をクライアント端末100に送信する。
【0008】
複合機101は、クラウドデバイス登録サービス102にアクセストークン要求116を送信する。アクセストークン要求116には、クラウドデバイス登録サービス102が生成したデバイスコード130が含まれる。クラウドデバイス登録サービス102は、アクセストークン要求116を受信するとアクセストークン134を生成する。このアクセストークン134は、以降の登録処理で使用され登録処理の認可を証明するものである。クラウドデバイス登録サービス102は、複合機101にアクセストークン応答117を送信する。アクセストークン応答117にはクラウドデバイス登録サービス102が生成したアクセストークン134が含まれる。
【0009】
複合機101は、クラウドデバイス登録サービス102に登録要求118を送信する。登録要求118には、デバイス名135、デバイスタイプ136が含まれる。また、登録要求118のHTTPヘッダにはアクセストークン134が付加されている。デバイス名135は、複合機101に設定されたデバイス名称である。デバイスタイプ136は複合機101のデバイスタイプを表すものであり、クラウドプリントサービス200においては「printer」がセットされる。クラウドプリントサービス200は、クラウドプリントサーバが提供するインターネット上のサービスであるとする。クラウドデバイス登録サービス102は登録要求118を受信するとアクセストークン134をアクセストークン応答117により自身が応答したトークンか否かを判断する。これにより送信された登録要求118が認可されたものであるか確認する。クラウドデバイス登録サービス102は、前記確認の結果、認可された登録要求と判断すると、複合機101に登録応答119を送信し、複合機101の登録処理を開始する。
【0010】
複合機101は、クラウドデバイス登録サービス102に登録状態要求120を送信する。登録状態要求120にもHTTPヘッダにはアクセストークン134が付加されている。クラウドデバイス登録サービス102は、登録状態要求120を受信すると、登録要求118を受信したときと同様にアクセストークン134の確認を行い、認可された登録要求と判断すると、以下の処理を継続する。クラウドデバイス登録サービス102は、登録が完了している場合、複合機101に登録状態応答121を送信する。アクセストークン応答117には、プリントサービスURL137、通知サービスURL138、および、プリントサービスリソースID139が含まれる。プリントサービスURL137はクラウドプリントサービス200のエンドポイントを示すエンドポイント情報である。通知サービスURL138はクラウドプリントイベント通知サービス201のエンドポイントを示すエンドポイント情報である。プリントサービスリソースID139はプリントサービスを利用するためのアクセストークンを取得するためにクラウドデバイス登録サービスが発行する一意な情報である。クラウドプリントイベント通知サービス201は、クラウドプリントサーバが提供するインターネット上のサービスであるとする。
(【0011】以降は省略されています)
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