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公開番号2025118437
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013752
出願日2024-01-31
発明の名称情報処理装置及び画像形成装置
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人弁理士法人TNKアジア国際特許事務所
主分類H04N 1/387 20060101AFI20250805BHJP(電気通信技術)
要約【課題】プレビュー画像の表示時にプレビュー画像内の文字についての視認性を向上させる。
【解決手段】画像形成装置1は、表示部473と、画像データが示す出力対象画像のプレビュー画像を表示部473に表示する制御部100と、出力対象画像内の文字の向きを検出する文字方向検出部101とを備える。制御部100は、プレビュー画像の向きを、文字方向検出部101により検出された文字の向きが、文字が正立している縦向きとなる向きに設定して、プレビュー画像を表示部473に表示する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
表示部と、
画像データが示す出力対象画像のプレビュー画像を前記表示部に表示する制御部と、
前記出力対象画像内の文字の向きを検出する文字方向検出部と、を備え、
前記制御部は、前記プレビュー画像の向きを、前記文字方向検出部により検出された文字の向きが、文字が正立している縦向きとなる向きに設定して、前記プレビュー画像を前記表示部に表示する方向調整表示を行う情報処理装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記文字方向検出部による検出結果に基づいて、前記出力対象画像内で文字が配置されている文字領域のサイズを、文字の向きが異なる文字領域毎に算出する第1算出部を更に備え、
前記制御部は、前記方向調整表示において、前記プレビュー画像の向きを、前記第1算出部により算出されたサイズが最も大きい前記文字領域に含まれる文字の向きが前記縦向きとなる向きに設定する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1算出部は、前記出力対象画像内で、前記文字方向検出部により予め定められた第1方向を向いていると検出された文字の文字領域である第1文字領域のサイズと、前記第1方向とは90度向きが異なる第2方向を向いていると前記文字方向検出部により検出された文字の文字領域である第2文字領域のサイズと、を算出し、
前記制御部は、前記方向調整表示において、前記プレビュー画像の向きを、
前記第1文字領域のサイズが前記第2文字領域のサイズよりも大きい場合には、前記第1方向を向いている文字の向きが前記縦向きとなる向きに設定し、
前記第2文字領域のサイズが前記第1表示領域のサイズよりも大きい場合には、前記第2方向を向いている文字の向きが前記縦向きとなる向きに設定する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
ユーザーからの指示の入力を受け付ける操作部を更に備え、
前記制御部は、前記第1文字領域のサイズと前記第2文字領域のサイズとの差が予め定められた範囲内である場合は、前記プレビュー画像の向きを、前記操作部が受け付けた指示に従って、前記第1方向を向いている文字の向き又は前記第2方向を向いている文字の向きのいずれかが前記縦向きとなる向きに設定する、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1算出部は、予め定められた大きさ以下の文字を含まずに前記文字領域を検出する請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
ユーザーからの指示の入力を受け付ける操作部と、
前記出力対象画像内での文字以外のオブジェクトが配置されるオブジェクト領域のサイズを算出する第2算出部と、を更に備え、
前記制御部は、前記第2算出部により算出された前記オブジェクト領域のサイズが、予め定められた閾値以下である場合、文字の向きに応じて前記方向調整表示を行い、
前記オブジェクト領域のサイズが、前記予め定められた閾値よりも大きい場合には、前記プレビュー画像をそのままの向きで前記表示部に表示させる、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記オブジェクト領域のサイズが、前記予め定められた閾値よりも大きい場合には、前記操作部が受け付けた指示に従って、前記プレビュー画像をそのままの向きでの前記表示部への表示、又は、文字の向きに合わせた前記方向調整表示、のいずれかを行う請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記表示部は、長辺と短辺とを有した矩形状であり、
前記長辺が天地となる横向きと前記短辺が天地となる縦向きとの間で、前記表示部を回転させる回転機構と、
前記表示部が横向き状態又は縦向き状態のいずれであるかを検知する検知センサーと、を更に備え、
前記制御部は、前記検知センサーにより検出された前記表示部の向きに応じた前記表示部の表示領域に合わせて前記プレビュー画像のサイズを調整して前記プレビュー画像を前記表示部に表示するサイズ調整表示を行い、
前記制御部は、前記方向調整表示の実行時に、前記検知センサーにより検出されている前記表示部の向きと、文字が正立する前記縦向きとなる前記プレビュー画像の向きとが一致する場合には、前記表示部を回転させないことをユーザーに対して促すメッセージを前記表示部に表示させる、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記方向調整表示の実行時に、前記検知センサーにより検出されている前記表示部の向きと、文字が正立する前記縦向きとなる前記プレビュー画像の向きとが一致しない場合には、前記表示部を回転させることをユーザーに対して促すメッセージを前記表示部に表示させる、請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の情報処理装置と、
記録媒体に画像を形成する画像形成部と、を備え、
前記制御部は、前記画像形成部による画像形成の対象とされる画像を前記プレビュー画像として前記表示部に表示させる、画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置等の情報処理装置には、長辺と短辺とを有した矩形状の表示部をその表示画面を縦向き横向きに回転可能として備えるものがある。下記の特許文献1に、長辺と短辺とを有した矩形状の表示部と、長辺が天地となる横向きと短辺が天地となる縦向きとに、表示部を回転可能にする回転機構と、を備える画像形成装置が記載されている。また、下記の特許文献1には、プレビュー画像の向きを、表示部の向きに合わせて回転して拡大して表示することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-140504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像形成装置には、出力対象画像のプレビュー画像(例えば、印刷物の仕上がりイメージを示す画像)を表示部に表示するプレビュー機能を有するものがある。プレビュー画像を表示部に表示することで、例えば、ユーザーは印刷の仕上がり状態を事前に確認できる。
【0005】
しかしながら、プレビュー画像はあまり大きく表示できないため、ユーザーが印刷物の仕上がりイメージを細部まで確認することは容易でない。特に、プレビュー画像の表示時に、プレビュー画像内に含まれる文字が正立している縦向きではなく、横に倒れた横向きになっていると、文字を解読して認識することは困難である。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、プレビュー画像の表示時にプレビュー画像内の文字についての視認性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面に係る情報処理装置は、表示部と、画像データが示す出力対象画像のプレビュー画像を前記表示部に表示する制御部と、前記出力対象画像内の文字の向きを検出する文字方向検出部と、を備え、前記制御部は、前記プレビュー画像の向きを、前記文字方向検出部により検出された文字の向きが、文字が正立している縦向きとなる向きに設定して、前記プレビュー画像を前記表示部に表示する方向調整表示を行うものである。
【0008】
本発明の一局面に係る画像形成装置は、本発明の一局面に係る情報処理装置と、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、を備え、前記制御部は、前記画像形成部による画像形成の対象とされる画像を前記プレビュー画像として前記表示部に表示させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、プレビュー画像の表示時にプレビュー画像内の文字についての視認性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示す正面断面図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の主要内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。
(A)乃至(G)は、表示部の回転の一例を説明するための図である。
(A)及び(B)は、検知センサーから出力される信号の変化を説明する図である。
(A)乃至(D)は、出力対象画像の一例を示す図である。
(A)乃至(D)は、表示部に表示されるプレビュー画像の一例を示す図である。
(A)乃至(D)は、表示部に表示されるプレビュー画像の一例を示す図である。
(A)及び(B)は、出力対象画像の一例を示す図であり、(C)は、表示部に表示される画像の一例を示す図である。
(A)及び(B)は、出力対象画像の一例を示す図であり、(C)は、表示部に表示される画像の一例を示す図である。
(A)及び(B)は、表示部に表示されるプレビュー画像の一例を示す図である。
画像形成装置1におけるプレビュー表示処理の一例を示すフローチャートである。
別の実施形態に係る画像形成装置の主要内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。
(A)及び(B)は、出力対象画像の一例を示す図であり、(C)は、表示部に表示される画像の一例を示す図である。
(A)及び(B)は、出力対象画像の一例を示す図であり、(C)は、表示部に表示される画像の一例を示す図である。
(A)及び(B)は、表示部に表示されるプレビュー画像の一例を示す図である。
(A)及び(B)は、表示部に表示されるプレビュー画像の一例を示す図である。
(A)及び(B)は、表示部に表示されるプレビュー画像の一例を示す図である。
(A)乃至(C)は、表示部に表示されるプレビュー画像の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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