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公開番号
2025118878
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2025081750,2023039336
出願日
2025-05-15,2018-10-09
発明の名称
薬物送達デバイスのプランジャ
出願人
アムジエン・インコーポレーテツド
代理人
弁理士法人川口國際特許事務所
主分類
A61M
5/315 20060101AFI20250805BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】大きな排出力下で少ない変形を維持することにより、使用中の摩擦の大きさ及び変動を最小限にするための幾何学的形状の最適化を図ったプランジャを提供する。
【解決手段】プランジャ実施形態は、プランジャとシリンジ又はチャンバとの間の接触領域を最小限にしつつ、容器閉鎖の完全性を維持するための高い収縮圧力(contract pressure)も維持する。更に、プランジャ実施形態は、粘性製品の送達に付随する高荷重下で接触領域の増加が最小限である又は増加がないように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
薬物送達デバイスで使用するためのプランジャであって、
略円筒状の側壁と、先頭面と、後尾面と、を有する、本体部分と、
前記本体部分の前記側壁から径方向外側に突出し、凹設された側表面によって互いに軸方向に離隔した複数のリブであって、前記複数のリブは、少なくとも、後尾リブと、先頭リブと、中間リブと、を含み、前記リブのそれぞれは環状構成を含む、複数のリブと、
を含み、
前記本体部分は、軸荷重の非存在下で第1の構成、軸荷重の存在下で第2の構成をとるように構成されており、前記第1の構成と前記第2の構成は実質的に等しい径方向寸法を有し、前記第2の構成は、前記第1の構成の軸方向寸法よりも小さい軸方向寸法を有する、
プランジャ。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記リブ間に延びる前記側壁の径方向表面は曲線状の構成を有する、請求項1に記載のプランジャ。
【請求項3】
前記リブ間に延びる前記側壁の前記径方向表面は凹面である、請求項2に記載のプランジャ。
【請求項4】
前記リブ間に延びる前記本体部分の径方向表面は平坦部分を含む、請求項1に記載のプランジャ。
【請求項5】
前記リブ間に延びる前記本体部分の前記径方向表面は、前記平坦部分の軸方向端部に円錐台部分を更に含む、請求項4に記載のプランジャ。
【請求項6】
前記本体部分のトリムエッジは前記本体部分の前記後尾面に隣接する、請求項1~5のいずれか一項に記載のプランジャ。
【請求項7】
前記トリムエッジは前記リブの外径よりも小さな外径を有する、請求項6に記載のプランジャ。
【請求項8】
前記先頭面は粗面加工部を含む、請求項1~7のいずれか一項に記載のプランジャ。
【請求項9】
略円錐形の構成としての前記先頭面である、請求項1~8のいずれか一項に記載のプランジャ。
【請求項10】
前記後尾リブ又は前記中間リブのうちの少なくとも1つは前記先頭リブよりも軸方向に小さい、請求項1~9のいずれか一項に記載のプランジャ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
2017年11月10日に出願された米国仮特許出願第62/584,335号明細書の優先権の利益を主張し、その内容全体が、参照により本明細書に明示的に援用される。
続きを表示(約 1,900 文字)
【0002】
本開示は、概して、プランジャに関し、より具体的には、薬物送達製品のプランジャに関する。
【背景技術】
【0003】
高粘性製品が、オートインジェクタ及びオンボディ型インジェクタなどの自動送達デバイスで次第に多く使用されるようになっている。自動送達デバイスは、典型的には、薬物送達時間に関する要件を有する。しかしながら、高粘性製品を使用する場合、自動送達デバイスは、要求される薬物送達時間を達成するために大きな駆動力を必要とする。これに加えて、自動送達デバイスは、デバイス内でプランジャから離隔し、且つ初期衝突中及び薬物送達中の持続注入力の最大5倍を出力する駆動機構を有する場合がある。
【0004】
いくつかの従来のプランジャは、送達デバイスのシリンジ又はリザーバに沿って摺動し、これを密閉する円筒状の側表面を有する。大きな駆動力は従来のプランジャに大きな軸方向圧縮力を加え、これは、排出中、従来のプランジャが径方向外側に変形する原因となり得る。そうした径方向の変形はプランジャとシリンジ又はリザーバとの間の接触領域を増加させる場合があり、より大きな摩擦及び排出プロセスの予測不可能性がもたらされる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、従来のプランジャ及び方法に対する有利な代替案を具現化し、本明細書で言及した課題又は必要性の1つ以上に対処することができると共に、他の利益及び利点を提供することができるプランジャ、薬物送達アセンブリ、薬物送達デバイス、及び関連する方法を説明する。
【0006】
いくつかの実施形態では、略円筒状の側壁と、先頭面と、後尾面と、を有する、本体部分を含む、薬物送達デバイスで使用するためのプランジャが本明細書中に記載される。プランジャは、本体部分の側壁から径方向外側に突出し、凹設された側表面によって互いに軸方向に離隔した複数のリブを更に含む。複数のリブは、少なくとも、後尾リブと、先頭リブと、中間リブと、を含み、リブのそれぞれは環状構成を有する。本体部分は、軸荷重の非存在下で第1の構成、軸荷重の存在下で第2の構成をとるように構成されており、第1の構成と第2の構成は実質的に等しい径方向寸法を有し、第2の構成は、第1の構成の軸方向寸法よりも小さい軸方向寸法を有する。
【0007】
プランジャは以下の1つ以上を更に含み得る:本体部分のトリムエッジは本体部分の後尾面に隣接することができ、トリムエッジは更に、リブの外径よりも小さな外径を有することができる;プランジャの先頭面は粗面加工部を含み得る及び/又は略円錐形の構成を有し得る;後尾リブ及び中間リブのうちの1つ又は両方は先頭リブよりも軸方向に小さくすることができる;リブのうちの少なくとも1つは曲線状のプロファイルを有し得る;リブのうちの少なくとも1つは、その曲線状の軸方向端部部分間に延びる円筒状部分を含み得る;リブ間に延びる側壁の径方向表面は曲線状の構成を有し得る;リブ間に延びる本体部分の径方向表面は平坦構成を有し得る;又はプランジャは本体部分の後尾面から離れる方に延びる複数の突起を更に含み得る。
【0008】
いくつかの実施形態では、上記段落の任意の組み合わせに列挙したように構成されたプランジャを含み、薬物送達アセンブリは、第1開端部と投与開口部を有する第2端部との間に延びる環状側壁を有するチャンバであって、プランジャは、そのリブが側壁の内部表面を密閉するようにチャンバ内に受け入れられる、チャンバと、チャンバ内でプランジャをチャンバの第2端部まで駆動するように構成された駆動部材と、を含む、薬物送達アセンブリが本明細書中に記載される。
【0009】
薬物送達アセンブリは、以下の1つ以上を更に含み得る:側壁内側上のリブの接触領域は、プランジャがチャンバ内で駆動される間、実質的に一定のままである;プランジャのトリムエッジは、プランジャがチャンバ内で駆動される間、側壁内側から離隔している;リブは、空輸中におけるチャンバ内のプランジャ移動距離の少なくとも2倍、互いに軸方向に離間している;又はリブは、側壁内側との接触圧力が少なくとも0.8MPaである。
【0010】
上記ニーズは、特に図面と併せて研究される、以下の詳細な説明に記載されるプランジャの実施形態の提供によって少なくとも一部満たされる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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