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公開番号
2025119986
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024015162
出願日
2024-02-02
発明の名称
蓄電池システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H01M
10/6563 20140101AFI20250807BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】使用環境による影響を抑制した蓄電池システムを提供する。
【解決手段】蓄電池システム5は、屋外に設置される筐体10と、筐体10の内側に配置されている蓄電池20と、蓄電池20から発生される熱の放熱を促進する放熱部22に流れる風速を調整可能なファン24と、筐体10の天板との間に、ファン24によって発生した気流が通過する流路Sを形成するように配置されている断熱材30と、断熱材30と筐体10との間の第1開口部31Aに対して、開閉可能な蓋体32であって、風速が所定値より大きい場合に、閉状態P2となり、風速が所定値より小さい場合に、開状態P1となる蓋体32と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
屋外に設置される筐体と、
前記筐体の内側に配置されている蓄電池と、
前記蓄電池から発生される熱の放熱を促進する放熱部に流れる風速を調整可能なファンと、
前記筐体の天板との間に、前記ファンによって発生した気流が通過する流路を形成するように配置されている断熱材と、
前記断熱材と前記筐体との間の開口部に対して、開閉可能な蓋体であって、
前記風速が所定値より大きい場合に、閉状態となり、
前記風速が所定値より小さい場合に、開状態となる蓋体と、
を備えている蓄電池システム。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記開口部は、前記ファンによって発生した気流が流れる位置に設けられている
請求項1に記載の蓄電池システム。
【請求項3】
前記蓋体は、前記ファンによって発生した気流が当たる位置に設けられ、
前記風速が所定値より大きい場合に、前記蓋体に気流が当たって、閉状態となり、
前記風速が所定値より小さい場合に、前記閉状態よりも、前記蓋体に気流が弱く当たって、開状態となる
請求項1に記載の蓄電池システム。
【請求項4】
前記蓋体には、前記開状態から前記閉状態への移動を補助する補助部材が設けられている
請求項3に記載の蓄電池システム。
【請求項5】
前記筐体の内側には、空調装置が設けられている
請求項1に記載の蓄電池システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電池システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、蓄電池システムの外郭を成す筐体と、その一端を、導入口を介して筐体と連通されると共に、他端を、放出口を介して外部と連通され、筐体の内部の空気を外部へと案内して放出可能な放出部と、を具備し、放出部の放出口を、遮蔽室の下部に対向するように配置すると共に、遮蔽室と放出部の放出口とを離間させて配置した蓄電池システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-018699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、屋外に配置された蓄電池システムでは、使用環境による影響を抑制することが好ましい。
【0005】
本発明は、使用環境による影響を抑制した蓄電池システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る蓄電池システムは、屋外に設置される筐体と、前記筐体の内側に配置されている蓄電池と、前記蓄電池から発生される熱の放熱を促進する放熱部に流れる風速を調整可能なファンと、前記筐体の天板との間に、前記ファンによって発生した気流が通過する流路を形成するように配置されている断熱材と、前記断熱材と前記筐体との間の開口部に対して、開閉可能な蓋体であって、前記風速が所定値より大きい場合に、閉状態となり、前記風速が所定値より小さい場合に、開状態となる蓋体と、を備えている。
【0007】
請求項1に係る蓄電池システムでは、風速が所定値より大きい場合に、閉状態となり、風速が所定値より小さい場合に、開状態となる蓋体を備えることで、温暖環境では、ファンの風速が大きくされ、蓋体が開口部を閉じ、寒冷環境では、ファンの風速が小さくされ、蓋体が開口部を開ける。そのため、温暖環境においては、直射日光によって温められた天板からの輻射熱の伝達が、断熱材によって遮断される。一方、寒冷環境において、筐体の天板に積雪があった場合、筐体内の暖気が開口部を通して、流路へ流入する。そして、流路へ流入した暖気によって、天板に積もった雪が溶雪される。そのため、使用環境による影響を抑制した蓄電システムとすることができる。
【0008】
請求項2に係る蓄電池システムは、請求項1に記載の蓄電池システムにおいて、前記開口部は、前記ファンによって発生した気流が流れる位置に設けられている。
【0009】
請求項2に係る蓄電池システムでは、開口部は、ファンによって発生した気流が流れる位置に設けられていることで、寒冷環境において、蓋体が開口部を開けた際に、暖気が流路へ流入し易くされる。そのため、流路へ流入した暖気によって、天板に積もった雪の溶雪が促進される。
【0010】
請求項3に係る蓄電池システムは、請求項1又は請求項2に記載の蓄電池システムにおいて、前記蓋体は、前記ファンによって発生した気流が当たる位置に設けられ、前記風速が所定値より大きい場合に、前記蓋体に気流が当たって、閉状態となり、前記風速が所定値より小さい場合に、前記閉状態よりも、前記蓋体に気流が弱く当たって、開状態となる。
(【0011】以降は省略されています)
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