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公開番号2025121789
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024017507
出願日2024-02-07
発明の名称防カビ性塗膜、部材および製品
出願人株式会社神戸製鋼所
代理人個人,個人,個人
主分類C09D 201/00 20060101AFI20250813BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】本開示は、防カビ性および熱や光に対する安定性が高く、広範囲で使用できる防カビ性塗膜を提供することを目的とする。
【解決手段】本開示の一態様に係る防カビ性塗膜は、ニッケル粉およびニッケル合金粉の少なくとも一方と、バインダ樹脂とを含有する塗膜であって、塗膜表面からのニッケルイオン溶出速度が、0.1μg/cm2・d以上である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ニッケル粉およびニッケル合金粉の少なくとも一方と、バインダ樹脂とを含有する防カビ性塗膜であって、
塗膜表面からのニッケルイオン溶出速度が、0.1μg/cm

・d以上である防カビ性塗膜。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
上記バインダ樹脂がウレタン系樹脂、セルロース系樹脂、およびフェノール系樹脂からなる群より選択される少なくとも一種を含む請求項1に記載の防カビ性塗膜。
【請求項3】
上記ウレタン系樹脂が、水性である請求項2に記載の防カビ性塗膜。
【請求項4】
下記式1で表される溶出速度パラメータvが、0.1以上である請求項1に記載の防カビ性塗膜。
v=-0.01885×α+0.00025×m+1.68351 ・・・・(1)
上記式1において、αは塗膜と水との接触角[°]、mは塗膜の単位面積当たりのニッケル含有量[μg/cm

]を意味する。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の防カビ性塗膜が表面に形成されている部材。
【請求項6】
請求項5に記載の部材を備える製品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、防カビ性塗膜、部材および製品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、衛生上の観点からカビの抑制を目的とした塗膜があらゆる場面で施されており、塗膜に防カビ剤を添加、塗布することが一般的に実施されている。防カビ剤は多様な種類が知られているが、例えば、防カビ剤として、銀担持ゼオライト、有機系の防カビ剤に金属粉末を添加したもの、酸化セリウムを用いた塗膜が提案されている(特許文献1、特許文献2および特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7174198号公報
特開2023-088351号公報
特開2022-041991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の銀担持ゼオライトは、光によって変色することがあるため、使用範囲が限定されるおそれがある。特許文献2の有機系防カビ剤は、光や熱などによって分解して劣化し、この分解および劣化を抑制するために金属粉末を含有させているため、コストを低減し難い。特許文献3の酸化セリウムなどの光触媒反応を利用した防カビ剤は、無光状態では機能を発揮できないため、使用範囲が限定されるおそれがある。
【0005】
本開示は、上述のような事情に基づいてなされたものであり、高い防カビ性を有し、熱や光に対する安定性が高く、広範囲で使用できる防カビ性塗膜を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る防カビ性塗膜は、ニッケル粉およびニッケル合金粉の少なくとも一方と、バインダ樹脂とを含有する防カビ性塗膜であって、塗膜表面からのニッケルイオン溶出速度が、0.1μg/cm

・d以上である。
【発明の効果】
【0007】
本開示の防カビ性塗膜は、高い防カビ性を有し、熱や光に対する安定性が高く、広範囲で使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、防カビ性塗膜におけるニッケルイオン溶出速度とカビ抵抗性の試験結果との関係を示すグラフである。
図2は、防カビ性塗膜における溶出速度パラメータとニッケルイオン溶出速度との関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
(1)本開示の一態様に係る防カビ性塗膜は、ニッケル粉およびニッケル合金粉の少なくとも一方と、バインダ樹脂とを含有する防カビ性塗膜であって、塗膜表面からのニッケルイオン溶出速度が、0.1μg/cm

・d以上である。
【0010】
当該防カビ性塗膜(以下、当該塗膜ともいう)は、ニッケル粉およびニッケル合金粉の少なくとも一方と、バインダ樹脂とを含有するため、熱や光に対する高い安定性を有する。このため、環境によって使用範囲が限定されることを抑制できる。また、当該塗膜は、表面からニッケルイオンを上記溶出速度で水などの液体中に溶出するため、高い防カビ作用を発揮できる。
(【0011】以降は省略されています)

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