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公開番号2025122218
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2025093229,2021071158
出願日2025-06-04,2021-04-20
発明の名称枠部材の施工方法及び引き戸ユニット
出願人文化シヤッター株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類E06B 1/56 20060101AFI20250813BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】比較的狭い作業スペースにおいても、引き戸を設けるための枠部材の設置の作業性に優れた施工方法及び引き戸ユニットの提供。
【解決手段】壁又は仕切りに形成された開口部Gを開閉する上吊り式の引き戸を設けるための枠部材を設置するための施工方法であって、引き戸の戸当たりを構成する竪枠であって、上部に上枠荷重受け部113を備える竪枠11を、開口部Gの側方部に設置するステップと、上枠12の一端側を上枠荷重受け部113によって支持させた状態とした上で、上枠12を開口部Gの上部に設置するステップと、を有することを特徴とする枠部材の施工方法。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
壁又は仕切りに形成された開口部を開閉する上吊り式の引き戸を設けるための上枠を設置するための施工方法であって、
前記開口部の上部の開放部分の両端にスライド係合部を取り付けるステップと、
前記スライド係合部と係合する被係合部を両端に備える欄間パネルを、前記スライド係合部に対してスライドさせながら所定位置に配し、固定するステップと、
前記欄間パネルに前記上枠を設置するステップと、
を有することを特徴とする枠部材の施工方法。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記上枠が設置される範囲内において、前記スライド係合部と前記被係合部の両者に貫通させた締結体を設けるステップを有することを特徴とする請求項1に記載の枠部材の施工方法。
【請求項3】
壁又は仕切りに形成された開口部を開閉する上吊り式の引き戸を設けるための上枠を設置するための施工方法であって、
前記開口部の上部であって、前記上枠が設置される範囲内において、壁面から一部が突出した締結体を設けるステップと、
前記上枠がハンガー部を備え、前記締結体の一部に対して前記ハンガー部を引っかけた状態とした上で、前記上枠を前記開口部の上部に設置するステップと、
を有することを特徴とする枠部材の施工方法。
【請求項4】
壁又は仕切りに形成された開口部を開閉するための上吊り式の引き戸ユニットであって、
引き戸と、
前記引き戸を上吊り式でスライドさせるガイド部材と、
前記ガイド部材を前記開口部の上部に設置させるための上枠と、
前記開口部の上部の両端に取り付けられるスライド係合部と、
前記スライド係合部と係合する被係合部を両端に備える欄間パネルと、
を備えることを特徴とする引き戸ユニット。
【請求項5】
壁又は仕切りに形成された開口部を開閉するための上吊り式の引き戸ユニットであって、
引き戸と、
前記引き戸を上吊り式でスライドさせるガイド部材と、
前記ガイド部材を前記開口部の上部に設置させるための上枠と、を備え、
前記上枠が、前記開口部の上部に設けられた締結体の壁面からの突出部分に対して引っかかるハンガー部を備えることを特徴とする引き戸ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、壁又は仕切りに形成された開口部を開閉する上吊り式の引き戸を設けるための枠部材を設置するための施工方法、及び、引き戸ユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
部屋等の“所定の空間”を隔てるために、壁や仕切り等を設ける一方で、“所定の空間”へのアクセスを可能とするために、壁や仕切り等に開口部が形成される。また、このような開口部には、開口部を開閉する開閉体が設けられることも行われている。
このような開閉体の一つとして、上吊り式の引き戸があり、特許文献1には、引き戸用の四方枠(予め組み上げた四方枠)を取り付ける作業の作業性を向上することに関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6228493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えばトイレブースに引き戸を設けるような場合、通常はトイレブースの内側に引き戸の設置が行われる。外側に設置すると、外側に引き戸の機構部分が存在することになり、外部から引き戸の機構部分へのアクセスがしやすくなり、防犯上の観点等で好ましくないためである(これへの対策を別途講じるとなるとコスト高になる)。
トイレブースのように狭い空間内の内側に、引き戸の設置を行おうとした場合、作業スペースも限定的となる。
特許文献1に開示されている技術は、予め四方枠を組み立てた上で、これを取り付けるようにしているものであるが、このように予め組み立てた枠を設置することは、作業スペースが限定的である環境では難しい若しくは不可能である場合があった。また、予め組み立てた枠を設置する作業は、一人で作業をすることを考えた場合、必ずしも作業性に優れているといえるものでは無かった。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑み、比較的狭い作業スペースにおいても、引き戸を設けるための枠部材の設置の作業性に優れた施工方法及び引き戸ユニット、又は、一人での設置作業においても、枠部材の設置の作業性に優れた施工方法及び引き戸ユニット、を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(構成1)
壁又は仕切りに形成された開口部を開閉する上吊り式の引き戸を設けるための枠部材を設置するための施工方法であって、前記引き戸の戸当たりを構成する竪枠であって、上部に上枠荷重受け部を備える竪枠を、前記開口部の側方部に設置するステップと、上枠の一端側を前記上枠荷重受け部によって支持させた状態とした上で、前記上枠を前記開口部の上部に設置するステップと、を有することを特徴とする枠部材の施工方法。
【0007】
(構成2)
前記上枠を、前記上枠荷重受け部に対して締結させるステップを有することを特徴とする構成1に記載の枠部材の施工方法。
【0008】
(構成3)
前記竪枠と係合する竪枠下地材を前記開口部の側方部に固定するステップと、前記竪枠下地材に前記竪枠を固定するステップと、を有することを特徴とする構成1又は2に記載の枠部材の施工方法。
【0009】
(構成4)
前記竪枠の下部と係合する床固定部材を、床面に対して固定するステップを有することを特徴とする構成1から3の何れかに記載の枠部材の施工方法。
【0010】
(構成5)
前記開口部の上部が開放されている場合に、前記開放部分の両端にスライド係合部を取り付けるステップと、前記スライド係合部と係合する被係合部を両端に備える欄間パネルを、前記スライド係合部に対してスライドさせながら所定位置に配し、固定するステップと、前記欄間パネルに前記上枠を設置するステップと、を有することを特徴とする構成1から4の何れかに記載の枠部材の施工方法。
(【0011】以降は省略されています)

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