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公開番号
2025122896
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018624
出願日
2024-02-09
発明の名称
包装袋およびシート包装体
出願人
大王製紙株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
77/14 20060101AFI20250815BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】包装袋に柔軟性が殆どない場合でも、開封しやすく、シートが取り出しやすく、取り出されるシートが破れにくく、かつシートの取り出し時に破れにくい、包装袋を提供する。
【解決手段】包装袋は、積層された複数のシートが収容され、シートの取出口が天面に設けられている包装袋であって、取出口は、包装袋の第1方向に延び、第1方向と直交する第2方向に所定の間隔をあけて配置された一対の第1ミシン目と、第1ミシン目の端部と連続して第1ミシン目間を第2方向に延びる一対の第2ミシン目と、第1ミシン目の端部と連続して第1ミシン目から離れる方向に延び、第1ミシン目から離れるに従って前記第2方向の間隔が広くなる一対の第3ミシン目と、を有する
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
積層された複数のシートが収容され、前記シートの取出口が天面に設けられている包装袋であって、
前記取出口は、
前記包装袋の第1方向に延び、前記第1方向と直交する第2方向に所定の間隔をあけて配置された一対の第1ミシン目と、
前記第1ミシン目の端部と連続して前記第1ミシン目間を前記第2方向に延びる一対の第2ミシン目と、
前記第1ミシン目の端部と連続して前記第1ミシン目から離れる方向に延び、前記第1ミシン目から離れるに従って前記第2方向の間隔が広くなる一対の第3ミシン目と、を有する、包装袋。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記包装袋が紙100%で構成されている、請求項1に記載の包装袋。
【請求項3】
前記包装袋の前記第1方向が、前記包装袋を構成する基材のCD方向である、請求項1に記載の包装袋。
【請求項4】
前記包装袋の前記第1方向に対向する一対の側面がキャラメル包装で封止されている、請求項1に記載の包装袋。
【請求項5】
前記第1ミシン目と前記第3ミシン目の間の角度が85度以上119度以下である、請求項1に記載の包装袋。
【請求項6】
前記第3ミシン目の前記第2方向の間隔が、前記天面の前記第2方向の長さに対して25%以上50%以下である、請求項1に記載の包装袋。
【請求項7】
前記第3ミシン目が連続する前記第1ミシン目の前記端部と前記天面の前記第1方向の端縁との最短距離が、前記天面の前記第1方向の長さに対して10%以上30%以下である、請求項1に記載の包装袋。
【請求項8】
前記第3ミシン目のタイの長さが0.6mm以上2mm以下である、請求項1に記載の包装袋。
【請求項9】
前記第3ミシン目の先端に円弧状の開口を形成する第1スリットを有する、請求項1に記載の包装袋。
【請求項10】
前記円弧を含む仮想円において円弧が存在しない部分の角度が60度以上119度以下である、請求項9に記載の包装袋。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装袋およびシート包装体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ティシューペーパー等のシートが収容されたシート包装体は、樹脂フィルム製の包装袋に複数のシートが収容された状態で流通するものがある(例えば、特許文献1、2)。一方、包装袋における樹脂の使用量を低減する観点から、紙を含む包装基材で、積層状の紙製品を覆う包装体が知られている(例えば、特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許7312282号公報
特開2010-22799号公報
特開2021-123339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、紙製の包装袋は、樹脂製の包装袋に比べて柔軟性が殆どないため、開封しづらく、シートが取り出しづらく、シートの取り出し時にシートが破れやすく、シートの取り出し時に包装袋が破れやすい。
【0005】
本発明の課題は、包装袋に柔軟性が殆どない場合でも、開封しやすく、シートが取り出しやすく、取り出されるシートが破れにくく、かつシートの取り出し時に破れにくい、包装袋を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る第1の態様は、積層された複数のシートが収容され、前記シートの取出口が天面に設けられている包装袋であって、前記取出口は、前記包装袋の第1方向に延び、前記第1方向と直交する第2方向に所定の間隔をあけて配置された一対の第1ミシン目と、前記第1ミシン目の端部と連続して前記第1ミシン目間を前記第2方向に延びる一対の第2ミシン目と、前記第1ミシン目の端部と連続して前記第1ミシン目から離れる方向に延び、前記第1ミシン目から離れるに従って前記第2方向の間隔が広くなる一対の第3ミシン目と、を有する包装袋である。
【0007】
第1の態様では、包装袋の第1方向に延びる一対の第1ミシン目が第1方向と直交する第2方向に所定の間隔をあけて配置され、第1ミシン目間を第2方向に延びる一対の第2ミシン目が第1ミシン目の端部と連続することで、一対の第1ミシン目と一対の第2ミシン目で囲まれた領域が、所定の長さと所定の間隔を有するものとなる。これにより、第1の態様では、包装袋に柔軟性が殆どない場合でも、一対の第1ミシン目と一対の第2ミシン目で囲まれた領域がつまみやすくなり、第1ミシン目および第2ミシン目を介して包装袋が開封しやすくなる。
【0008】
また、第1の態様では、第1方向に延びる一対の第1ミシン目の端部と連続して第1ミシン目から離れる方向に延びる一対の第3ミシン目が、第1ミシン目から離れるに従って第2方向の間隔が広くなることで、第1ミシン目、第2ミシン目および第3ミシン目が開裂すると、第2方向には第1ミシン目と第3ミシン目で囲まれた一対のフラップが形成され、第1方向には第2ミシン目と一対の第3ミシン目で囲まれた一対のフラップが形成される。
【0009】
これにより、第1の態様では、シートが取り出される際に取出口にかかる力が、第1方向のフラップと第2方向のフラップによって緩衝されるため、包装袋に柔軟性が殆どない場合でも、シートが取り出しやすくなり、取り出されるシートが破れにくくなり、シートの取り出し時に包装袋が破れにくくなる。
【0010】
さらに、第1の態様では、複数のシートが折り込まれた状態で互い違いに積層されている(いわゆるポップアップ式に積層されている)場合、1枚目のシートが取り出された後の2枚目以降のシートが、第1方向に対向するフラップと第2方向に対向するフラップとの間に挟まれやすくなる。そのため、第1の態様では、包装袋に柔軟性が殆どない場合でも、シートが取出口に保持されやすくなり、取出口におけるシートの落ち込みを防ぐことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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