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公開番号2025123705
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-25
出願番号2024019325
出願日2024-02-13
発明の名称コンクリート組成物、及び、コンクリート部材の製造方法
出願人大成建設株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類C04B 28/02 20060101AFI20250818BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約【課題】可使時間と若材齢における圧縮強度とをコントロールできるコンクリート組成物、及び、コンクリート部材の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係るコンクリート組成物は、オキシカルボン酸化合物とリグニンスルホン酸化合物の少なくとも一方を含む遅延剤と、亜硝酸化合物とカルシウムシリケート化合物の少なくとも一方を含む硬化促進剤と、を含有する。本発明に係るコンクリート部材の製造方法は、オキシカルボン酸化合物とリグニンスルホン酸化合物の少なくとも一方を含む遅延剤と、亜硝酸化合物とカルシウムシリケート化合物の少なくとも一方を含む硬化促進剤と、を前記コンクリート組成物に含有させる材料調製工程を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
オキシカルボン酸化合物とリグニンスルホン酸化合物の少なくとも一方を含む遅延剤と、
亜硝酸化合物とカルシウムシリケート化合物の少なくとも一方を含む硬化促進剤と、を含有することを特徴とするコンクリート組成物。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記遅延剤の含有量が、2.00kg/m

以上であり、
前記硬化促進剤の含有量が、4.00kg/m

以上であることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート組成物。
【請求項3】
コンクリート組成物を用いたコンクリート部材の製造方法であって、
オキシカルボン酸化合物とリグニンスルホン酸化合物の少なくとも一方を含む遅延剤と、亜硝酸化合物とカルシウムシリケート化合物の少なくとも一方を含む硬化促進剤と、を前記コンクリート組成物に含有させる材料調製工程を含むことを特徴とするコンクリート部材の製造方法。
【請求項4】
前記コンクリート組成物に対して熱を加えて養生する給熱養生工程を含むことを特徴とする請求項3に記載のコンクリート部材の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート組成物、及び、コンクリート組成物を用いたコンクリート部材の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
コンクリート組成物は、練混ぜ後から徐々に流動性を失い、所定時間経過後には凝結を開始するが、現場の施工条件に合わせるために、コンクリート組成物の可使時間(打設作業が可能な時間)を長期化させたい場合がある。
このような場合には、非特許文献1に記載されているように、遅延剤を添加したコンクリート組成物が使用される。
【0003】
一方で、コンクリート部材の二次製品工場などでは、脱型までの養生時間を短縮して生産性を向上させるために、コンクリート組成物の圧縮強度の発現を早期化したい場合がある。
このような場合には、非特許文献2に記載されているように、コンクリート組成物に速硬性混和材を使用する、コンクリート組成物を給熱養生(加熱養生)する、などの方法が採用される。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
竹内徹、長瀧重義「超遅延剤を用いたコンクリートの特性」コンクリート工学,Vol.37,No.11,1999.11
小島正朗ら「速硬性混和材と加熱養生を併用したプレキャスト用超速硬コンクリートの強度発現特性」コンクリート工学年次論文集,Vol.36,No.1,2014
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
非特許文献1に記載されている技術によると、可使時間は長くなるものの、その分、凝結までの時間も長くなるため、圧縮強度の発現にかなりの時間を要することとなる。
一方、非特許文献2に記載されている技術によると、圧縮強度の発現の早期化は実現できるものの、当然、可使時間は短くなってしまう。
【0006】
本発明者らは、可使時間を長期化させたい場合においても、コンクリート組成物の打設から早期に適切な圧縮強度を発現させたいというニーズの存在を確認した。
そこで、本発明者らは、「可使時間の長期化」と「若材齢における圧縮強度の向上」の相反する2つの事象を両立できるような技術を創出したいと考えた。
【0007】
このような観点から、本発明は、可使時間と若材齢における圧縮強度とをコントロールできるコンクリート組成物、及び、コンクリート部材の製造方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題は、以下の手段により解決することができる。
本発明に係るコンクリート組成物は、オキシカルボン酸化合物とリグニンスルホン酸化合物の少なくとも一方を含む遅延剤と、亜硝酸化合物とカルシウムシリケート化合物の少なくとも一方を含む硬化促進剤と、を含有する。
本発明によれば、遅延剤と硬化促進剤とを含有することで、可使時間と若材齢における圧縮強度とをコントロールし、「可使時間の長期化」と「若材齢における圧縮強度の向上」の相反する2つの事象を両立することができる。
本発明に係るコンクリート組成物は、前記遅延剤の含有量が、2.00kg/m

以上であり、前記硬化促進剤の含有量が、4.00kg/m

以上であるのが好ましい。
本発明によれば、可使時間の長期化と若材齢における圧縮強度の向上をより確実に発揮できる。
本発明に係るコンクリート部材の製造方法は、コンクリート組成物を用いたコンクリート部材の製造方法であって、オキシカルボン酸化合物とリグニンスルホン酸化合物の少なくとも一方を含む遅延剤と、亜硝酸化合物とカルシウムシリケート化合物の少なくとも一方を含む硬化促進剤と、を前記コンクリート組成物に含有させる材料調製工程を含む。
本発明によれば、遅延剤と硬化促進剤とを含有させる材料調製工程を含むことで、可使時間と若材齢における圧縮強度とをコントロールでき、「可使時間の長期化」と「若材齢における圧縮強度の向上」の相反する2つの事象を両立することができる。
本発明に係るコンクリート部材の製造方法は、前記コンクリート組成物に対して熱を加えて養生する給熱養生工程を含むのが好ましい。
本発明によれば、可使時間の長期化と若材齢における圧縮強度の向上をより確実に発揮できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るコンクリート組成物、及び、コンクリート部材の製造方法は、可使時間と若材齢における圧縮強度とをコントロールできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
サンプル1-1~1-6の圧縮強度を示すグラフである。
サンプル2-1~2-5の圧縮強度を示すグラフである。
サンプル3-1~3-6の圧縮強度を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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