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公開番号2025123746
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-25
出願番号2024019394
出願日2024-02-13
発明の名称配管劣化診断装置
出願人株式会社ミヤワキ
代理人弁理士法人三協国際特許事務所
主分類G01M 13/00 20190101AFI20250818BHJP(測定;試験)
要約【課題】蒸気が流れる配管の劣化を診断することが可能な診断装置を得る。
【解決手段】配管劣化診断装置は、診断対象である配管に蒸気を流すことによって生じる前記配管の振動を検知し、当該振動に応じたアナログ信号を出力する振動センサと、前記アナログ信号を増幅して出力する、ゲインが可変の増幅回路と、前記増幅回路の出力信号をディジタル信号に変換する、所定のダイナミックレンジを有するAD変換回路と、前記蒸気の流量を示す流量情報と、前記ディジタル信号で示される振動値とに基づいて、前記配管の劣化を診断する診断部と、前記ゲインを設定するゲイン設定部と、を備え、前記ゲイン設定部は、前記配管が劣化する前に実行する初期設定において前記ゲインを設定することにより、基準流量の蒸気を前記配管に流したときの前記振動値を、前記ダイナミックレンジの中央値に設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
蒸気が流れる配管の劣化を診断する配管劣化診断装置であって、
診断対象である配管に蒸気を流すことによって生じる前記配管の振動を検知し、当該振動に応じたアナログ信号を出力する振動センサと、
前記アナログ信号を増幅して出力する、ゲインが可変の増幅回路と、
前記増幅回路の出力信号をディジタル信号に変換する、所定のダイナミックレンジを有するAD変換回路と、
前記蒸気の流量を示す流量情報と、前記ディジタル信号で示される振動値とに基づいて、前記配管の劣化を診断する診断部と、
前記ゲインを設定するゲイン設定部と、
を備え、
前記ゲイン設定部は、前記配管が劣化する前に実行する初期設定において前記ゲインを設定することにより、基準流量の蒸気を前記配管に流したときの前記振動値を、前記ダイナミックレンジの中央値に設定する、
配管劣化診断装置。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記配管が劣化する前の前記流量と前記振動値との関係を示す正常特性の特性情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記診断部は、前記診断において、
前記振動値が前記正常特性未満である場合には、前記配管の劣化の要因として前記配管の内面の腐食を特定し、
前記振動値が前記正常特性超である場合には、前記配管の劣化の要因として前記配管の内面へのスケールの沈着を特定する、
請求項1に記載の配管劣化診断装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配管劣化診断装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
蒸気配管系を備えたプラント等においては、熱交換又は放熱等によって配管系内に復水(ドレン)が生じることがある。この復水を配管系内に滞留させると運転効率が低下する原因となるため、一般には、配管系の適所にスチームトラップを設置し、このスチームトラップによって復水を配管系の外部に排出するようにしている。
【0003】
経年劣化又は作動不良等によってスチームトラップのシール性能が損なわれると、蒸気配管系内の蒸気がスチームトラップを介して外部に漏出し、無駄な蒸気損失を招くこととなる。そのため、1年に1回等の定期的に、スチームトラップの状態を点検する作業が行われる。
【0004】
下記特許文献1には、スチームトラップの状態を診断するための計測装置及び診断装置が開示されている。計測装置は可搬型の計測装置であり、診断装置はタブレット端末又はノートパソコン等であり、計測装置と診断装置とは相互に無線通信が可能である。計測装置は、各スチームトラップの表面温度を計測する温度センサと、各スチームトラップの振動強度を計測する振動センサと、温度センサ及び振動センサから出力された計測データを記憶する記憶部と、当該計測データを診断装置に送信する通信部と、表示部とを備えている。診断装置は、計測装置から受信した計測データに基づいて各スチームトラップの状態(正常又は異常)を診断し、その診断の結果を示す診断データを計測装置に送信する。計測装置は、診断装置から受信した診断データに基づいて、各スチームトラップに関する診断の結果を表示部に表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-84418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
背景技術に係る診断装置によると、スチームトラップの劣化状態を診断することはできるが、蒸気が流れる配管の劣化状態を診断することはできない。
【0007】
本発明は、蒸気が流れる配管の劣化を診断することが可能な診断装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1態様に係る診断装置は、蒸気が流れる配管の劣化を診断する配管劣化診断装置であって、診断対象である配管に蒸気を流すことによって生じる前記配管の振動を検知し、当該振動に応じたアナログ信号を出力する振動センサと、前記アナログ信号を増幅して出力する、ゲインが可変の増幅回路と、前記増幅回路の出力信号をディジタル信号に変換する、所定のダイナミックレンジを有するAD変換回路と、前記蒸気の流量を示す流量情報と、前記ディジタル信号で示される振動値とに基づいて、前記配管の劣化を診断する診断部と、前記ゲインを設定するゲイン設定部と、を備え、前記ゲイン設定部は、前記配管が劣化する前に実行する初期設定において前記ゲインを設定することにより、基準流量の蒸気を前記配管に流したときの前記振動値を、前記ダイナミックレンジの中央値に設定する。
【0009】
第1態様によれば、蒸気の流量を示す流量情報と、ディジタル信号で示される振動値とに基づいて、配管の劣化を診断することができる。また、ゲイン設定部は、基準流量の蒸気を配管に流したときの振動値がダイナミックレンジの中央値となるようにゲインを設定するため、振動値が正常値より低下する態様の配管の劣化、及び、振動値が正常値より増大する態様の配管の劣化の双方を検出することができる。
【0010】
本発明の第2態様に係る診断装置は、第1態様において、前記配管が劣化する前の前記流量と前記振動値との関係を示す正常特性の特性情報を記憶する記憶部をさらに備え、前記診断部は、前記診断において、前記振動値が前記正常特性未満である場合には、前記配管の劣化の要因として前記配管の内面の腐食を特定し、前記振動値が前記正常特性超である場合には、前記配管の劣化の要因として前記配管の内面へのスケールの沈着を特定する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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