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公開番号
2025124496
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020594
出願日
2024-02-14
発明の名称
差動伝送回路
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人iX
主分類
G06F
3/00 20060101AFI20250819BHJP(計算;計数)
要約
【課題】信号伝送において発生し得る反射を抑制した差動伝送回路を提供する。
【解決手段】実施形態に係る差動伝送回路は、一対の信号伝送線と一対の終端抵抗とを有する主線路と、前記主線路に接続され、一対の信号伝送線を有する複数の分岐線路と、を備える。前記一対の終端抵抗は、第1抵抗と第2抵抗とを含み、前記主線路における一対の信号伝送線は、第1伝送線と第2伝送線とを含む。前記第1抵抗は、前記第1伝送線の一方の端部と、前記第2伝送線の一方の端部とに接続され、前記第2抵抗は、前記第1伝送線の他方の端部と、前記第2伝送線の他方の端部とに接続される。前記主線路における一対の信号伝送線の差動インピーダンスは、前記終端抵抗の抵抗値の2倍以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一対の信号伝送線と一対の終端抵抗とを有する主線路と、
前記主線路に接続され、一対の信号伝送線を有する複数の分岐線路と、を備え、
前記一対の終端抵抗は、第1抵抗と第2抵抗とを含み、
前記主線路における一対の信号伝送線は、第1伝送線と第2伝送線とを含み、
前記第1抵抗は、前記第1伝送線の一方の端部と、前記第2伝送線の一方の端部とに接続され、
前記第2抵抗は、前記第1伝送線の他方の端部と、前記第2伝送線の他方の端部とに接続され、
前記主線路における一対の信号伝送線の差動インピーダンスは、前記終端抵抗の抵抗値の2倍以上である、差動伝送回路。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記分岐線路における一対の信号伝送線は、第1分岐伝送線と第2分岐伝送線とを含み、
前記第1分岐伝送線は、前記第1伝送線に接続され、
前記第2分岐伝送線は、前記第2伝送線に接続され、
前記第1伝送線において、前記第1抵抗に最も近い分岐点から当該分岐点に隣り合う分岐点までの長さである隣接線路長は、前記第2抵抗から当該第2抵抗に最も近い分岐点までの長さである終端線路長以下である、請求項1に記載の差動伝送回路。
【請求項3】
前記第2伝送線において、前記第1抵抗に最も近い分岐点から当該分岐点に隣り合う分岐点までの長さである隣接線路長は、前記第2抵抗から当該第2抵抗に最も近い分岐点までの長さである終端線路長以下である、請求項2に記載の差動伝送回路。
【請求項4】
前記第1伝送線において、前記第2抵抗に最も近い分岐点から当該分岐点に隣り合う分岐点までの長さである隣接線路長は、前記第1抵抗から当該第1抵抗に最も近い分岐点までの長さである終端線路長以下である、請求項2に記載の差動伝送回路。
【請求項5】
前記第2伝送線において、前記第2抵抗に最も近い分岐点から当該分岐点に隣り合う分岐点までの長さである隣接線路長は、前記第1抵抗から当該第1抵抗に最も近い分岐点までの長さである終端線路長以下である、請求項4に記載の差動伝送回路。
【請求項6】
前記第1伝送線および前記第2伝送線における分岐点間の長さは略等しい、請求項1~5のいずれか1つに記載の差動伝送回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
実施形態は、差動伝送回路に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
複数のモジュールが同一のバス線に接続される装置の信号伝送を行う技術が開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3407469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実施形態の目的は、信号伝送において発生し得る反射を抑制した差動伝送回路を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る差動伝送回路は、一対の信号伝送線と一対の終端抵抗とを有する主線路と、前記主線路に接続され、一対の信号伝送線を有する複数の分岐線路と、を備える。前記一対の終端抵抗は、第1抵抗と第2抵抗とを含み、前記主線路における一対の信号伝送線は、第1伝送線と第2伝送線とを含む。前記第1抵抗は、前記第1伝送線の一方の端部と、前記第2伝送線の一方の端部とに接続され、前記第2抵抗は、前記第1伝送線の他方の端部と、前記第2伝送線の他方の端部とに接続される。前記主線路における一対の信号伝送線の差動インピーダンスは、前記終端抵抗の抵抗値の2倍以上である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る差動伝送回路の模式図である。
変形例に係る差動伝送回路の動作を示す模式図である。
実施例における差動伝送回路の動作を示すグラフである。
実施例における差動伝送回路の動作を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
<1.実施形態>
(1.1.差動伝送回路1の構成)
以下、実施形態に係る差動伝送回路1について説明する。図1に示すように、差動伝送回路1は、主線路10と、分岐線路20を備える。主線路10は、第1伝送線13aおよび第2伝送線13bからなる一対の信号伝送線13と、第1抵抗12aおよび第2抵抗12bからなる一対の終端抵抗12を含む。
【0008】
第1抵抗12aおよび第2抵抗12bは、それぞれ終端抵抗として機能する。具体的には、第1抵抗12aは、第1伝送線13aの一方の端部と、第2伝送線13bの一方の端部とに接続される。第2抵抗12bは、第1伝送線13aの他方の端部と、第2伝送線13bの他方の端部とに接続される。
【0009】
主線路10には、一対の信号伝送線23を有する複数の分岐線路20が接続される。分岐線路20における一対の信号伝送線23は、第1分岐伝送線23aと第2分岐伝送線23bとを含む。第1分岐伝送線23aは、主線路10の第1伝送線13aに、第1線路分岐点11aで接続される。第2分岐伝送線23bは、主線路10の第2伝送線13bに、第2線路分岐点11bで接続される。以下の説明において、第1線路分岐点11aおよび第2線路分岐点11bを総称して、分岐点11ともいう。
【0010】
分岐線路20の終端には、送受信デバイス40が設けられる。送受信デバイス40は、不図示の回路基板に接続される送信IF(Interface)41と受信IF42を有する。基板回路から送信された信号は、送信IF41を通って分岐線路20へ伝送され、主線路10から他の分岐線路20へ伝送されて、受信IF42を通って他の基板回路で受信される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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