特許ウォッチ

公開番号2025124825
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2025093046,2024120724
出願日2025-06-04,2018-10-17
発明の名称画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類B41J 29/00 20060101AFI20250819BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】装置の状況を使用者に報知するための状況表示部の視認性を向上させる。
【解決手段】画像形成装置は、横長の状況表示部を含む。状況表示部は、長手方向に間隔を隔てて設けられる複数の光源(620-624)、光源からの光を外部に出射する出射部、光源間に設けられる境界壁(626、628)と、少なくとも1つ以上の境界壁により構成される複数の導光路(P1-P3)とを含み、出射部は、複数の導光路(P1-P3)の開口を一体的に覆う。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
装置の状況を使用者に報知するための状況表示部とタッチパネルディスプレイとを備える画像形成装置において、
前記状況表示部は、横長に形成され、
前記状況表示部は、長手方向に間隔を隔てて設けられる複数の光源と、前記光源からの光を外部に出射する出射部材と、前記光源間に設けられる境界壁とを含み、
前記出射部材において、前記長手方向における一方に配置された一方光源と他方に配置された他方光源とを覆う面は一体的に形成されており、さらに前記一方光源と前記他方光源との間で連結する面は前記装置の外部に露出されており、
前記出射部材の一部は、前記画像形成装置を前後方向における前側から見て、前記タッチパネルディスプレイの左右方向における少なくとも一方の端部よりも外方に位置することを特徴とする、画像形成装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
装置の状況を使用者に報知するための状況表示部とタッチパネルディスプレイとを備える画像形成装置において、
前記状況表示部は、横長に形成され、
前記状況表示部は、長手方向に間隔を隔てて設けられる複数の光源と、前記光源からの光を外部に出射する出射部材と、前記光源間に設けられる境界壁とを含み、
前記出射部材において、前記長手方向における一方に配置された一方光源と他方に配置された他方光源とを覆う面は一体的に形成されており、さらに前記一方光源と前記他方光源との間で連結する面は前記装置の外部に露出されており、
前記出射部材の一部は、前記画像形成装置を前後方向における前側から見て、前記タッチパネルディスプレイの左右方向における少なくとも一方の端部から前記画像形成装置の上下方向に延びる仮想線と重なる位置にあることを特徴とする、画像形成装置。
【請求項３】
前記出射部材は、前記タッチパネルディスプレイに対して前後方向にずれた位置にあることを特徴とする、請求項１記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記複数の光源は、１つの基板に設けられており、
前記出射部材は、前記光源からの光を出射する第１面と前記第１面と交差する方向に前記光源からの光を出射する第２面とを有し
前記基板において、前記複数の光源が設けられた面は、前記第１面および前記第２面に対して傾斜していることを特徴とする、請求項１から３のうちのいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記画像形成装置を前後方向における前側から見た場合、画像読取部と画像形成部の間に設けられ前記画像形成部から用紙が左方向に排出される排出空間の少なくとも一部が、前記画像形成装置の左右方向において前記状況表示部の左端よりも左側に視認されることを特徴とする、請求項１から４のうちのいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記状況表示部は、前記画像形成装置を前後方向における前側から見て、排紙口から排出される用紙を受ける排紙トレイの載置面よりも上方に位置することを特徴とする、請求項１から５のうちのいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項７】
前記状況表示部は、前記画像形成装置を前後方向における前側から見て、原稿押えカバーよりも下方に位置することを特徴とする、請求項１から６のうちのいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項８】
前記状況表示部は、原稿押えカバーよりも前方に位置することを特徴とする、請求項１から７のうちのいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項９】
前記出射部材の外部から見える面はスモークフィルタが用いられる、請求項１から８のうちのいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項１０】
前記境界壁によって仕切られた前記光源の少なくとも１つの発光色が異なる、請求項１から９のうちのいずれかに記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この発明は画像形成装置に関し、特にたとえば、装置の状況を使用者に報知するための状況表示部を備える、画像形成装置に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
背景技術の画像形成装置の一例が特許文献１に開示される。特許文献１の画像形成装置では、操作部に省エネ移行キーが設けられるとともに、省エネ移行キーに隣接して発光ダイオードが設けられ、画像形成装置の状態に応じて発光ダイオードが点灯または点滅する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００２－３７４３８０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来の画像形成装置では、操作部の上面に発光ダイオードが設けられており、画像形成装置を操作している人からは発光ダイオードを視認しやすいが、画像形成装置から離れた場所に居る人からは発光ダイオードが視認し難く、改善の余地がある。
【０００５】
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、画像形成装置を提供することである。
【０００６】
この発明の他の目的は、装置の状況を使用者に報知するための状況表示部の視認性を向上させることができる、画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
第１の実施例は、装置の状況を使用者に報知するための状況表示部とタッチパネルディスプレイとを備える画像形成装置において、状況表示部は、横長に形成され、状況表示部は、長手方向に間隔を隔てて設けられる複数の光源と、光源からの光を外部に出射する出射部材と、光源間に設けられる境界壁とを含み、出射部材において、長手方向における一方に配置された一方光源と他方に配置された他方光源とを覆う面は一体的に形成されており、さらに一方光源と他方光源との間で連結する面は装置の外部に露出されており、出射部材の一部は、画像形成装置を前後方向における前側から見て、タッチパネルディスプレイの左右方向における少なくとも一方の端部よりも外方に位置することを特徴とする、画像形成装置である。
【０００８】
第２の実施例は、装置の状況を使用者に報知するための状況表示部とタッチパネルディスプレイとを備える画像形成装置において、状況表示部は、横長に形成され、状況表示部は、長手方向に間隔を隔てて設けられる複数の光源と、光源からの光を外部に出射する出射部材と、光源間に設けられる境界壁とを含み、出射部材において、長手方向における一方に配置された一方光源と他方に配置された他方光源とを覆う面は一体的に形成されており、さらに一方光源と他方光源との間で連結する面は装置の外部に露出されており、出射部材の一部は、画像形成装置を前後方向における前側から見て、タッチパネルディスプレイの左右方向における少なくとも一方の端部から画像形成装置の上下方向に延びる仮想線と重なる位置にあることを特徴とする、画像形成装置である。
【０００９】
第３の実施例は、第１の実施例に従属する画像形成装置であって、出射部材は、タッチパネルディスプレイに対して前後方向にずれた位置にあることを特徴とする。
【００１０】
第４の実施例は、第１から第３の実施例のうちのいずれかに従属する画像形成装置であって、複数の光源は、１つの基板に設けられており、出射部材は光源からの光を出射する第１面と第１面と交差する方向に光源からの光を出射する第２面とを有し、基板において、複数の光源が設けられた面は、第１面および第２面に対して傾斜していることを特徴とする。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許