TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025126029
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-28
出願番号2024022391
出願日2024-02-16
発明の名称ポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法
出願人株式会社カネカ
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類C08G 63/06 20060101AFI20250821BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】効率的に乾燥可能であり、かつ、乾燥後のハンドリング性に優れる、PHA粒子を提供する。
【解決手段】含水率が5.0~30.0重量%(W.B.)であるPHA凝集塊を、スクリーンと前記スクリーンの上部に設置された回動式ローラーとで挟み込むことによって解砕する解砕工程と、解砕されたPHA凝集塊を、振動させた目開き1.0~8.0mmのスクリーンに通過させる整粒工程と、を含む、PHA粒子の製造方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
含水率が5.0~30.0重量%(ウェットベース)であるポリヒドロキシアルカノエート凝集塊を、スクリーンと前記スクリーンの上部に設置された回動式ローラーとで挟み込むことによって解砕する解砕工程と、
解砕された前記ポリヒドロキシアルカノエート凝集塊を、振動させた前記スクリーンに通過させる整粒工程と、を含み、
前記スクリーンの目開きは、1.0~8.0mmである、ポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記解砕工程は、さらに、ポリヒドロキシアルカノエート凝集塊を、前記スクリーンの上部に設置されたブレードによって解砕する工程を含む、請求項1に記載のポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
【請求項3】
前記ローラーの可動域が1.0~8.0mmである、請求項1に記載のポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
【請求項4】
前記ローラーと前記スクリーンとのクリアランスが0.0~3.0mmである、請求項1に記載のポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
【請求項5】
前記ブレードと前記スクリーンとのクリアランスが5~30mmである、請求項2に記載のポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
【請求項6】
前記ローラーの先端速度が0.3~7.2m/sである、請求項1に記載のポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
【請求項7】
さらに、前記解砕工程の前に、ポリヒドロキシアルカノエートを含む水性懸濁液をろ過してポリヒドロキシアルカノエート凝集塊を得るろ過工程を含む、請求項1に記載のポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
【請求項8】
さらに、前記整粒工程の後にポリヒドロキシアルカノエート粒子を乾燥させる乾燥工程を含む、請求項1に記載のポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
【請求項9】
平均Feret径が0.2mm~6.0mmであり、
100μm以下の粒子の割合が50%以下であり、かつ、
含水率が5.0~30.0重量%(ウェットベース)である、ポリヒドロキシアルカノエート粒子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
ポリヒドロキシアルカノエート(以下、「PHA」と称する場合がある)は、生分解性を有することが知られており、近年、環境配慮の観点から、利活用が図られている。
【0003】
PHAの利点の一つに、再生可能な植物性原料を使用して、微生物により生産可能である点が挙げられる。微生物により生産されたPHAを利用するにあたっては、まず、微生物の菌体を破壊して前記菌体からPHAを取り出し、PHAの水性懸濁液を得、この水性懸濁液からPHAをろ過等により回収および精製する必要がある。このようなPHAの回収・精製技術として、特許文献1には、PHAの水性懸濁液をデッドエンドろ過することで、PHA凝集塊を得、得られたPHA凝集塊を乾燥することで、粒子形状のPHA(PHA粒子)を得る技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開公報WO2023/120193号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の技術は優れたものであるが、残存した水分を除去するためにPHA凝集塊を乾燥させるにあたり、乾燥時間および乾燥後のPHA粒子のハンドリング性の観点から、改善の余地があった。
【0006】
上記のような状況にあって、本発明の一態様は、効率的に乾燥可能であり、かつ、乾燥後のハンドリング性に優れるPHA粒子の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、PHA凝集塊を、スクリーンと回動式ローラーとで挟み込むことによって解砕し、得られた解砕されたPHA凝集塊を、所定の目開きを有する前記のスクリーンに、当該スクリーンを振動させた状態で通過させ、整粒することで、効率的に乾燥可能であり、かつ、乾燥後のハンドリング性に優れる、PHA粒子を提供できるとの新規知見を見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明の一態様は、以下の構成を含む。
〔1〕含水率が5.0~30.0重量%(ウェットベース)であるポリヒドロキシアルカノエート凝集塊を、スクリーンと前記スクリーンの上部に設置された回動式ローラーとで挟み込むことによって解砕する解砕工程と、解砕された前記ポリヒドロキシアルカノエート凝集塊を、振動させた前記スクリーンに通過させる整粒工程と、を含み、前記スクリーンの目開きは、1.0~8.0mmである、ポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
〔2〕前記解砕工程は、さらに、ポリヒドロキシアルカノエート凝集塊を、前記スクリーンの上部に設置されたブレードによって解砕する工程を含む、〔1〕に記載のポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
〔3〕前記ローラーの可動域が1.0~8.0mmである、〔1〕または〔2〕に記載のポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
〔4〕前記ローラーと前記スクリーンとのクリアランスが0.0~3.0mmである、〔1〕~〔3〕のいずれか1つに記載のポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
〔5〕前記ブレードと前記スクリーンとのクリアランスが5~30mmである、〔2〕に記載のポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
〔6〕前記ローラーの先端速度が0.3~7.2m/sである、〔1〕~〔5〕のいずれか1つに記載のポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
〔7〕さらに、前記解砕工程の前に、ポリヒドロキシアルカノエートを含む水性懸濁液をろ過してポリヒドロキシアルカノエート凝集塊を得るろ過工程を含む、〔1〕~〔6〕のいずれか1つに記載のポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
〔8〕さらに、前記整粒工程の後にポリヒドロキシアルカノエート粒子を乾燥させる乾燥工程を含む、〔1〕~〔7〕のいずれか1つに記載のポリヒドロキシアルカノエート粒子の製造方法。
〔9〕平均Feret径が0.2mm~6.0mmであり、100μm以下の粒子の割合が50%以下であり、かつ、含水率が5.0~30.0重量%(ウェットベース)である、ポリヒドロキシアルカノエート粒子。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、効率的に乾燥可能であり、かつ、乾燥後のハンドリング性に優れる、PHA粒子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る解砕工程および整粒工程において使用する、解砕装置の概略の構成を示す側面図である。
本発明の一実施形態に係る解砕工程および整粒工程において使用する、解砕装置の概略の構成を示す上面図である。
本発明の実施形態2に係る解砕工程および整粒工程において使用する、解砕装置の概略の構成を示す側面図である。
本発明の実施形態2に係る解砕工程および整粒工程において使用する、解砕装置の概略の構成を示す上面図である。
本発明の実施形態3に係る解砕工程および整粒工程において使用する、解砕装置の概略の構成を示す側面図である。
本発明の実施形態3に係る解砕工程および整粒工程において使用する、解砕装置の概略の構成を示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社カネカ
二次電池
3日前
株式会社カネカ
植毛装置
1か月前
株式会社カネカ
電解装置
8日前
株式会社カネカ
剃刀の持手
1か月前
株式会社カネカ
蓄冷材組成物
今日
株式会社カネカ
保護キャップ
16日前
株式会社カネカ
結晶化促進剤
1か月前
株式会社カネカ
硬化性組成物
2日前
株式会社カネカ
生体内留置具
2日前
株式会社カネカ
濃縮システム
今日
株式会社カネカ
硬化性組成物
4日前
株式会社カネカ
硬化性組成物
1か月前
株式会社カネカ
生体内留置具
1か月前
株式会社カネカ
太陽電池モジュール
1か月前
株式会社カネカ
ドレナージシステム
2か月前
株式会社カネカ
太陽電池モジュール
1か月前
株式会社カネカ
バルーンカテーテル
1か月前
株式会社カネカ
固体撮像装置用基板
23日前
株式会社カネカ
バルーンカテーテル
1か月前
株式会社カネカ
メタクリル樹脂組成物
2か月前
株式会社カネカ
牛乳及びその製造方法
2か月前
株式会社カネカ
蒸留装置および蒸留方法
21日前
株式会社カネカ
反射防止層形成用組成物
1か月前
株式会社カネカ
医療用穿刺針の製造方法
1か月前
株式会社カネカ
物品およびその製造方法
10日前
株式会社カネカ
溶血素産生能の評価方法
24日前
株式会社カネカ
硬化性組成物および硬化物
1か月前
株式会社カネカ
硬化性組成物および硬化物
1か月前
株式会社カネカ
モダクリル樹脂の製造方法
1か月前
株式会社カネカ
硬化性組成物および硬化物
1か月前
株式会社カネカ
硬化性組成物および硬化物
1か月前
株式会社カネカ
子宮頸部挿入用カテーテル
2か月前
株式会社カネカ
硬化性組成物および硬化物
1か月前
株式会社カネカ
子宮頸部挿入用カテーテル
2か月前
株式会社カネカ
硬化性組成物および硬化物
2か月前
株式会社カネカ
モダクリル繊維の製造方法
2か月前
続きを見る