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公開番号
2025127377
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024024086
出願日
2024-02-20
発明の名称
空気調和装置
出願人
株式会社富士通ゼネラル
,
日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社
,
パナソニック株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
F24F
11/36 20180101AFI20250825BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】安全性を確保した空気調和装置を提供する。
【解決手段】空気調和装置は、筐体と、前記筐体に収容された冷媒が流れる熱交換器およびファンと、前記筐体内で前記冷媒の濃度を検出するセンサと、前記ファンの回転数を制御する制御部と、を有する。前記制御部は、前記センサの検出値である前記冷媒の濃度を測定し、前記濃度が第1の濃度閾値を超えた場合に、前記ファンを駆動して前記筐体内の空気を攪拌する第1の駆動運転を所定時間実行する。前記制御部は、前記第1の駆動運転を実行した後に、前記ファンを間欠的に駆動する第2の駆動運転を実行し、前記第2の駆動運転の実行中に、前記濃度が上昇した場合に、前記第2の駆動運転を継続させるとともに、前記濃度が上昇しない場合に、前記第2の駆動運転を終了して前記ファンの駆動を停止させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、前記筐体に収容された冷媒が流れる熱交換器およびファンと、前記筐体内で前記冷媒の濃度を検出するセンサと、前記ファンの回転数を制御する制御部と、を有する空気調和装置であって、
前記制御部は、
前記センサの検出値である前記冷媒の濃度を測定し、
前記濃度が第1の濃度閾値を超えた場合に、前記ファンを駆動して前記筐体内の空気を攪拌する第1の駆動運転を所定時間実行し、
前記第1の駆動運転を実行した後に、前記ファンを間欠的に駆動する第2の駆動運転を実行し、
前記第2の駆動運転の実行中に、前記濃度が上昇した場合に、前記第2の駆動運転を継続させるとともに、前記濃度が上昇しない場合に、前記第2の駆動運転を終了して前記ファンの駆動を停止させることを特徴とする空気調和装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記第2の駆動運転は、
第1の所定時間継続して運転した後に当該駆動運転を第2の所定時間継続して休止することを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第2の駆動運転の実行中に前記濃度が上昇したことを検出した場合に、前記第2の駆動運転を継続する代わりに、前記第1の駆動運転を実行することを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記濃度が上昇しないことを複数回検出した場合に、前記第2の駆動運転を終了して前記ファンの駆動を停止させることを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記濃度が上昇しないことを検出した場合に、前記第2の駆動運転における前記第2の所定時間を、前記第2の所定時間より長い第3の所定時間に変更した第3の駆動運転を実行することを特徴とする請求項4に記載の空気調和装置。
【請求項6】
前記冷媒は、
可燃濃度範囲の下限の濃度が13.3Vol%未満であることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、空気調和装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
空気調和装置は、室内機と室外機とで構成される。室内機と室外機とは冷媒配管で接続されて冷媒が循環する。室内機と室外機とには夫々送風機が設けられており、送風機を駆動することで気流を発生させて周囲の空気と冷媒との熱交換を行う。例えば、冷媒と空気を熱交換する熱交換器を備えた冷媒回路と、冷媒回路から隔離された空間内の空気を攪拌する送風ファンと、空間内での冷媒の漏洩を検知するセンサと、送風ファンの駆動を制御する制御部と、を有する空気調和装置が広く知られている。
【0003】
従来、室内機の周囲に漏洩した冷媒の空気中の濃度を検出するセンサが室内機に設けられ、冷媒が室内機から漏洩した場合に室内機の送風ファンを駆動させることで漏洩した冷媒を含む室内の空気を攪拌する技術がある。これにより、室内の空気中の冷媒濃度が可燃濃度範囲内になる領域(以下、可燃濃度領域とする)が発生しないようにしている。
【0004】
また、近年では、地球温暖化防止のためGWPの低い冷媒として、例えば、R32冷媒あるいはR32冷媒に比較して可燃濃度範囲の上限値及び下限値が低い冷媒が採用されつつある。当該冷媒として、R290、R600a、R1270、R717、R1132E、R152a、R1234yfなどが挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-166680号公報
国際公開第2016/153021号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の空気調和装置では、室内空間の冷媒の濃度が可燃濃度範囲の下限値未満になった場合に送風ファンの駆動を停止する。しかしながら、空気調和装置では、濃度が可燃濃度範囲の下限値未満になった場合に送風ファンの駆動を停止する場合でも、冷媒の漏洩が継続している場合は、濃度が再度上昇するため、可燃濃度領域が発生する可能性がある。
【0007】
また、例えば冷媒に炭化水素系冷媒のR290、フッ素系冷媒のR1234yfなどを使用した場合、可燃濃度範囲の上限値及び下限値がR32冷媒に比較して低いため、漏洩した冷媒がわずかな量でも濃度が可燃濃度範囲内に留まる確率が高まる。その結果、室内空間内での着火リスクが増加する。
【0008】
そこで、空間内での着火リスクを抑制して安全性を確保できる空気調和装置が求められている。
【0009】
一つの側面では、安全性を確保した空気調和装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
一つの態様の空気調和装置は、筐体と、前記筐体に収容された冷媒が流れる熱交換器およびファンと、前記筐体内で前記冷媒の濃度を検出するセンサと、前記ファンの回転数を制御する制御部と、を有する。前記制御部は、前記センサの検出値である前記冷媒の濃度を測定し、前記濃度が第1の濃度閾値を超えた場合に、前記ファンを駆動して前記筐体内の空気を攪拌する第1の駆動運転を所定時間実行する。前記制御部は、前記第1の駆動運転を実行した後に、前記ファンを間欠的に駆動する第2の駆動運転を実行し、前記第2の駆動運転の実行中に、前記濃度が上昇した場合に、前記第2の駆動運転を継続させるとともに、前記濃度が上昇しない場合に、前記第2の駆動運転を終了して前記ファンの駆動を停止させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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