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公開番号
2025127447
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2025006614
出願日
2025-01-17
発明の名称
入口案内翼セグメントピン取り外しキット
出願人
ジーイー・ベルノバ・テクノロジー・ゲーエムベーハー
,
GE Vernova Technology GmbH
代理人
個人
,
弁理士法人NIP&SBPJ国際特許事務所
主分類
F01D
15/06 20060101AFI20250825BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】入口案内翼セグメントピン取り外しキットを提供する。
【解決手段】
本出願は、入口案内翼セグメントから凹部を有する頭部を備えた入口案内翼ピンを取り外すための入口案内翼セグメントピン取り外しキットを提供する。入口案内翼セグメントピン取り外しキットは、ボルト、前記ボルトを前記入口案内翼ピンの凹部に挿入するための第1のレンチ、および内部ボアを有する第2のレンチであって、前記第2のレンチにトルクを与えると前記ボルトおよび前記入口案内翼ピンが前記内部ボアに引き込まれる、第2のレンチを含む。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
入口案内翼セグメントから凹部を有する頭部を備えた入口案内翼ピンを取り外すための入口案内翼セグメントピン取り外しキットであって、
ボルト、
前記ボルトを前記入口案内翼セグメントピンの凹部に挿入するための第1のレンチ、および
内部ボアを有する第2のレンチであって、前記第2のレンチにトルクを与えると前記ボルトおよび前記入口案内翼セグメントピンが前記内部ボアに引き込まれる、第2のレンチ
を含む、入口案内翼セグメントピン取り外しキット。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記入口案内翼セグメントは内側ケーシングの下半分に取り付けられている、請求項1に記載の入口案内翼セグメントピン取り外しキット。
【請求項3】
前記第1のレンチは、前記ボルトを入口案内翼セグメントピンに挿入するためのボルト挿入レンチを含む、請求項1に記載の入口案内翼セグメントピン取り外しキット。
【請求項4】
前記ボルトは、第1のねじ山部分を有する第1の部分と、第2のねじ山部分を有する第2の部分とを含む、請求項3に記載の入口案内翼セグメントピン取り外しキット。
【請求項5】
前記ボルト挿入レンチは挿入ソケットを含み、前記挿入ソケットは前記ボルトの第1の部分を受け入れる大きさに形成されている、請求項4に記載の入口案内翼セグメントピン取り外しキット。
【請求項6】
前記ボルトの第2の部分の第2のねじ山部分は、前記入口案内翼セグメントピンの凹部のねじ山を受け入れる大きさに形成されている、請求項4に記載の入口案内翼セグメントピン取り外しキット。
【請求項7】
前記ボルト挿入用レンチは、略湾曲形状の本体部を含む、請求項3に記載の入口案内翼セグメントピン取り外しキット。
【請求項8】
前記本体部は、第1のスプロケット、第2のスプロケット、および前記第1のスプロケットと前記第2のスプロケットとの間のチェーンを含む、請求項7に記載の入口案内翼セグメントピン取り外しキット。
【請求項9】
前記第2のレンチはピン抜きレンチを含む、請求項4に記載の入口案内翼セグメントピン取り外しキット。
【請求項10】
前記ピン抜きレンチは内部ボアを含む、請求項9に記載の入口案内翼セグメントピン取り外しキット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願および本願により付与される特許は、一般にガスタービンエンジンに関し、より詳細には、ロータを取り外すことなく、圧縮機内側ケーシングの下半分に取り付けられた入口案内翼セグメントからセグメントピンを取り外すための入口案内翼セグメントピン取り外しキットに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ガスタービンエンジンでは、圧縮機が空気の流れを吸い込む。この空気の流れは、幾つかの入口案内翼によって圧縮機に導くことができる。入口案内翼は、圧縮機の入口の円周方向に配置することができる。具体的には、既知の入口案内翼は、上側入口ケーシングおよび下側入口ケーシング内など、タービンアセンブリの2つの半環状部分内で支持されるようにすることができる。上側入口ケーシングにおける入口案内翼の取外しおよび交換は、既知の工具を使用することで比較的容易に行うことができる。しかし、下側入口ケーシングにおける入口案内翼の取外しおよび交換は困難な場合がある。スペースが限られているのでアクセスに限界があり、ロータ全体および他の種類の機器を取り外さなければならない。したがって、既知の工具や方法では、下側入口ケーシングの入口案内翼の取外しは困難で、時間がかかり、費用も高額になる恐れがある。
【発明の概要】
【0003】
したがって、本出願およびその結果として得られる特許は、入口案内翼セグメントから凹部を有する頭部を備えた入口案内翼ピンを取り外すための入口案内翼セグメントピン取り外しキットを提供する。入口案内翼セグメントピン取り外しキットは、ボルト、前記ボルトを前記入口案内翼ピンの凹部に挿入するための第1のレンチ、および内部ボアを有する第2のレンチであって、前記第2のレンチにトルクを与えると前記ボルトおよび前記入口案内翼ピンが前記内部ボアに引き込まれる、第2のレンチを含む。
【0004】
本出願およびその結果として得られる特許は、更に、入口案内翼セグメントから、凹部を有する頭部を備えた入口案内翼セグメントピンを取り外す方法を提供する。本方法は、ボルトを前記入口案内翼セグメントピンの凹部に挿入するステップ、前記ボルトに、内部ボアを有するレンチを取り付けるステップと、前記ボルトおよび前記入口案内翼セグメントピンを前記レンチの内部ボアにねじ込むように前記レンチにトルクを与えるステップとを含むことができる。
【0005】
本出願およびその結果として得られる特許は、入口案内翼セグメントから凹部を有する頭部を備えた入口案内翼ピンを取り外すための入口案内翼セグメントピン取り外しキットを提供する。入口案内翼取り外しキットは、第1の部分および第2の部分を有するボルト、前記ボルトの第2の部分を前記入口案内翼ピンの凹部に挿入するためのボルト挿入レンチ、および前記ボルトの第1の部分を受け入れる大きさに形成された内部ボアを有するピン抜きレンチであって、前記ピン抜きレンチにトルクを与えると前記ボルトおよび前記入口案内翼ピンが前記内部ボアに引き込まれる、ピン抜きレンチを含むことができる。
【0006】
本出願およびその結果得られる特許のこれらの特徴および改良点並びに他の特徴および改良点は、幾つかの図面および特許請求の範囲と併せて以下の発明を実施するための形態を検討すれば、当業者には明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
幾つかの入口案内翼を有する圧縮機、燃焼器、タービン、ロータシャフト、および外部負荷を含む例示的なガスタービンエンジンの概略図である。
内側ケーシングと外側ケーシングとの間に延在する幾つかの入口案内翼の斜視図である。
ピンおよびボルトと入口案内翼セグメントの斜視図である。
本明細書に記載される入口案内翼セグメントピン取り外しキットのバナナボルト挿入レンチの斜視図である。
スプロケットおよびボルトが挿入ソケット内に備えられた図4のバナナボルト挿入レンチの断面図である。
図4のバナナボルト挿入レンチと共に使用するためのボルトの平面図である。
本明細書で説明される入口案内翼セグメントピン取り外しキットのピン抜きレンチの斜視図である。
内部ボアを有するスプロケットを備えた図7のピン抜きレンチの断面図である。
入口案内翼セグメントピン取り外しキットの使用状態を示す断面図である。
入口案内翼セグメントピン取り外しキットの使用状態を示す断面図である。
入口案内翼セグメントピン取り外しキットの使用状態を示す断面図である。
入口案内翼セグメントピン取り外しキットの使用状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ここで図面を参照すると、幾つかの図にわたって同種の数字は同種の要素を指し示しており、図1は、本明細書におけるガスタービンエンジン10の概略図を示す。ガスタービンエンジン10は、圧縮機15を含むことができる。圧縮機15は流入する空気流20を圧縮する。圧縮機15は、圧縮された空気流20を燃焼器25(例えば、複数の燃焼器缶)に供給する。各燃焼器25は、圧縮された空気流20と加圧された燃料流30とを混合し、その混合物を点火して高温の燃焼ガス流35を生成する。燃焼器25は1つだけ示されているが、ガスタービンエンジン10は、ロータ45の周囲に円周状に配置された任意の数の燃焼器缶25を含むことができる。あるいは、燃焼器25は環状の燃焼器とすることができる。高温燃焼ガス流35は、タービン40に供給される。高温燃焼ガス流35はタービン40を駆動して機械的仕事を生成する。タービン40で生成された機械的仕事は、ロータ45を介して、圧縮機15および外部負荷50(発電機など)を駆動する。
【0009】
ガスタービンエンジン10は、天然ガス、各種合成ガス、液体燃料、および/またはその他の種類の燃料、並びにそれらの混合物を使用することができる。ガスタービンエンジン10は、ニューヨーク州スケネクタディのゼネラル・エレクトリック社が提供する幾つかの異なるガスタービンエンジンのうちのいずれかのガスタービンエンジン(7シリーズまたは9シリーズのヘビーデューティガスタービンエンジンなどであるが、これらに限定されることはない)とすることができる。ガスタービンエンジン10は、別の構成を有していてもよく、他のタイプの構成要素を使用していてもよい。また、本入口案内翼セグメントピン除去キットは、他のタイプのガスタービンエンジンにも使用することができる。複数のガスタービンエンジン、他のタイプのタービン、および他のタイプの発電設備も、本明細書において併用することができる。
【0010】
ガスタービンエンジン10の負荷制御は、幾つかの入口案内翼55によって部分的に行うことができる。上述したように、入口案内翼55は、圧縮機15の入口部60の周りの円周方向に配置することができる。具体的には、圧縮機15に流入する空気の量が変化するように入口案内翼55の位置を変更することにより、ガスタービンエンジン10の出力を調節することができる。本明細書では、任意の数の入口案内翼55を使用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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