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公開番号2025121605
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024017145
出願日2024-02-07
発明の名称エンジン冷却装置
出願人トヨタ自動車株式会社,株式会社アイシン
代理人個人
主分類F01P 7/16 20060101AFI20250813BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】燃費の低下が抑制されたエンジン冷却装置を提供することを課題とする。
【解決手段】エンジンのシリンダブロックの下部であるブロック下部と、前記シリンダブロックの上部であるブロック上部と、前記エンジンのシリンダヘッドと、前記エンジンの排気ガスを冷却する排気冷却部と、冷却水を放熱するラジエータと、前記ラジエータをバイパスして前記ブロック下部と前記ブロック上部と前記シリンダヘッドと前記排気冷却部とに冷却水を循環させる第1経路と、前記ブロック下部をバイパスして前記ラジエータと前記ブロック上部と前記シリンダヘッドと前記排気冷却部とに冷却水を循環させる第2経路と、前記第1経路を流れる冷却水の温度が暖機完了温度以上の場合、前記冷却水の温度が前記暖機完了温度未満の場合よりも、前記第1経路を流れる冷却水の流量に対する前記第2経路を流れる冷却水の流量を増大させる流量制御機構と、を備えたエンジン冷却装置。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
エンジンのシリンダブロックの下部であるブロック下部と、
前記シリンダブロックの上部であるブロック上部と、
前記エンジンのシリンダヘッドと、
前記エンジンの排気ガスを冷却する排気冷却部と、
冷却水を放熱するラジエータと、
前記ラジエータをバイパスして前記ブロック下部と前記ブロック上部と前記シリンダヘッドと前記排気冷却部とに冷却水を循環させる第1経路と、
前記ブロック下部をバイパスして前記ラジエータと前記ブロック上部と前記シリンダヘッドと前記排気冷却部とに冷却水を循環させる第2経路と、
前記第1経路を流れる冷却水の温度が暖機完了温度以上の場合、前記冷却水の温度が前記暖機完了温度未満の場合よりも、前記第1経路を流れる冷却水の流量に対する前記第2経路を流れる冷却水の流量を増大させる流量制御機構と、を備えたエンジン冷却装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記エンジンのEGRガスを冷却するEGRクーラを備え、
前記第1及び第2経路のそれぞれは、更に前記EGRクーラに冷却水を循環させる、請求項1のエンジン冷却装置。
【請求項3】
前記第1経路は、前記排気冷却部と前記シリンダヘッドとを通過した冷却水を前記EGRクーラに流入させる、請求項2のエンジン冷却装置。
【請求項4】
前記第2経路は、前記ラジエータから前記ブロック上部と前記EGRクーラとに冷却水を循環させる経路と、前記ラジエータから前記シリンダヘッドと前記排気冷却部とに冷却水を循環させる経路とを含む、請求項3のエンジン冷却装置。
【請求項5】
前記流量制御機構は、前記第1経路上に配置された第1ウォータポンプ、及び前記第2経路上に配置された第2ウォータポンプ、を含む、請求項4のエンジン冷却装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジン冷却装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
冷却水によりエンジンを冷却するエンジン冷却装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-097991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
暖機完了前でのエンジンのシリンダブロックやシリンダヘッドの昇温が遅いと、未燃燃料が増大して燃費が低下するおそれがある。また、暖機完了後にエンジンのシリンダブロックの上部及びシリンダヘッド、並びに排気冷却部が過昇温すると、ノッキングが発生しやすくなり、燃費が低下するおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、燃費の低下が抑制されたエンジン冷却装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、エンジンのシリンダブロックの下部であるブロック下部と、前記シリンダブロックの上部であるブロック上部と、前記エンジンのシリンダヘッドと、前記エンジンの排気ガスを冷却する排気冷却部と、冷却水を放熱するラジエータと、前記ラジエータをバイパスして前記ブロック下部と前記ブロック上部と前記シリンダヘッドと前記排気冷却部とに冷却水を循環させる第1経路と、前記ブロック下部をバイパスして前記ラジエータと前記ブロック上部と前記シリンダヘッドと前記排気冷却部とに冷却水を循環させる第2経路と、前記第1経路を流れる冷却水の温度が暖機完了温度以上の場合、前記冷却水の温度が前記暖機完了温度未満の場合よりも、前記第1経路を流れる冷却水の流量に対する前記第2経路を流れる冷却水の流量を増大させる流量制御機構と、を備えたエンジン冷却装置によって達成できる。
【0007】
前記エンジンのEGRガスを冷却するEGRクーラを備え、前記第1及び第2経路のそれぞれは、更に前記EGRクーラに冷却水を循環させてもよい。
【0008】
前記第1経路は、前記排気冷却部と前記シリンダヘッドとを通過した冷却水を前記EGRクーラに流入させてもよい。
【0009】
前記第2経路は、前記ラジエータから前記ブロック上部と前記EGRクーラとに冷却水を循環させる経路と、前記ラジエータから前記シリンダヘッドと前記排気冷却部とに冷却水を循環させる経路とを含んでもよい。
【0010】
前記流量制御機構は、前記第1経路上に配置された第1ウォータポンプ、及び前記第2経路上に配置された第2ウォータポンプ、を含んでもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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