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公開番号
2025127473
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2025026067
出願日
2025-02-20
発明の名称
水性組成物
出願人
日本化工塗料株式会社
,
関西ペイント株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
C09D
191/00 20060101AFI20250825BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】耐油性、通気性、貯蔵安定性、及び機上安定性に優れた水性組成物を提供する。
【解決手段】バイオマス由来の素材を含有する乳化物又は分散物(A)、酸価30~230の水分散性樹脂及び/又は水溶性樹脂(B)、及び水(C)を含有する水性組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
バイオマス由来の素材を含有する乳化物又は分散物(A)、酸価30~230の水分散性樹脂及び/又は水溶性樹脂(B)、及び水(C)を含有する水性組成物。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記バイオマス由来の素材が、アルコール脂肪酸エステルを含む請求項1に記載の水性組成物。
【請求項3】
前記バイオマス由来の素材を含有する乳化物又は分散物(A)が、硬化ヒマシ油を含有する粉末を含む請求項1に記載の水性組成物。
【請求項4】
前記酸価30~230の水分散性樹脂及び/又は水溶性樹脂(B)が、水分散性/又は水溶性ポリエステル樹脂を含む請求項1に記載の水性組成物。
【請求項5】
バイオマス由来の素材を含有する乳化物又は分散物(A)の酸価30~230の水分散性樹脂及び/又は水溶性樹脂(B)に対する固形分質量比((A)/(B))が90/10~50/50である請求項1に記載の水性組成物。
【請求項6】
ポリオレフィン又はパラフィンの水性分散体(D)をさらに含有する請求項1に記載の水性組成物。
【請求項7】
前記ポリオレフィン又はパラフィンの水性分散体(D)がポリオレフィン樹脂を含有する水性分散体を含む請求項6に記載の水性組成物。
【請求項8】
前記ポリオレフィン又はパラフィンの水性分散体(D)がポリオレフィンワックスを含有する水性分散体を含む請求項6に記載の水性組成物。
【請求項9】
前記ポリオレフィン又はパラフィンの水性分散体(D)がポリエチレン樹脂とパラフィンワックスとを含有する水性分散体を含む請求項6に記載の水性組成物。
【請求項10】
バリア性向上剤をさらに含有する請求項1に記載の水性組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水性組成物に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
容器包装を取り巻く環境の変化により、脱プラスチック化(例えばプラスチックの使用からコーティング剤を施した紙への置き換え)の動きが加速している。紙などの媒体に耐油性を付与するためにフッ素系の耐油コーティング剤が従来使用されていたが、環境及び健康への配慮から、フッ素を含有しない非フッ素系コーティング剤への置き換えが求められている。
【0003】
特許文献1は、硬化ひまし油及び/又はライスワックスである成分(a)、ポリビニルアルコール及び/ 又はカゼインである成分(b)、及び水を含有する水性エマルション耐油コート剤について開示している。
【0004】
この耐油コート剤は、高い通気性、耐油性を有する。また、生物由来成分である硬化ひまし油及び/又はライスワックスを主体とするために、カーボンニュートラル性が高く、環境負荷が低い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7311848号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の水性エマルション耐油コート剤は、耐油性が不足していた。
【0007】
本発明が解決すべき課題は、耐油性、通気性、貯蔵安定性、及び機上安定性に優れた水性組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、以下に記載の実施形態を包含する。
項1.
バイオマス由来の素材を含有する乳化物又は分散物(A)、酸価30~230の水分散性樹脂及び/又は水溶性樹脂(B)、及び水(C)を含有する水性組成物。
項2.
前記バイオマス由来の素材が、アルコール脂肪酸エステルを含む項1に記載の水性組成物。
項3.
前記バイオマス由来の素材を含有する乳化物又は分散物(A)が、硬化ヒマシ油を含有する粉末を含む項1に記載の水性組成物。
項4.
前記酸価30~230の水分散性樹脂及び/又は水溶性樹脂(B)が、水分散性/又は水溶性ポリエステル樹脂を含む項1に記載の水性組成物。
項5.
バイオマス由来の素材を含有する乳化物又は分散物(A)の酸価30~230の水分散性樹脂及び/又は水溶性樹脂(B)に対する固形分質量比((A)/(B))が90/10~50/50である項1に記載の水性組成物。
項6.
ポリオレフィン又はパラフィンの水性分散体(D)をさらに含有する項1に記載の水性組成物。
項7.
前記ポリオレフィン又はパラフィンの水性分散体(D)がポリオレフィン樹脂を含有する水性分散体を含む請求項6に記載の水性組成物。
項8.
前記ポリオレフィン又はパラフィンの水性分散体(D)がポリオレフィンワックスを含有する水性分散体を含む請求項6に記載の水性組成物。
項9.
前記ポリオレフィン又はパラフィンの水性分散体(D)がポリエチレン樹脂とパラフィンワックスとを含有する水性分散体を含む請求項6に記載の水性組成物。
項10.
バリア性向上剤をさらに含有する請求項1に記載の水性組成物。
項11.
耐油性基材の製造方法であって、基材に請求項1~10のいずれか1項に記載の水性組成物を塗工することを含む方法。
項12.
前記基材が紙を含む請求項11に記載の方法。
項13.
請求項1~10のいずれか1項に記載の水性組成物が塗工された基材。
項14.
請求項1~10のいずれか1項に記載の水性組成物からなる、コーティング剤。
項15.
請求項1~10のいずれか1項に記載の水性組成物からなる、耐油コーティング剤。
項16.
請求項1~10のいずれか1項に記載の水性組成物からなる、紙、プラスチック又は繊維のコーティング剤。
【発明の効果】
【0009】
本発明の水性組成物は、上記(A)及び(B)の組み合わせを含むことにより、耐油性、通気性、貯蔵安定性、及び機上安定性を満たす。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書において、「含有する」は、「実質的にのみからなる」及び「のみからなる」も包含する概念である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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