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公開番号
2025127538
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024290
出願日
2024-02-21
発明の名称
乗客コンベア
出願人
フジテック株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B66B
25/00 20060101AFI20250826BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】踏段にスムーズに乗り込むことが可能な乗客コンベアを提供する。
【解決手段】エスカレータ10は、乗場12および乗場12周辺の人を検知する検知部40と、検知部40の検知結果を用いて人の移動速度を割り出す割り出し部56と、無端搬送体20(図1参照)を所定の速度で駆動する通常運転モードと、無端搬送体20を停止させる停止モードとを含み無端搬送体20の運転を制御する運転制御部54と、を備え、運転制御部54は、停止モードの実行中に検知部40を介して人が検知された場合には割り出し部56の割り出した人の移動速度に基づいて停止モードから通常運転モードに変更するタイミングを制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
乗場と降り場の間を循環移動するように設けられた無端搬送体を含む乗客コンベアであって、
前記乗場および前記乗場周辺の人を検知する検知部と、
前記検知部の検知結果を用いて人の移動速度を割り出す割り出し部と、
前記無端搬送体を所定の運転速度で駆動する通常運転モードと、前記無端搬送体を停止させる停止モードとを含み、前記無端搬送体の運転を制御する運転制御部と、
を備え、
前記運転制御部は、前記停止モードの実行中に前記検知部を介して人が検知された場合には前記割り出し部の割り出した人の移動速度に基づいて前記停止モードから前記通常運転モードに変更するタイミングを制御する、
乗客コンベア。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
乗場と降り場の間を循環移動するように設けられた無端搬送体を含む乗客コンベアであって、
前記乗場および前記乗場周辺の人を検知する検知部と、
前記検知部の検知結果を用いて人の移動速度を割り出す割り出し部と、
前記無端搬送体を所定の運転速度で駆動する通常運転モードと、前記無端搬送体を前記所定の運転速度よりも低速で駆動する減速モードとを含み、前記無端搬送体の運転を制御する運転制御部と、
を備え、
前記運転制御部は、前記減速モードの実行中に前記検知部を介して人が検知された場合には前記割り出し部の割り出した人の移動速度に基づいて前記減速モードから前記通常運転モードに変更するタイミングを制御する、
乗客コンベア。
【請求項3】
前記割り出し部は、前記検知部の検知結果を用いて人の移動する方向を割り出し、
前記運転制御部は、前記割り出し部の割り出した人の移動する方向にさらに基づいて前記通常運転モードに変更するタイミングを制御する、
請求項1または2に記載の乗客コンベア。
【請求項4】
前記割り出し部は、前記検知部の検知結果を用いて人の位置を割り出し、
前記運転制御部は、前記停止モードの実行中に前記割り出し部が割り出した人の位置が前記乗場を含む予め設定された領域内である場合には前記停止モードに代えて前記通常運転モードを実行する、
請求項1に記載の乗客コンベア。
【請求項5】
前記割り出し部は、前記検知部の検知結果を用いて人の位置を割り出し、
前記運転制御部は、前記減速モードの実行中に前記割り出し部が割り出した人の位置が前記乗場を含む予め設定された領域内である場合には前記減速モードに代えて前記通常運転モードを実行する、
請求項2に記載の乗客コンベア。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗客コンベアに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
乗客コンベアの中には、予め設定された時間だけ乗場に接近する乗客が検知されない状態が継続すると複数の踏段を連結してなる無端搬送体を、例えば、一時的に停止させる、或いは、一時的に減速させる機能を備え、乗客コンベアの電力消費を抑制するようにしたものがある。このような乗客コンベアでは、無端搬送体の停止あるいは減速させているときに乗場に接近する乗客を検知すると無端搬送体を定格速度まで加速させるように構成されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、エリアセンサを介して乗場の第1検出範囲内に乗客を検知したときに検出距離を含む検出信号を制御部に送り、制御部は検出信号が入力されると無端搬送体を停止状態から低速速度まで加速させ、検出信号に含まれる検出距離が設定距離よりも短くなると低速速度から定格速度まで無端搬送体を加速させる乗客コンベアについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-95340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載された乗客コンベアでは、検出距離が設定距離よりも短くなると定格速度(予め設定された運転速度)まで無端搬送体を加速させるように構成されているが、乗場に接近する乗客(人)の歩行速度は個々に異なる。
【0006】
このため、乗場に接近する人の歩行速度が比較的速い場合には乗場から踏段に乗り込むときに予め設定されている運転速度まで踏段の運転速度が到達していない場合も発生し得る。そして、このような場合には、人の歩行速度と踏段の移動速度の差が大きく踏段に乗り込みにくいという問題がある。
【0007】
本発明は、踏段にスムーズに乗り込むことが可能な乗客コンベアを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る乗客コンベアは、乗場と降り場の間を循環移動するように設けられた無端搬送体を含む乗客コンベアであって、乗場および乗場周辺の人を検知する検知部と、検知部の検知結果を用いて人の移動速度を割り出す割り出し部と、無端搬送体を所定の運転速度で駆動する通常運転モードと、無端搬送体を停止させる停止モードとを含み、無端搬送体の運転を制御する運転制御部と、を備え、運転制御部は、停止モードの実行中に検知部を介して人が検知された場合には割り出し部の割り出した人の移動速度に基づいて停止モードから通常運転モードに変更するタイミングを制御するものである。
【0009】
本発明の別態様に係る乗客コンベアは、乗場と降り場の間を循環移動するように設けられた無端搬送体を含む乗客コンベアであって、乗場および乗場周辺の人を検知する検知部と、検知部の検知結果を用いて人の移動速度を割り出す割り出し部と、無端搬送体を所定の運転速度で駆動する通常運転モードと、無端搬送体を所定の運転速度よりも低速で駆動する減速モードとを含み、無端搬送体の運転を制御する運転制御部と、を備え、運転制御部は、減速モードの実行中に検知部を介して人が検知された場合には割り出し部の割り出した人の移動速度に基づいて減速モードから通常運転モードに変更するタイミングを制御するものである。
【0010】
本発明に係る乗客コンベアにおいて、割り出し部は、検知部の検知結果を用いて人の移動する方向を割り出し、運転制御部は、割り出し部の割り出した人の移動する方向にさらに基づいて通常運転モードに変更するタイミングを制御してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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