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公開番号
2025130702
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2025024015
出願日
2025-02-18
発明の名称
マスキングテープおよびマスキングシート
出願人
株式会社インテック
代理人
個人
主分類
B05C
21/00 20060101AFI20250901BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】非塗装面に対する密着性を維持しつつ下塗り用粘着テープを掴み易くすることができるマスキングシートおよびマスキングテープを提供する。
【解決手段】マスキングシート100は、非塗装面Nを覆うためのシート体101と、シート体101の縁部であるシート縁部101aに沿ってシート縁部101aから張り出した状態で貼り付けられた上塗り用粘着テープ102と、上塗り用粘着テープ102の縁部である上テープ縁部102aに沿って上テープ縁部102aから張り出した状態で貼り付けられた下塗り用粘着テープ105とをそれぞれ備えている。この下塗り用粘着テープ105は、下テープ張出部109よりも下テープ張出部109に対して反対側の縁部である上テープ側縁部105bの厚さが厚く形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
非塗装面に貼り付けられる上塗り用粘着テープと、
前記上塗り用粘着テープの縁部である上テープ縁部に沿って同上テープ縁部から張り出した状態で貼り付けられた下塗り用粘着テープとを備え、
前記下塗り用粘着テープは、
前記上テープ縁部から張り出した下テープ張出部よりも同下テープ張出部に対して反対側の縁部である上テープ側縁部の厚さが厚く形成されていることを特徴とするマスキングテープ。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
請求項1に記載したマスキングテープにおいて、
前記下塗り用粘着テープは、
前記上テープ側縁部が折り重ねられていることで前記下テープ張出部よりも厚さが厚く形成されていることを特徴とするマスキングテープ。
【請求項3】
請求項1に記載したマスキングテープにおいて、
前記下塗り用粘着テープは、
前記上塗り用粘着テープよりも柔軟に形成されていることを特徴とするマスキングテープ。
【請求項4】
請求項1に記載したマスキングテープにおいて、
前記下塗り用粘着テープは、
前記下テープ張出部の厚さが前記上塗り用粘着テープの厚さよりも薄く形成されていることを特徴とするマスキングテープ。
【請求項5】
請求項1に記載したマスキングテープにおいて、
前記下塗り用粘着テープは、
透明または半透明ではなくかつ前記上塗り用粘着テープとは異なる色で構成されていることを特徴とするマスキングテープ。
【請求項6】
請求項1に記載したマスキングテープにおいて、
前記下塗り用粘着テープは、
前記上塗り用粘着テープよりもテープ幅が短く形成されていることを特徴とするマスキングテープ。
【請求項7】
非塗装面に貼り付けられる上塗り用粘着テープと、
前記上塗り用粘着テープの縁部である上テープ縁部に沿って同上テープ縁部から張り出した状態で貼り付けられた下塗り用粘着テープとを備え、
前記下塗り用粘着テープは、
前記上塗り用粘着テープよりも柔軟に形成されていることを特徴とするマスキングテープ。
【請求項8】
非塗装面を覆うためのシート体と、
請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載したマスキングテープとを備え、
前記マスキングテープは、
前記上塗り用粘着テープが前記シート体の縁部であるシート縁部に沿って同シート縁部から張り出した状態で貼り付けられていることを特徴とするマスキングシート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、塗装作業を行う際に塗装を行わない非塗装面を覆って塗料の付着を防止するためのマスキングテープおよびマスキングシートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、塗装作業を行う際に塗装を行わない非塗装面を覆って塗料の付着を防止するためのマスキングテープおよびマスキングシートがある。例えば、下記特許文献1には、非塗装面を覆うシート体の縁部に上塗り用粘着テープを張り出した状態で貼り付けるとともに、この上塗り用粘着テープの縁部に下塗り用粘着テープを張り出した状態で貼り付けたマスキングシートが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-196857号公報
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載されたマスキングシートにおいては、下塗り用粘着テープの非塗装面に対する密着性を向上させるために極めて薄く形成されるとともにこの下塗り用粘着テープの一部が上塗り用粘着テープ上に張り付いて両者が密接しているため、下塗り用粘着テープが掴み難く下塗り用粘着テープを上塗り用粘着テープから引き剥がし難いという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、塗装対象の表面に対する密着性を維持しつつ下塗り用粘着テープを掴み易くすることができるマスキングテープおよびマスキングシートを提供することにある。
【発明の概要】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、非塗装面に貼り付けられる上塗り用粘着テープと、上塗り用粘着テープの縁部である上テープ縁部に沿って同上テープ縁部から張り出した状態で貼り付けられた下塗り用粘着テープとを備え、下塗り用粘着テープは、上テープ縁部から張り出した下テープ張出部よりも同下テープ張出部に対して反対側の縁部である上テープ側縁部の厚さが厚く形成されていることにある。
【0007】
これによれば、マスキングテープは、上テープ縁部から張り出した下テープ張出部の厚さが同下テープ張出部に対して反対側の縁部である上テープ側縁部の厚さよりも厚く形成されている。これにより、マスキングテープは、塗装対象の表面(以下、「対象表面」という)に対する密着性を維持しつつ下塗り用粘着テープを掴み易くすることができる。
【0008】
また、本発明の他の特徴は、前記マスキングテープにおいて、下塗り用粘着テープは、上テープ側縁部が折り重ねられていることで下テープ張出部よりも厚さが厚く形成されていることにある。
【0009】
これによれば、マスキングテープは、下塗り用粘着テープにおける上テープ側縁部が折り重ねられていることで下テープ張出部よりも厚さが厚く形成されているため、下塗り用粘着テープにおける上テープ側縁部の厚さを簡単に厚く形成することができる。この場合、下塗り用粘着テープは、下テープ張出部とは反対側の端部を非塗装面または上塗り用粘着テープに貼り付けられる粘着面側に折り返して上テープ側縁部を形成することができる。これによれば、マスキングテープは、製造時に粘着面の全面に粘着剤を塗布することができるため、粘着面に対する粘着剤の塗布作業を容易化することができる。
【0010】
また、本発明の他の特徴は、前記マスキングテープにおいて、下塗り用粘着テープは、上塗り用粘着テープよりも柔軟に形成されていることにある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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