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公開番号2025130708
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2025026632
出願日2025-02-21
発明の名称雨水貯留装置
出願人積水化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E03F 5/10 20060101AFI20250901BHJP(上水;下水)
要約【課題】貯水量が多く、かつ施工が容易な雨水貯水装置を提供する。
【解決手段】本発明は、雨水貯留槽と、砕石層とを備えた雨水貯水装置であって、前記雨水貯留槽と、少なくとも前記砕石層の一部を包むシートを備えることを特徴とする雨水貯水装置である。また、前記砕石層が、前記雨水貯留槽の対向する両側面に設けられており、前記シートが、前記雨水貯留槽と、該雨水貯留槽の両側面に設けられた前記砕石層とを包む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
雨水貯留槽と、砕石層とを備えた雨水貯留装置であって、
前記雨水貯留槽と、少なくとも前記砕石層の一部を包むシートを備えることを特徴とする雨水貯留装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記砕石層が、前記雨水貯留槽の対向する両側面に設けられており、
前記シートが、前記雨水貯留槽と、該雨水貯留槽の両側面に設けられた前記砕石層とを包むことを特徴とする請求項1に記載の雨水貯留装置。
【請求項3】
前記砕石層が、前記雨水貯留槽の一側面にのみ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の雨水貯留装置。
【請求項4】
前記砕石層が、前記雨水貯留槽の上面及び側面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の雨水貯留装置。
【請求項5】
前記砕石層が、前記雨水貯留槽の一側面、又は、対向する両側面に設けられており、
前記砕石層の上下方向の高さが、前記雨水貯留槽の上下方向の高さと一致していないことを特徴とする請求項1に記載の雨水貯留装置。
【請求項6】
前記砕石層が、前記雨水貯留槽の上面及び側部の上方に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の雨水貯留装置。
【請求項7】
前記シートが透水性シートであることを特徴とする請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の雨水貯留装置。
【請求項8】
前記シートが、ジオテキスタイルを有することを特徴とする請求項6に記載の雨水貯留装置。
【請求項9】
前記雨水貯留槽は、複数の雨水貯留ブロックを、水平面に沿って並べるとともに、上下方向に積層して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の雨水貯留装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、雨水貯留装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、降雨時の雨水を一時的に貯留する遊水池(雨水貯留(貯水)槽)を地下に配置し、下流における雨水の量を調整する遊水池装置(雨水貯留装置)が知られている。このような雨水貯留装置は、表面に人工基盤を形成することで、公園や学校のグランドとして用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-177414号公報
特開2011-132740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載されている雨水貯留装置では、雨水を貯留する槽の主な部材が、ボックスカルバート型やU字側溝型の多孔板溝を用いているため、施工の際に大型の重機等が必要であり、また施工が容易ではない。そのため、雨水貯留量の大容量化と施工の容易さを両立することが困難であった。
【0005】
また、特許文献2に記載されている雨水貯留装置は、浮上防止手段が備えられているものの、浮上防止のための部材が雨水貯留の役割を持っていないため、貯水量が十分に確保されず、その結果、貯水量に対してコストが増加するという問題があった。
【0006】
本発明では、貯水量が大容量であり、かつ、施工が容易な雨水貯留装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る雨水貯留装置は、雨水貯留槽と、砕石層とを備えた雨水貯留装置であって、前記雨水貯留槽と、少なくとも前記砕石層の一部を包むシートを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、貯水量が多く、かつ施工が容易な雨水貯留装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係る雨水貯留装置を示す断面図である。
本発明の第1実施形態に係る流入管と流出管を備える雨水貯留装置を示す断面図である。
本発明の第2実施形態に係る雨水貯留装置を示す断面図である。
本発明の第3実施形態に係る雨水貯留装置を示す断面図である。
本発明の第4実施形態に係る雨水貯留装置を示す断面図である。
本発明の第5実施形態に係る雨水貯留装置を示す断面図である。
本発明の第6実施形態に係る雨水貯留装置に用いられる雨水貯留槽の要部の斜視図である。
クォータサイズの雨水貯留ブロックの斜視図である。
同雨水貯留ブロックの平面図である。
図8におけるA1方向矢視図である。
他の雨水貯留ブロックの斜視図である。
別の他の雨水貯留ブロックの斜視図である。
スペーサの斜視図である。
本発明の第6実施形態の雨水貯留槽の断面図である。
第1変形例の雨水貯留ブロックの斜視図である。
第1変形例の雨水貯留槽の断面図である。
第2変形例の雨水貯留槽の断面図である。
図17における点検口の一部の拡大斜視図である。
第2変形例の雨水貯留ブロックの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態)
以下、図面を参照しつつ本発明の第1実施形態に係る雨水貯留装置1について説明する。
図1に示すように、雨水貯留装置1は、雨水貯留槽2と、砕石層3と、雨水貯留槽2と砕石層3の周囲に配置されたシート4を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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