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公開番号2025125311
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024021284
出願日2024-02-15
発明の名称雨水排水システム
出願人積水化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E04D 13/08 20060101AFI20250820BHJP(建築物)
要約【課題】メンテナンスが容易である雨水排水システムを提供すること。
【解決手段】雨水排水システム100は、雨水が流入する流入口220と、流入口220に接続された横引管110と、横引管110に接続された竪管120と、を有し、竪管120には、第1継手10と、第2継手20と、が配置され、第1継手10には掃除口36aが設けられ、第2継手20には縮小部が設けられ、第2継手20は、掃除口36aから1000mm以内に設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
雨水が流入する流入口と、
前記流入口に接続された横引管と、
前記横引管に接続された竪管と、を有し、
前記竪管には、第1継手と、第2継手と、が配置され、
前記第1継手には掃除口が設けられ、
前記第2継手には縮小部が設けられ、
前記第2継手は、前記掃除口から1000mm以内に設けられる、
雨水排水システム。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記第1継手が前記竪管と前記横引管を接続している、
請求項1に記載の雨水排水システム。
【請求項3】
前記第1継手が建築物の床から1500mm以内に設けられている、
請求項1に記載の雨水排水システム。
【請求項4】
前記第1継手が前記第2継手の上流側に設けられている、
請求項1に記載の雨水排水システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、雨水排水システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の雨水排水システムは、縮径部を備えることでサイフォン現象を発生させる大型の雨水排水システムである。
従来、竪樋に縮径部を設けた雨水排水システムでは、サイフォン現象が発生することが知られている。この雨水排水システムでは、縮径部で雨水(水)が溜められている。そして、溜まった雨水に作用する重力により、サイフォン現象が発生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-124005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、縮径部を有する雨水排水システムでは、縮径部において、雨水に含まれるゴミなどの混入物が蓄積しやすいという問題があった。
【0005】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、メンテナンスが容易である雨水排水システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
【0007】
(1)本発明における雨水排水システムは、雨水が流入する流入口と、前記流入口に接続された横引管と、前記横引管に接続された竪管と、を有し、前記竪管には、第1継手と、第2継手と、が配置され、前記第1継手には掃除口が設けられ、前記第2継手には縮小部が設けられ、前記第2継手は、前記掃除口から1000mm以内に設けられる。
このような構成であれば、竪管は、掃除口と縮小部を有する。これにより、特にゴミが蓄積しやすい縮小部を掃除口から清掃することできる。また、縮小部は掃除口から1000mm以内に設けられるため、掃除口から縮小部にアクセスしやすくすることができる。よって、メンテナンスが容易となる。
(2)前記第1継手が前記竪管と前記横引管を接続していてもよい。
竪管と横引管とは、通常、エルボで接続されるが、第1継手を用いて接続することで、掃除口として用いることができる。よって、メンテナンスが容易となる。また、このような構成であれば、竪管と横引管の接続部に掃除口を設けることができ、コストを削減することができる。
(3)前記第1継手が建築物の床から1500mm以内に設けられていてもよい。
このような構成であれば、例えば、作業員が立った状態で掃除口から配管内を清掃することが容易となる。よって、メンテナンスが容易となる。
(4)前記第1継手が前記第2継手の上流側に設けられていてもよい。
縮小部の上流側には特にゴミが蓄積しやすい。このような構成であれば、縮小部の上流側に蓄積したゴミを清掃することが容易となる。よって、メンテナンスが容易となる。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、メンテナンスが容易である雨水排水システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の雨水排水システムが設置された建築物の模式図である。
本発明の雨水排水システムの第1形態を示す側面図である。
本発明の雨水排水システムの第2形態を示す側面図である。
本発明の雨水排水システムの第3形態を示す側面図である。
本発明の第1継手の蓋体を外した状態の断面図である。
本発明の第1継手の蓋体を装着した状態の断面図である。
本発明の第1継手の変形例の蓋体を装着した状態の断面図である。
本発明の雨水排水システムに設けられた第2継手の拡大断面図である。
第2実施形態の第2継手の拡大断面図である。
第3実施形態の第2継手の拡大断面図である。
本発明の雨水排水システムを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る雨水排水システム100を、図1から図11を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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