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公開番号
2025132593
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030263
出願日
2024-02-29
発明の名称
継手
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E03C
1/12 20060101AFI20250903BHJP(上水;下水)
要約
【課題】本発明は、集合継手の遮音構造および施工方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係る継手は、建物の床スラブに設けた貫通孔に設置される継手であって、上階から延びる縦管に接続される縦管接続部と、横管と接続される横管接続部を有する集合部と、前記縦管接続部と前記集合部とを接続し、前記縦管の内径よりも大きな内径を有する上部筒部と、下階から延びる縦管と接続される下部接続部と、を備え、前記下部接続部の内側に筒状部が挿入され、該筒状部の内周面に旋回型内縁部を一体化した旋回羽根が傾斜状態で一体化され、前記筒状部を平面視した状態において前記筒状部の内周方向に前記旋回型内縁部が存在しない領域に前記筒状部の周壁を兼ねる旋回羽根用の補強壁が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の床スラブに設けた貫通孔に設置される継手であって、
上階から延びる縦管に接続される縦管接続部と、
横管と接続される横管接続部を有する集合部と、
前記縦管接続部と前記集合部とを接続し、前記縦管の内径よりも大きな内径を有する上部筒部と、
下階から延びる縦管と接続される下部接続部と、
を備え、
前記下部接続部の内側に筒状部が挿入され、該筒状部の内周面に旋回型の内縁部を一体化した旋回羽根が傾斜状態で一体化され、前記筒状部を平面視した状態において前記筒状部の内周方向に旋回型の前記内縁部が存在しない領域に前記筒状部の周壁を兼ねる旋回羽根用の補強壁が設けられている継手。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記下部接続部の下端側に先窄まり状のテーパ筒部が形成され、前記筒状部の下端側に先窄まり状のテーパ管部が形成され、前記テーパ筒部の内面に沿うように前記テーパ管部が内挿された請求項1に記載の継手。
【請求項3】
前記筒状部が上部側に形成された直管部と、下部側に形成された先窄まり状のテーパ管部を有し、前記旋回羽根が前記直管部の内面から前記テーパ管部の内面に沿って傾斜しつつ延在する旋回羽根であり、該旋回羽根は前記直管部の内面から前記テーパ管部の内面に沿って傾斜しつつ延在する旋回型の前記内縁部を有する請求項1に記載の継手。
【請求項4】
前記筒状部の周壁であって前記旋回羽根の側方に、前記テーパ管部の先端側に位置する前記旋回羽根の一端側から前記直管部側に位置する前記旋回羽根の他端側にかけて前記旋回羽根に隣接する切欠部が設けられている請求項3に記載の継手。
【請求項5】
前記筒状部の上部は、前記集合部の下部に挿入される差口である請求項1または請求項2に記載の継手。
【請求項6】
前記筒状部の上部は、前記集合部の下部が挿入される受口である請求項1または請求項2に記載の継手。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、継手に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、以下の特許文献1に記載されているような樹脂製の排水管継手が知られている。
この排水管継手は、建物の上階と下階とを仕切る床スラブを貫通して各階に設置され、上階の排水管と下階の排水管とを水密な状態で連通させる排水管継手である。
この排水管継手は、上階の排水管が接続される受け口を備える樹脂製の上胴部と、床スラブに埋設される部分で、上胴部の下端部に接続される上端接続部と、床スラブの天井面から下方に突出して、下階の排水管が接続される下端接続部を備える下胴部を有する。また、上述の排水管継手は、下胴部の内側に固定可能な構成で、流下する排水を導く羽根を備える樹脂製の内装部材を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-194543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の排水管継手は高層建築物等に用いられるが、高層建築物の排水は、排水が集まって水量が多くなるため、内部に羽根を設けた構造では羽根が振動し易く、排水時に羽根が騒音源となる問題がある。
【0005】
特に、特許文献1に記載の配水管継手においては、胴部とは別に羽根部材を吊り下げた構造となっているため、羽根部材が振動し易く、羽根部材が騒音源になるおそれの高い構造を有していた。
【0006】
本発明は、前述した事情に鑑み、内部に羽根を設けた構造であっても、排水に伴う騒音を生じ難い構造とした継手の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明は以下の形態を提案している。
「1」本形態に係る継手は、建物の床スラブに設けた貫通孔に設置される継手であって、上階から延びる縦管に接続される縦管接続部と、横管と接続される横管接続部を有する集合部と、前記縦管接続部と前記集合部とを接続し、前記縦管の内径よりも大きな内径を有する上部筒部と、下階から延びる縦管と接続される下部接続部と、を備え、前記下部接続部の内側に筒状部が挿入され、該筒状部の内周面に旋回型の内縁部を一体化した旋回羽根が傾斜状態で一体化され、前記筒状部を平面視した状態において前記筒状部の内周方向に旋回型の前記内縁部が存在しない領域に前記筒状部の周壁を兼ねる旋回羽根用の補強壁が設けられていることを特徴とする。
【0008】
筒状部を下部接続管の内側に挿入しているため、筒状部を下部接続管の内部に安定支持できる。また、筒状部の内側に旋回型の内縁部で筒状部と一体化した旋回羽根を有するため、旋回羽根を胴部と別に継手内に吊り下げた構造と比較し、旋回羽根を筒状部の内側に強固に一体化できる。その上、筒状部の周方向において旋回羽根の内縁部を設けていない領域に補強壁を設けたため、この補強壁が旋回羽根を補強する。
これらが相まって旋回羽根の支持構造を強化するため、継手の内部を排水が流れたとして旋回羽根に起因する騒音を発生し難い継手を提供できる。
【0009】
「2」本形態に係る継手において、前記下部接続部の下端側に先窄まり状のテーパ筒部が形成され、前記筒状部の下端側に先窄まり状のテーパ管部が形成され、前記テーパ筒部の内面に沿うように前記テーパ管部が内挿された構成を採用できる。
【0010】
下部接続管のテーパ筒部の内側にテーパ管部を配置するにあたり、テーパ管部を前記テーパ筒部の内面に沿うように配置することで筒状部を下部接続管の内部に安定した状態で配置することができる。筒状部を安定状態に配置できることから、筒状部に一体化した旋回羽根も安定状態に配置できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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