TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025130968
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028393
出願日
2024-02-28
発明の名称
画像検査装置、分類修正方法、および分類修正プログラム
出願人
ニデック株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20250902BHJP(計算;計数)
要約
【課題】分類モデルの学習に用いる画像に関連付けられる分類ラベルの適切な修正を支援する画像検査装置、分類修正方法および分類修正プログラムを提供する。
【解決手段】検査システム100において、被検査対象の画像を分類する分類モデルを用いて画像検査を行う画像検査装置13は、異常推定部32と、提示部36と、変更部38とを備える。異常推定部32は、被検査対象の画像を分類する分類モデルの教師候補画像として分類ラベルが関連付けられた複数の画像の各々の異常の推定を、異常検知モデルを用いて行う。提示部36は、異常推定部32による推定結果に基づいて、複数の画像のうちの少なくとも一部の画像を提示する。変更部38は、提示部36によって提示された少なくとも一部の画像のうち分類ラベルの変更操作が行われた画像の分類ラベルを変更する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
被検査対象の画像を分類する分類モデルを用いて画像検査を行う画像検査装置において、
前記分類モデルの教師候補画像として分類ラベルが関連付けられた複数の画像の各々の異常の推定を行う異常推定部と、
前記異常推定部による推定結果に基づいて、前記複数の画像のうちの少なくとも一部の画像を提示する提示部と、
前記提示部によって提示された前記少なくとも一部の画像のうち前記分類ラベルの変更操作が行われた画像の前記分類ラベルを変更する変更部と、を備える、画像検査装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記変更部によって前記分類ラベルが変更された前記画像を含む前記複数の画像を用いて前記分類モデルの学習を行う学習部を備える、請求項1に記載の画像検査装置。
【請求項3】
前記異常推定部は、
前記分類モデルによって分類されるクラスの正解画像群の特徴量と前記複数の画像の各々の特徴量との差に基づいて、前記複数の画像の各々の異常の推定を行う、請求項1または2に記載の画像検査装置。
【請求項4】
前記異常推定部は、
異常検知モデルを用いて前記複数の画像の各々の異常スコアを推定し、
前記提示部は、
前記異常推定部によって推定された前記異常スコアに基づいて、前記複数の画像をソートするソート処理部と、
前記ソート処理部によるソート結果に基づいて、前記少なくとも一部の画像を提示する提示処理部と、を備える、請求項1または2に記載の画像検査装置。
【請求項5】
前記分類モデルを用いて前記複数の画像の各々の分類スコアを推定する分類スコア推定部と、
前記分類モデルによる分類精度に関する情報である分類精度情報を取得する分類精度情報取得部と、を備え、
前記ソート処理部は、
前記分類精度情報取得部によって取得された前記分類精度情報に基づいて、前記異常推定部によって推定された前記異常スコアに基づくソートから、前記分類スコア推定部によって推定された前記分類スコアに基づくソートに、前記複数の画像のソート方法を切り替える、請求項4に記載の画像検査装置。
【請求項6】
前記分類モデルを用いて前記複数の画像の各々の分類スコアを推定する分類スコア推定部を備え、
前記ソート処理部は、
前記異常推定部によって推定された前記異常スコアと前記分類スコア推定部によって推定された前記分類スコアとに基づいて算出される評価スコアに基づいて、前記複数の画像をソートする、請求項4に記載の画像検査装置。
【請求項7】
前記複数の画像の各々の前記異常スコアは、
画素単位の異常度の最大値を示す第1異常スコアと、前記異常度が閾値以上の領域の画像全体の領域に対する割合を示す第2異常スコアとを含み、
前記ソート処理部は、
前記第1異常スコアを正規化した第1スコアと前記第2異常スコアを正規化した第2スコアと前記分類スコアを正規化した第3スコアとを含む複数のスコアの重み付け加算によって前記複数の画像の各々の前記評価スコアを算出する、請求項6に記載の画像検査装置。
【請求項8】
前記分類モデルの分類精度に関する情報である分類精度情報を取得する分類精度情報取得部を備え、
前記ソート処理部は、
前記分類精度情報に応じた重みを用いた前記複数のスコアの重み付け加算によって前記複数の画像の各々の前記評価スコアを算出する、請求項7に記載の画像検査装置。
【請求項9】
前記提示処理部は、
前記第1スコア、前記第2スコア、および前記第3スコアの各々の前記分類精度情報に応じた重みを示す情報と、前記分類精度情報で示される分類精度に関する情報とを提示する、請求項8に記載の画像検査装置。
【請求項10】
前記提示処理部は、
前記分類精度情報で示される分類精度に関する情報を時系列に示す情報を提示する、請求項9に記載の画像検査装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像検査装置、分類修正方法、および分類修正プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
機械学習によって得られる分類モデルの性能を引き出すには、十分な質と量のデータを用いて分類モデルの学習を行う必要があるが、学習に用いるデータが適切であるかをすべて人が確認するには、膨大な時間と労力がかかる。
【0003】
そこで、特許文献1には、複数の教師候補画像の各々について分類モデルを用いて分類スコアを推定し、推定した分類スコアが低い順に複数の教師候補画像をソートした分類結果をオペレータに提示する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-24534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載の技術では、例えば、分類モデルの初期学習直後などのように分類モデルの性能が低い場合、分類モデルの学習に用いる画像の候補を適切にソートできず、分類ラベルを適切に修正することが難しいといった課題がある。
【0006】
本開示は、分類モデルの学習に用いる画像に関連付けられる分類ラベルの適切な修正を支援することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様による画像検査装置は、被検査対象の画像を分類する分類モデルを用いて画像検査を行う画像検査装置であって、異常推定部と、提示部と、変更部とを備える。異常推定部は、被検査対象の画像を分類する分類モデルの教師候補画像として分類ラベルが関連付けられた複数の画像の各々の異常の推定を、異常検知モデルを用いて行う。提示部は、異常推定部による推定結果に基づいて、複数の画像のうちの少なくとも一部の画像を提示する。変更部は、提示部によって提示された少なくとも一部の画像のうち分類ラベルの変更操作が行われた画像の分類ラベルを変更する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、分類モデルの学習に用いる画像に関連付けられる分類ラベルの適切な修正を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る分類修正処理の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る検査システムの構成の一例を示すブロック図である。
図3は、高次元の特徴量空間におけるクラスの典型的画像群の特徴量の分布と、そのクラスの異常な画像群の特徴量の分布との関係を示す図である。
図4は、実施形態に係る画像検査装置の処理部における提示部によって表示装置に表示される検査画面の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る画像検査装置の処理部におけるソート処理部による各スコアの重みと評価指標の値との関係の一例を示す図である。
図6は、実施形態に係る画像検査装置の処理部における提示処理部によって表示装置に表示される管理画面の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る画像検査装置の処理部における提示部によって表示装置に表示される追加情報画面の一例を示す図である。
図8は、実施形態に係る画像検査装置の処理部における提示部によって表示装置に表示される追加情報画面の他の例を示す図である。
図9は、実施形態に係る画像検査装置の処理部による情報処理の一例を示すフローチャートである。
図10は、実施形態に係る画像検査装置の処理部による外観検査処理の一例を示すフローチャートである。
図11は、実施形態に係る画像検査装置の処理部による分類修正処理の一例を示すフローチャートである。
図12は、実施形態に係る画像検査装置の処理部による評価スコア決定処理の一例を示すフローチャートである。
図13は、実施形態に係る画像検査装置における処理部のハードウェアの構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本願の開示する画像検査装置、分類修正方法、および分類修正プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により開示技術が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
ニデック株式会社
モータユニット
9日前
ニデック株式会社
モータユニット
9日前
ニデック株式会社
モータの制御方法
1日前
ニデック株式会社
送風装置、掃除機
9日前
ニデック株式会社
ステータ及びモータ
2日前
ニデック株式会社
ステータ及びモータ
23日前
ニデック株式会社
冷媒循環装置及び制御方法
1か月前
ニデック株式会社
モータ及びモータの製造方法
1か月前
ニデック株式会社
モータ及びモータの製造方法
1か月前
ニデック株式会社
積層鉄心製造方法、積層鉄心及びモータ
2日前
ニデック株式会社
積層鉄心製造方法、積層鉄心及びモータ
2日前
ニデック株式会社
ステータ、モータ及びステータの製造方法
2日前
ニデック株式会社
積層鉄心、積層鉄心の製造方法及びモータ
2日前
ニデック株式会社
画像検査装置、分類修正方法、および分類修正プログラム
3日前
ニデック株式会社
積層コア製造方法、積層コアの製造装置、積層コア及びモータ
2日前
ニデック株式会社
バックアップ装置、バックアップ装置の制御方法及びコンピュータシステム
3日前
個人
裁判のAI化
1か月前
個人
工程設計支援装置
28日前
個人
フラワーコートA
1か月前
個人
情報処理システム
2か月前
個人
検査システム
2か月前
個人
介護情報提供システム
1か月前
個人
冷凍食品輸出支援構造
8日前
個人
為替ポイント伊達夢貯
8日前
個人
携帯情報端末装置
29日前
個人
設計支援システム
1か月前
個人
表変換編集支援システム
1日前
個人
設計支援システム
1か月前
株式会社サタケ
籾摺・調製設備
2か月前
個人
結婚相手紹介支援システム
25日前
キヤノン電子株式会社
携帯装置
2か月前
個人
知財出願支援AIシステム
8日前
個人
行動時間管理システム
3日前
株式会社カクシン
支援装置
1か月前
個人
パスワード管理支援システム
1日前
個人
AIによる情報の売買の仲介
10日前
続きを見る
他の特許を見る