TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025131184
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028758
出願日2024-02-28
発明の名称ホースニップル
出願人三菱自動車工業株式会社
代理人SSIP弁理士法人
主分類F16L 33/24 20060101AFI20250902BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】ホースの抜けを検知可能とするホースニップルを提供する。
【解決手段】ホースニップルは、ホースに挿入される管状の装着部の内部を気体が流通するホースニップルであって、前記装着部は、前記装着部が前記ホースに挿入された場合に前記ホースで覆われる位置に、前記装着部の内部から外部に連通し、前記装着部の内部から外部に前記気体の一部が流通することで可聴領域の音を生じさせる切り込みを有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
ホースに挿入される管状の装着部の内部を気体が流通するホースニップルであって、
前記装着部は、前記装着部が前記ホースに挿入された場合に前記ホースで覆われる位置に、前記装着部の内部から外部に連通し、前記装着部を流通する気体の一部が前記装着部の内部から外部に流通することで可聴領域の音を生じさせる切り込みを有するホースニップル。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記装着部の先端と前記切り込みとの間、及び前記装着部の基端と前記切り込みとの間に、前記気体の流れ方向と交差する反射面が形成されるように、前記装着部の内壁面に対して突出する突起を有する、請求項1に記載のホースニップル。
【請求項3】
前記装着部の先端から前記切り込みまでの長さLは、前記装着部の内部直径Dよりも長い請求項1又は2に記載のホースニップル。
【請求項4】
前記装着部は、前記切り込みと前記切り込みに対向する装着部の内壁との間に隔壁を有し、
前記装着部の先端から前記切り込みまでの長さLは、前記隔壁から切り込みまでの高さHよりも長い請求項1又は2に記載のホースニップル。
【請求項5】
前記ホースは、ブローバイガスをクランクケースから吸気管に還流させるブローバイホースである請求項1又は2に記載のホースニップル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ホースニップルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、リリーフバルブの弁室下流に備えられた吹鳴器が開示されている。かかる吹鳴器は、本体を延設して、弁室に連続する室を形成するとともに、端部壁面に該室より小径の通孔が開口し、弁室から室に入った上昇圧力が、縮径された通孔を通過する際に通過音を発生するものである。かかる吹鳴器によれば、フリーザチューブの狭窄状態を運転者に報知することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭61-197709号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、公道を走行する車両には、燃焼室からクランクケースに漏れ出たガス(ブローバイガス)を吸気管に還流させるブローバイホースが装備されている。かかるブローバイホースが接続されるホースニップルからブローバイホースが抜けると、ブローバイガスが大気に放出されるので、環境保全の観点から好ましくない。
【0005】
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、ホースの抜けを報知可能なホースニップルを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係るホースニップルは、ホースに挿入される管状の装着部の内部を気体が流通するホースニップルであって、前記装着部は、前記装着部が前記ホースに挿入された場合に前記ホースで覆われる位置に、前記装着部の内部から外部に連通し、前記装着部を流通する気体の一部が前記装着部の内部から外部に流通することで可聴領域の音を生じさせる切り込みを有する。
【0007】
上記(1)の構成によれば、ホースニップルからホースが抜けると、ホースで覆われていた切り込みが現れ、装着部の内部を流通する気体の一部が装着部の内部から外部に流通することで可聴領域の音を生じさせる。これにより、ホースニップルは、ホースの抜けを報知することができる。
【0008】
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、前記装着部の先端と前記切り込みとの間、及び前記装着部の基端と前記切り込みとの間に、前記気体の流れ方向と交差する反射面が形成されるように、前記装着部の内壁面に対して突出する突起を有する。
【0009】
上記(2)の構成によれば、装着部の内部を流通する気体の振動共鳴によって可聴領域の音を増幅させることができる。
【0010】
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)の構成において、前記装着部の先端から前記切り込みまでの長さLは、前記装着部の内部直径Dよりも長い。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
鍋虫ねじ
19日前
個人
ホース保持具
5か月前
個人
回転伝達機構
1か月前
個人
紛体用仕切弁
19日前
個人
トーションバー
5か月前
個人
差動歯車用歯形
2か月前
個人
地震の揺れ回避装置
1か月前
株式会社不二工機
電磁弁
4か月前
株式会社不二工機
電磁弁
2か月前
個人
吐出量監視装置
12日前
柿沼金属精機株式会社
分岐管
1か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
株式会社タカギ
水栓装置
1か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
5か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
日東電工株式会社
断熱材
5か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
4か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
4か月前
株式会社フジキン
ボールバルブ
3か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
4か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
株式会社不二工機
電磁弁
19日前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
日東精工株式会社
弾性鍔付きねじ
4か月前
株式会社不二越
転がり軸受
27日前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
株式会社オンダ製作所
識別リング
1か月前
株式会社ケアコム
取付器具
1か月前
個人
ワンウェイベアリング
2か月前
株式会社有恒商会
伸縮継手
2か月前
太陽工業株式会社
金属板結合方法
5か月前
株式会社テイエルブイ
液体圧送装置
3か月前
前澤工業株式会社
弁箱
2か月前
続きを見る