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公開番号
2025132633
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030323
出願日
2024-02-29
発明の名称
冷却システム
出願人
富士電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F25D
11/00 20060101AFI20250903BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】制御プログラムの更新に起因して、冷却対象の温度が上昇した状態が長くなることを抑制することが可能な冷却システムを提供する。
【解決手段】この冷却システム100は、記憶された制御プログラムPcにより、冷却対象を冷却する冷却装置2(302)と、冷却対象の通常の冷却による冷却温度Tecよりも低い冷やし込み温度Tedtに冷やし込んだ後に冷却装置2に制御プログラムPcを更新させる制御を行うか、または、蒸発器24の除霜を行う際に冷却装置302に制御プログラムを更新させる制御を行う店舗コントローラ1(301)とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機により圧縮された前記冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮させた前記冷媒を膨張させる膨張部と、膨張させた前記冷媒を蒸発させて空気を冷却する蒸発器と、記憶された制御プログラムにより、冷却対象を冷却する冷却装置と、
前記冷却対象の通常の冷却による冷却温度よりも低い冷やし込み温度に冷やし込んだ後に前記冷却装置に前記制御プログラムを更新させる制御を行うか、または、前記蒸発器の除霜を行う際に前記冷却装置に前記制御プログラムを更新させる制御を行う店舗コントローラとを備える、冷却システム。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記冷却装置は、前記制御プログラムにより、前記冷却対象を冷却する制御を行う冷却装置用制御部を含み、
前記店舗コントローラは、前記冷やし込み温度に冷やし込んだ後に前記冷却装置用制御部に前記制御プログラムを更新させる指示、または、前記蒸発器の除霜を行う際に前記冷却装置用制御部に前記制御プログラムを更新させる指示を、前記冷却装置用制御部に通知する、請求項1に記載の冷却システム。
【請求項3】
前記店舗コントローラは、冷やし込み温度に冷やし込む場合、前記制御プログラムの更新に要する所要更新時間と、前記冷却装置による冷却停止時の時間に対する温度上昇度合いとに基づいて、前記冷やし込み温度を算出するように構成されている、請求項2に記載の冷却システム。
【請求項4】
前記冷却装置用制御部は、算出した前記冷やし込み温度に冷やし込んだ後、前記冷却装置による冷却を停止させるとともに、前記制御プログラムを更新するように構成されている、請求項3に記載の冷却システム。
【請求項5】
前記店舗コントローラは、前記冷却装置に記憶された除霜開始時刻に基づいて、前記蒸発器の除霜を行う際に前記制御プログラムを更新させる制御を行うように構成されている、請求項2に記載の冷却システム。
【請求項6】
前記店舗コントローラは、前記冷却装置に記憶された除霜方式の情報に基づいて、前記冷やし込み温度に冷やし込んだ後に前記制御プログラムを更新させる制御を行うか、または、前記蒸発器の除霜を行う際に前記制御プログラムを更新させる制御を行うかを設定するように構成されている、請求項2に記載の冷却システム。
【請求項7】
前記冷却装置用制御部は、前記蒸発器の除霜を行う除霜期間中に前記制御プログラムを更新させた後、前記蒸発器の除霜を完了したことに基づいて、前記冷却装置用制御部による前記冷却対象を冷却する制御を開始するように構成されている、請求項5に記載の冷却システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、冷却システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、冷却システムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、冷却システムが開示されている。この冷却システムは、冷蔵庫と、外部通信センターとを備えている。冷蔵庫は、圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器と、通信部と、制御部とを含んでいる。制御部は、冷蔵庫制御ソフトウェアにより、冷蔵庫の冷却の制御を行う。外部通信センターは、冷蔵庫制御ソフトウェアの更新ソフトウェアがあることを通信部を介して冷蔵庫に通知するように構成されている。制御部は、外部通信センターから更新ソフトウェア有りという通知を受信したことに基づいて、外部通信センターから通信部を介して更新ソフトウェアを取得する制御を行う。また、制御部は、更新ソフトウェアを取得した後、更新ソフトウェアにより、冷蔵庫制御ソフトウェアを更新する制御を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-303472号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の冷蔵庫では、明記されていないが、冷蔵庫制御ソフトウェアによる冷蔵庫の冷却の制御を停止した状態で、更新ソフトウェアにより、冷蔵庫制御ソフトウェアが更新され、冷蔵庫制御ソフトウェアが更新された後、冷蔵庫は、冷蔵庫の冷却の制御が再開されると考えられる。この場合、冷蔵庫制御ソフトウェアの更新の際に冷却の制御が停止されるため、冷蔵庫の庫内温度が上昇した後、冷蔵庫の冷却の制御により庫内温度を目標設定温度に復帰させる制御が行われるが、冷蔵庫制御ソフトウェアの更新のためだけに冷蔵庫の庫内温度が上昇するので、他の温度上昇要因と合わせると冷蔵庫の庫内温度が上昇する時間がその分長くなる。これにより、冷却対象の温度(品温)が上昇した状態が長くなる。このため、冷蔵庫制御ソフトウェア(制御プログラム)の更新に起因して、冷却対象の温度が上昇した状態が長くなるという問題点がある。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、制御プログラムの更新に起因して、冷却対象の温度が上昇した状態が長くなることを抑制することが可能な冷却システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の一の局面による冷却システムは、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機により圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮させた冷媒を膨張させる膨張部と、膨張させた冷媒を蒸発させて空気を冷却する蒸発器と、記憶された制御プログラムにより、冷却対象を冷却する冷却装置と、冷却対象の通常の冷却による冷却温度よりも低い冷やし込み温度に冷やし込んだ後に冷却装置に制御プログラムを更新させる制御を行うか、または、蒸発器の除霜を行う際に冷却装置に制御プログラムを更新させる制御を行う店舗コントローラとを備える。
【0008】
この発明の一の局面による冷却システムでは、上記のように、冷却対象の通常の冷却による冷却温度よりも低い冷やし込み温度に冷やし込んだ後に冷却装置に制御プログラムを更新させる制御を行うか、または、蒸発器の除霜を行う際に冷却装置に制御プログラムを更新させる制御を行う店舗コントローラを設ける。これにより、冷却対象の通常の冷却による冷却温度よりも低い冷やし込み温度に冷やし込んだ後に冷却装置に制御プログラムを更新させる制御を行うことにより、制御プログラムの更新の際に冷却装置による冷却が停止した場合でも、冷却対象の温度が冷却設定温度に対して高い温度になることを抑制することができる。また、冷却装置内の温度を上昇させて蒸発器の除霜を行う場合において、蒸発器の除霜に合わせて冷却装置に制御プログラムを更新させる制御を行うことにより、蒸発器の除霜時以外において冷却装置を停止させて制御プログラムを更新させる場合と比較して、冷却装置内の温度が冷却設定温度に対して高い状態になる時間が増加することを抑制することができる。これらにより、制御プログラムの更新に起因して、冷却対象の温度が上昇した状態が長くなることを抑制することができる。
【0009】
上記一の局面による冷却システムにおいて、好ましくは、冷却装置は、制御プログラムにより、冷却対象を冷却する制御を行う冷却装置用制御部を含み、店舗コントローラは、冷やし込み温度に冷やし込んだ後に冷却装置用制御部に制御プログラムを更新させる指示、または、蒸発器の除霜を行う際に冷却装置用制御部に制御プログラムを更新させる指示を、冷却装置用制御部に通知する。このように構成すれば、制御プログラムを更新させる指示を通知するために行われる更新のスケジューリングと、制御プログラムの更新とを異なる制御部に行わせることにより、冷却装置の冷却装置用制御部のみで制御プログラムの更新のスケジューリングおよび制御プログラムの更新の両方を行わせる場合と比較して、冷却装置の冷却装置用制御部の処理負荷が増大するのを抑制することができる。
【0010】
この場合、好ましくは、店舗コントローラは、冷やし込み温度に冷やし込む場合、制御プログラムの更新に要する所要更新時間と、冷却装置による冷却停止時の時間に対する温度上昇度合いとに基づいて、冷やし込み温度を算出するように構成されている。このように構成すれば、所要更新時間および温度上昇度合いの各々の数値に基づいて冷やし込み温度を算出することができるので、算出した冷やし込み温度を用いることにより過度に温度が下がることを抑制して適切な温度で冷却装置を冷やし込むことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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