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公開番号
2025145985
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024046533
出願日
2024-03-22
発明の名称
チャンネルベース
出願人
富士電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02B
1/01 20060101AFI20250926BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】チャンネルベースにおいて、疲労強度を向上させる。
【解決手段】据付フレーム16は、床12と盤13との間に介在させてあり、下開き部材21と、上開き部材22と、補強板24と、を備えている。下開き部材21は、断面形状が下方に向かって開いたコ字状であり、天板31に盤13が据え付けられる。上開き部材22は、断面形状が上方に向かって開いたコ字状であり、底板41が床12に据え付けられ、下開き部材21に嵌め合わせて接合される。補強板24は、上開き部材22の底板41に重ね合わせてある。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
床と盤との間に介在させる据付フレームを備え、
前記据付フレームは、
断面形状が下方に向かって開いたコ字状であり、天板に前記盤が据え付けられる下開き部材と、
断面形状が上方に向かって開いたコ字状であり、底板が前記床に据え付けられ、前記下開き部材に嵌め合わせて接合される上開き部材と、
前記上開き部材の前記底板に重ね合わせた補強板と、を備えることを特徴とするチャンネルベース。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記補強板は、前記底板の上面に重ね合わせてあることを特徴とする請求項1に記載のチャンネルベース。
【請求項3】
前記補強板は、前記盤の幅寸法が大きいほど、厚さが大きくされることを特徴とする請求項1に記載のチャンネルベース。
【請求項4】
前記補強板は、前記盤の奥行寸法が大きいほど、厚さが大きくされることを特徴とする請求項1に記載のチャンネルベース。
【請求項5】
前記補強板は、前記盤の高さ寸法が大きいほど、厚さが大きくされることを特徴とする請求項1に記載のチャンネルベース。
【請求項6】
前記補強板は、前記盤の質量が大きいほど、厚さが大きくされることを特徴とする請求項1に記載のチャンネルベース。
【請求項7】
前記補強板は、前記床への据え付け点が前記盤の重心位置から離れるほど、厚さが大きくされることを特徴とする請求項1に記載のチャンネルベース。
【請求項8】
前記上開き部材は、一対の側板が前記下開き部材における一対の側板の内側に嵌まり合っていることを特徴とする請求項1に記載のチャンネルベース。
【請求項9】
前記下開き部材、及び前記上開き部材は、互いに重なり合う前記側板同士が接合されていることを特徴とする請求項8に記載のチャンネルベース。
【請求項10】
前記上開き部材は、前記下開き部材よりも延在方向に短く、前記床への据え付け点のみに設けられることを特徴とする請求項1に記載のチャンネルベース。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、チャンネルベースに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電気機器などを収容する自立型の盤は、チャンネルベースを介して床に設置される。チャンネルベースのフレームとして、例えば特許文献1には、下方に向かって開いたコ字状で、且つ側板の一方を外側に折り曲げたL字状に形成し、L字状の底板を床に据え付け、コ字状の天板に盤を据え付ける構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-275212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
風や地震などの外力によって盤が揺れると、チャンネルベースのフレームは、モーメントを受けてL字状の屈曲部に応力が集中し、疲労する可能性がある。
本発明の目的は、チャンネルベースにおいて、疲労強度を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係るチャンネルベースは、床と盤との間に介在させる据付フレームを備えている。据付フレームは、下開き部材と、上開き部材と、補強板と、を備えている。下開き部材は、断面形状が下方に向かって開いたコ字状であり、天板に盤が据え付けられる。上開き部材は、断面形状が上方に向かって開いたコ字状であり、底板が床に据え付けられ、下開き部材に嵌め合わせて接合される。補強板は、上開き部材の底板に重ね合わせてある。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、下開き部材に上開き部材を嵌め合わせることで、少なくとも床への据え付け点において据付フレームを閉断面にすることができる。しかも、下開き部材における盤の据え付け点から、上開き部材における床への据え付け点までの距離を短くすることができるので、盤が揺れるときのモーメントアームを小さくすることができる。さらに、上開き部材の底板に補強板を重ね合わせてある。したがって、応力の集中を緩和させ据付フレームの疲労強度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
チャンネルベースの設置例を示す図である。
チャンネルベースを示す図である。
据付フレームを示す図である。
下開き部材を示す図である。
上開き部材を示す図である。
補強板を示す図である。
連結フレームを示す図である。
厚さの異なる補強板を示す図である。
盤の重心を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであり、構成を下記のものに特定するものでない。すなわち、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0009】
《実施形態》
《構成》
以下の説明では、互いに直交する三方向を、幅方向、奥行方向、及び上下方向とする。幅方向及び奥行方向に沿った平面は、水平であるものとする。
図1は、チャンネルベース11の設置例を示す図である。
ここでは、チャンネルベース11の設置例を、幅方向の一方、奥行方向の一方、及び上下方向の上方から見た状態を示している。チャンネルベース11は、床12と盤13との間に介在させてあり、盤13を据え付けるための土台を構成している。チャンネルベース11は、盤13に合わせた幅寸法及び奥行寸法であり、幅方向が長手方向となり、奥行方向が短手方向となる。
【0010】
図2は、チャンネルベース11を示す図である。
図中の(a)は、チャンネルベース11を、幅方向の一方、奥行方向の一方、及び上下方向の上方から見た状態を示している。図中の(b)は、チャンネルベース11を、幅方向の他方、奥行方向の一方、及び上下方向の下方から見た状態を示している。チャンネルベース11は、一対の据付フレーム16と、一対の連結フレーム17と、を備えている。一対の据付フレーム16は、奥行方向に延び、幅方向に離れて平行に並んでいる。一対の連結フレーム17は、幅方向に延び、奥行方向に離れて平行に並んでいる。チャンネルベース11は、一対の据付フレーム16、及び一対の連結フレーム17における互いの端部同士を連結したロ字状の枠体である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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