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公開番号2025132742
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030509
出願日2024-02-29
発明の名称車両用灯具
出願人市光工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F21S 41/24 20180101AFI20250903BHJP(照明)
要約【課題】車両用灯具を前後方向にコンパクト化する。
【解決手段】車両用灯具は、第1光源と、第1光源からの光を出射する第1光源側レンズと、第2光源と、第2光源からの光及び第1光源側レンズからの光を出射する第2光源側レンズと、第2光源側レンズからの光を車両前方に照射して第1照射パターンを形成する投影レンズとを備え、第2光源側レンズは、第2光源からの光が入射する下側入射部と、下側入射部から入射した光を導光する導光部と、導光部後面の上端から前方に屈曲し、導光部により導光された光を前方に反射する前方反射面と、導光部後面から前方反射面の屈曲部分に形成され左右方向に延びる凸状のエッジ部と、エッジ部に沿った導光部後面の上縁部に設けられ、第1光源側レンズからの光が入射する上側入射部と、を有し、第1光源側レンズは、上側入射部に向けて光を出射する出射部を有し、出射部又はエッジ部には、カットオフ形成部が設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
前方に光を出射する第1光源と、
前記第1光源の前方に配置され、前記第1光源からの光を前方に出射する第1光源側レンズと、
前記第1光源の下方に配置され、左右方向に複数設けられ、前方に光を出射する第2光源と、
前記第2光源及び前記第1光源側レンズの前方に配置され、前記第2光源からの光及び前記第1光源側レンズからの光を前方に出射する第2光源側レンズと、
前記第2光源側レンズの前方に配置され、前記第2光源側レンズからの光を車両前方に照射してカットオフラインを有する第1照射パターンを形成する投影レンズと
を備え、
前記第2光源側レンズは、
前記第2光源からの光が入射する下側入射部と、
前記下側入射部から入射した光を上方に導光する導光部と、
前記導光部の後部に位置する導光部後面の上端から前方に屈曲した状態で設けられ、前記導光部により上方に導光された光を前方に反射する前方反射面と、
前記導光部後面から前記前方反射面の屈曲部分に形成され、左右方向に延びる凸状のエッジ部と、
前記導光部後面の上縁部であって前記エッジ部に沿った部分に設けられ、前記第1光源側レンズからの光が入射する上側入射部と、を有し、
前記第1光源側レンズは、前記上側入射部に向けて光を出射する出射部を有し、
前記出射部又は前記エッジ部には、前記第1照射パターンの前記カットオフラインを形成するためのカットオフ形成部が設けられる
車両用灯具。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記出射部の下端は、前記エッジ部よりも下方に配置される
請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記第1光源の上方に配置され、前方に光を出射する第3光源と、
前記第3光源の前方に配置され、前記第3光源から出射される光を前記投影レンズに向けて前方に出射する第3光源側レンズと
を更に備え、
前記投影レンズは、前記第3光源側レンズからの光を車両前方に出射して前記第1照射パターンとは異なる第2照射パターンを形成する
請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記第1光源及び前記第2光源は、前後方向の位置が揃うように配置され、
前記第3光源は、前記第1光源及び前記第2光源よりも前方に配置される
請求項3に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記投影レンズは、入射面及び出射面の少なくとも一方が、前記第2光源側レンズからの光に対応した第1凸面と、前記第1凸面の上方に配置され前記第3光源側レンズからの光に対応した第2凸面と2つの凸面を有する
請求項4に記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
上方に光を出射する光源と、光源の上方に配置され光源からの光を前方に向けて反射するリフレクタと、リフレクタの前方に配置されるシェードと、シェードの前方に配置されシェードを通過した光を車両前方に出射してパターンを形成する投影レンズとを備える車両用灯具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-212169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の車両用灯具は、投影レンズの焦点付近にシェードが配置され、その後方にリフレクタが配置されるため、前後方向のサイズが大きくなってしまう。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、前後方向にコンパクト化することが可能な車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両用灯具は、前方に光を出射する第1光源と、前記第1光源の前方に配置され、前記第1光源からの光を前方に出射する第1光源側レンズと、前記第1光源の下方に配置され、左右方向に複数設けられ、前方に光を出射する第2光源と、前記第2光源及び前記第1光源側レンズの前方に配置され、前記第2光源からの光及び前記第1光源側レンズからの光を前方に出射する第2光源側レンズと、前記第2光源側レンズの前方に配置され、前記第2光源側レンズからの光を車両前方に照射してカットオフラインを有する第1照射パターンを形成する投影レンズとを備え、前記第2光源側レンズは、前記第2光源からの光が入射する下側入射部と、前記下側入射部から入射した光を上方に導光する導光部と、前記導光部の後部に位置する導光部後面の上端から前方に屈曲した状態で設けられ、前記導光部により上方に導光された光を前方に反射する前方反射面と、前記導光部後面から前記前方反射面の屈曲部分に形成され、左右方向に延びる凸状のエッジ部と、前記導光部後面の上縁部であって前記エッジ部に沿った部分に設けられ、前記第1光源側レンズからの光が入射する上側入射部と、を有し、前記第1光源側レンズは、前記上側入射部に向けて光を出射する出射部を有し、前記出射部又は前記エッジ部には、前記第1照射パターンの前記カットオフラインを形成するためのカットオフ形成部が設けられる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、前後方向にコンパクト化することが可能な車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る車両用灯具の一例を示す斜視図である。
図2は、車両用灯具の一部の構成を示す斜視図である。
図3は、車両用灯具の断面構成を示す図である。
図4は、図3における第1光源側レンズ及びその近傍を拡大して示す図である。
図5は、第1光源側レンズの一例を示す斜視図である。
図6は、第1光源側レンズの一例を示す斜視図である。
図7は、図3におけるA-A断面に沿った構成を示す図である。
図8は、第2光源側レンズを正面側から見た例を示す図である。
図9は、車両前方の仮想のスクリーンに照射される照射パターンの一例を示す図である。
図10は、変形例に係る第1光源側レンズの構成を示す斜視図である。
図11は、変形例に係る第1光源側レンズの構成を示す斜視図である。
図12は、変形例に係る第1光源側レンズの構成を示す斜視図である。
図13は、変形例に係る投影レンズの構成を示す図である。
図14は、変形例に係る投影レンズの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る車両用灯具の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。以下の説明において、前後、上下、左右の各方向は、車両用灯具が車両に搭載された車両搭載状態における方向であって、運転席から車両の進行方向を見た場合における方向を示す。なお、本実施形態では、上下方向は鉛直方向に平行であり、左右方向は水平方向であるとする。また、本実施形態において、正面側及び背面側の各方向は、例えば車両に搭載された状態(車両搭載状態)における方向であるとする。例えば、車両の前部(フロント)に搭載された状態では、前方が正面方向(正面側)であり、後方が背面方向(背面側)である。
【0010】
図1は、本実施形態に係る車両用灯具100の一例を示す斜視図である。図2は、車両用灯具100の一部の構成を示す斜視図である。図2は、後方かつ上側から見た図であり、支持部材60及びレンズホルダ70等の構成を省略している。図3は、車両用灯具100の断面構成を示す図である。図3は、水平面に垂直な平面で左右方向の中央部を切断した場合の断面構成を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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