TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025125726
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024021842
出願日
2024-02-16
発明の名称
車両用灯具
出願人
市光工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60Q
1/50 20060101AFI20250821BHJP(車両一般)
要約
【課題】乗員が車両のドアを開く室内側の操作部に触れる前に、車両を見なくてもドアが開く可能性を後続車の運転手が知得できる車両用灯具を提供する。
【解決手段】車両21に搭載され、車両21の周囲の路面に所定の描画パターンを照射する照射部2と、車両21に搭載されて照射部2に接続され、照射部2による描画パターンの照射を制御する制御部3と、を備え、制御部3は、車両21が停車中に、車両21のドアを室内側から開く際に操作される操作部に車両21の乗員が所定の距離以内に体の一部を近づける予備動作を行ったことを示す予備動作信号AS1、AS2、AS3が入力されると、予備動作の対象となったドアが開くことを予告する予告照射パターンの照射を照射部2に指示し、照射部2は、制御部3からの指示に基づき予告照射パターンを照射することを特徴とする車両用灯具1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載され、前記車両の周囲の路面に所定の描画パターンを照射する照射部と、
前記車両に搭載されて前記照射部に接続され、前記照射部による前記描画パターンの照射を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記車両が停車中に、
前記車両のドアを室内側から開く際に操作される操作部に前記車両の乗員が所定の距離以内に体の一部を近づける予備動作を行ったことを示す予備動作信号が入力されると、前記予備動作の対象となった前記ドアが開くことを予告する予告照射パターンの照射を前記照射部に指示し、
前記照射部は、前記制御部からの指示に基づき前記予告照射パターンを照射する
ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記照射部は、前記車両の左右の側面及び背面のうち、前記予備動作の対象となった前記ドアが設置された面側の前記路面に前記予告照射パターンを照射する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記制御部は、
前記ドアのロックを行うロック機構と、
前記車両に搭載され、前記車両の周囲の物体を検出すると物体検出信号を生成する物体検出部と、
に接続され、
さらに前記制御部は、
前記物体検出信号を受信した場合であって、かつ前記物体検出信号が示す物体の位置が、前記予備動作の対象となった前記ドアの後方である場合に、前記予備動作の対象となった前記ドアをロックするロック信号を前記ロック機構に送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記制御部は、
前記ロック信号を送信した後に、前記乗員がロックされた前記ドアを開く動作を行ったことを示す開放動作信号を所定の回数以上、受信した場合に、前記ドアのロックを解除するアンロック信号を前記ロック機構に送信する
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記制御部は、
前記予備動作が行われた前記ドアが所定の角度以上の開放角度で開いたことを示すドア開放信号を受信した場合、前記照射部に対して開いた前記ドアに対応する前記予告照射パターンの照射を止めるように指示する
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両の乗員が降車する際に開いたドアに、車両を追い越そうとした自転車またはバイク等の後続車が接触するという事故が問題となっている。そこで、乗員がドアを開けるべく室内側のドアノブに触れたことを検知すると、ドアミラーに設けた警告ライトを点灯させる装置が提案されている(例えば特許文献1)。これにより、点灯した警告ライトを後続車の運転手が見ることで、実際にドアを開く前に、ドアが開くことを後続車の運転手が確認でき、車両を追い越そうとした後続車が、開いたドアに接触する事故を防止できるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-182365号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、乗員がドアノブに接触したことを検知して警告ライトを点灯させる場合、乗員がドアノブに接触してからドアを開くまでの動作の速度によっては、警告ライトが点灯した直後にドアが開く場合がある。そのため、後続車の運転手が警告ライトの点灯を確認しても、開いたドアとの接触を回避する動作が間に合わない可能性が問題となることがある。また、ドアミラーのような車両部品に警告ライトを取り付ける場合、後続車の運転手は警告ライトの点灯の有無を確認するために、警告ライトが取り付けられた車両部品に視線を移動させて注視する必要があり、後続車の運転手の監視負担が問題となることがある。
【0005】
本開示はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、乗員が車両のドアを開く室内側の操作部に触れる前に、車両を見なくてもドアが開く可能性を後続車の運転手が知得できる車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る車両用灯具は、車両に搭載され、前記車両の周囲の路面に所定の描画パターンを照射する照射部と、前記車両に搭載されて前記照射部に接続され、前記照射部による前記描画パターンの照射を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記車両が停車中に、前記車両のドアを室内側から開く際に操作される操作部に前記車両の乗員が所定の距離以内に体の一部を近づける予備動作を行ったことを示す予備動作信号が入力されると、前記予備動作の対象となった前記ドアが開くことを予告する予告照射パターンの照射を前記照射部に指示し、前記照射部は、前記制御部からの指示に基づき前記予告照射パターンを照射する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、乗員が車両のドアを開く室内側の操作部に触れる前に、車両を見なくてもドアが開く可能性を後続車の運転手が知得できる車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係る車両用灯具を示すブロック図である。
本開示の実施形態に係る車両用灯具が路面に照射する描画パターンを示す平面図である。
本開示の実施形態に係る車両用灯具の動作の手順を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態に係る車両用灯具を説明するが、本開示は以下の実施形態に限られるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
【0010】
まず、図1及び図2を参照して本開示の実施形態に係る車両用灯具の構成を説明する。図1は、本開示の実施形態に係る車両用灯具を示すブロック図であり、図2は、本開示の実施形態に係る車両用灯具が路面に照射する描画パターンを示す平面図である。図1及び図2では車両用灯具として、バックドアのある3ドア車に設けられた車両用灯具が例示されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
市光工業株式会社
車両用灯具
7日前
市光工業株式会社
車両用灯具
7日前
市光工業株式会社
車両用灯具
22日前
市光工業株式会社
車両用灯具
22日前
市光工業株式会社
車両用灯具
22日前
市光工業株式会社
車両用灯具
23日前
市光工業株式会社
車両用灯具
1か月前
市光工業株式会社
車両用灯具
1か月前
市光工業株式会社
車両用前照灯装置
2か月前
市光工業株式会社
車両用灯具、導光体
1か月前
市光工業株式会社
車両用灯具の制御装置及び車両用灯具
1か月前
市光工業株式会社
車両用発光ユニットおよび車両用灯具
1か月前
市光工業株式会社
車両用灯具、及び車両用灯具の製造方法
22日前
個人
カーテント
3か月前
個人
タイヤレバー
1か月前
個人
車窓用防虫網戸
3か月前
個人
前輪キャスター
10日前
個人
警告装置
4か月前
個人
小型EVシステム
4か月前
個人
タイヤ脱落防止構造
7日前
個人
車輪清掃装置
3か月前
日本精機株式会社
ケース
4か月前
個人
ホイルのボルト締結
2か月前
個人
ルーフ付きトライク
27日前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
日本精機株式会社
照明装置
5か月前
個人
キャンピングトライク
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
5か月前
日本精機株式会社
表示装置
5か月前
日本精機株式会社
表示装置
5か月前
個人
車両通過構造物
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
17日前
続きを見る
他の特許を見る