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公開番号
2025125727
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024021843
出願日
2024-02-16
発明の名称
車両用灯具
出願人
市光工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60Q
1/50 20060101AFI20250821BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両のドアの周囲にある物体に対して実際にドアを近づけなくても接触の可能性を目視で把握できる車両用灯具を提供する。
【解決手段】車両31に搭載され、車両31の周囲の路面に所定の描画パターンを照射する照射部2と、車両31に搭載されて照射部2に接続され、照射部2による描画パターンの照射を制御する制御部3と、を備え、制御部3は、車両31の停車時に、車両31のドアが閉じた状態から開いた状態に遷移したことを示すドア開放信号DS1、DS2、DS3を受信した場合に、ドア開放信号DS1、DS2、DS3に対応するドアの可動範囲を示す開閉限界パターンの照射を照射部2に指示し、照射部2は、制御部3からの指示に基づき開閉限界パターンを照射することを特徴とする車両用灯具1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載され、前記車両の周囲の路面に所定の描画パターンを照射する照射部と、
前記車両に搭載されて前記照射部に接続され、前記照射部による前記描画パターンの照射を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記車両の停車時に、
前記車両のドアが閉じた状態から開いた状態に遷移したことを示すドア開放信号を受信した場合に、前記ドア開放信号に対応する前記ドアの可動範囲を示す開閉限界パターンの照射を前記照射部に指示し、
前記照射部は、前記制御部からの指示に基づき前記開閉限界パターンを照射する
ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記ドア開放信号に対応する前記ドアが、所定の開き角度で位置を固定できる構造である場合に、前記ドアの位置を固定できる開き角度である固定角度に対応した前記ドアの位置を示す表示を前記開閉限界パターンとして照射するように前記照射部に指示する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記照射部は、現在の前記ドアの位置を示す現在位置パターンを照射する現在位置照射部を備え、
前記制御部は、現在の前記ドアの開き角度を示す信号である角度信号を受信した場合に、前記角度信号が示す前記ドアの開き角度に対応した前記現在位置パターンを照射するように前記現在位置照射部に指示する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記制御部は、前記角度信号が示す前記ドアの開き角度が大きくなるほど、前記開閉限界パターン及び前記現在位置パターンの少なくとも一方を照射する際の照度を強くするように前記照射部に指示する
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
【請求項5】
バックドアを有する車両に搭載され、前記車両の周囲の路面に所定の描画パターンを照射する照射部と、
前記車両に搭載されて前記照射部に接続され、前記照射部による前記描画パターンの照射を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記車両の変速機のシフトレバーが後退位置にあることを示すリバース信号を受信すると、前記バックドアの可動範囲を示すバックドア開閉限界パターンの照射を前記照射部に指示し、
前記照射部は、前記制御部からの指示に基づき前記バックドア開閉限界パターンを照射する
ことを特徴とする車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の乗員が乗降時に車両のドアを開く際に、ドアの可動範囲内に駐車場の柱や壁等の物体があると、物体とドアとが接触する場合がある。そこで、ドアに超音波センサを設けて物体とドアとの距離を測定して、物体にドアが接近するとドアを開く動作を停止する装置が提案されている(例えば特許文献1、2)。これにより、物体にドアが接触するのを防止できるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-155924号公報
特開2022-123787号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、超音波センサでドアと物体との距離を測定する場合、測定結果を乗員が目視できない。そのため、物体に接触せずにドアを開けられる開き角度を目視で把握する際には、実際にドアを開けて物体に近づける必要があることが問題となることがある。
【0005】
本開示はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、車両のドアの周囲にある物体に対して実際にドアを近づけなくても接触の可能性を目視で把握できる車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る車両用灯具は、車両に搭載され、前記車両の周囲の路面に所定の描画パターンを照射する照射部と、前記車両に搭載されて前記照射部に接続され、前記照射部による前記描画パターンの照射を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記車両の停車時に前記車両のドアが閉じた状態から開いた状態に遷移したことを示すドア開放信号を受信した場合に、前記ドア開放信号に対応する前記ドアの可動範囲を示す開閉限界パターンの照射を前記照射部に指示し、前記照射部は、前記制御部からの指示に基づき前記開閉限界パターンを照射する。
【0007】
また、本開示に係る車両用灯具は、バックドアを有する車両に搭載され、前記車両の周囲の路面に所定の描画パターンを照射する照射部と、前記車両に搭載されて前記照射部に接続され、前記照射部による前記描画パターンの照射を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記車両の変速機のシフトレバーが後退位置にあることを示すリバース信号を受信すると、前記バックドアの可動範囲を示すバックドア開閉限界パターンの照射を前記照射部に指示し、前記照射部は、前記制御部からの指示に基づき前記バックドア開閉限界パターンを照射する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、車両のドアの周囲にある物体に対して実際にドアを近づけなくても接触の可能性を目視で把握できる車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1の実施形態に係る車両用灯具を示すブロック図である。
本開示の第1の実施形態に係る車両用灯具が照射する描画パターンを示す平面図である。
本開示の第1の実施形態に係る車両用灯具の動作の手順を示すフロー図である。
本開示の第2の実施形態に係る車両用灯具を示すブロック図である。
本開示の第2の実施形態に係る車両用灯具の動作の手順を示すフロー図である。
本開示の第3の実施形態に係る車両用灯具を示すブロック図である。
本開示の第3の実施形態に係る車両用灯具の動作の手順を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態に係る車両用灯具を説明するが、本開示は以下の実施形態に限られるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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