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公開番号2025133868
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025113020,2023034181
出願日2025-07-03,2023-03-07
発明の名称作業機械を制御するためのシステム及び作業機械を制御するための方法
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F02D 29/02 20060101AFI20250904BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】蓄電装置の蓄電残量が低くなった場合、さらに電力消費の低減を図ること。
【解決手段】蓄電装置2からの電力によって駆動する電動モータ4と、電動モータ4によって駆動する油圧ポンプ12とを備え、油圧ポンプ12から供給される作動油によって駆動する作業機械100を制御するためのシステム1であって、コントローラ9を備え、コントローラ9は、蓄電装置2の蓄電残量を検出し、蓄電残量に基づいて、オートアイドル制御を行う際のアイドル回転数を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電装置からの電力によって駆動する電動モータと、前記電動モータによって駆動する油圧ポンプとを備え、前記油圧ポンプから供給される作動油によって駆動する作業機械を制御するためのシステムであって、
コントローラを備え、
前記コントローラは、
前記蓄電装置の蓄電残量を検出し、
前記蓄電残量に基づいて、オートアイドル制御を行う際のアイドル回転数を制御する、
システム。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記蓄電残量と、前記蓄電残量の所定の閾値とに基づいて、オートアイドル制御を行う際のアイドル回転数を、第1アイドル回転数を選択するか、前記第1アイドル回転数より低い第2アイドル回転数を選択するかを制御する、
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記蓄電残量が所定の閾値より大きいと判定された場合、前記第1アイドル回転数を選択し、前記蓄電残量が所定の閾値以下と判定された場合、前記第1アイドル回転数より低い前記第2アイドル回転数を選択する、
請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
蓄電装置からの電力によって駆動する作業機械を制御するための方法であって、
前記蓄電装置の蓄電残量を検出することと、
前記蓄電残量に基づいて、オートアイドル制御を行う際のアイドル回転数を制御することと、
を含む、方法。
【請求項5】
前記蓄電残量と、前記蓄電残量の所定の閾値とに基づいて、オートアイドル制御を行う際のアイドル回転数を、第1アイドル回転数を選択するか、前記第1アイドル回転数より低い第2アイドル回転数を選択するかを制御することと、
を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記蓄電残量が所定の閾値より大きいと判定された場合、前記第1アイドル回転数を選択し、前記蓄電残量が所定の閾値以下と判定された場合、前記第1アイドル回転数より低い前記第2アイドル回転数を選択することと、
を含む、請求項5に記載の方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業機械を制御するためのシステム及び作業機械を制御するための方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
電動式油圧ショベルにおいて、電動モータの電力消費の低減を図るために、操作手段の操作位置が中立位置にある場合は、ローアイドル回転数となるように、電動モータの電圧を制御するオートアイドル制御が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-078277号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術においては、操作手段の操作位置が中立位置にある場合に、ローアイドル回転数となるように、電動モータの電圧を制御することにより、バッテリの電力消費を抑えることが可能である。ところが、特許文献1は、バッテリの蓄電残量に関わらない制御であるため、蓄電装置の蓄電残量が少なくなった場合には、さらに電力消費の低減を図ることが望ましい。
【0005】
本開示は、蓄電装置の蓄電残量が少なくなった場合に、さらに電力消費の低減を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る作業機械を制御するためのシステムは、蓄電装置からの電力によって駆動する電動モータと、前記電動モータによって駆動する油圧ポンプとを備え、前記油圧ポンプから供給される作動油によって駆動する作業機械を制御するためのシステムであって、コントローラを備え、前記コントローラは、前記蓄電装置の蓄電残量を検出し、前記蓄電残量に基づいて、オートアイドル制御を行う際のアイドル回転数を制御する。
【0007】
本開示に係る作業機械を制御するための方法は、蓄電装置からの電力によって駆動する作業機械を制御するための方法であって、前記蓄電装置の蓄電残量を検出することと、前記蓄電残量に基づいて、オートアイドル制御を行う際のアイドル回転数を制御することと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、蓄電装置の蓄電残量が低くなった場合、さらに電力消費の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る作業機械の構成を概略的に示す斜視図である。
図2は、第1実施形態に係る作業機械の制御に関する構成を概略的に示す図である。
図3は、第1実施形態に係るコンピュータシステムを示すブロック図である。
図4は、第1実施形態に係る、蓄電装置の蓄電残量が所定の閾値まで低下していないときのオートアイドル制御の一例を示す図である。
図5は、第1実施形態に係る、蓄電装置の蓄電残量が所定の閾値まで低下したときのオートアイドル制御の一例を示す図である。
図6は、第1実施形態に係る作業機械を制御するための方法の一例を示すフローチャートである。
図7は、第2実施形態に係る、蓄電装置の蓄電残量が所定の閾値まで低下していないときのオートアイドル制御の一例を示す図である。
図8は、第2実施形態に係る、蓄電装置の蓄電残量が所定の閾値まで低下したときのオートアイドル制御の一例を示す図である。
図9は、作業機械の制御に関する構成の変形例を概略的に示す図である。
図10は、作業機械の制御に関する構成の変形例を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本開示は実施形態に限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
(【0011】以降は省略されています)

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